ケビン・コスナー

アメリカの映画俳優、映画監督、映画プロデューサー (1955 - ) From Wikipedia, the free encyclopedia

ケヴィン・コスナー: Kevin Costner1955年1月18日 - )は、アメリカ合衆国映画俳優映画監督映画プロデューサー。監督・製作・主演を務めた『ダンス・ウィズ・ウルブズ』(1990年)でアカデミー作品賞アカデミー監督賞ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した。

本名 Kevin Michael Costner
生年月日 (1955-01-18) 1955年1月18日(71歳)
概要 ケヴィン・コスナー Kevin Costner, 本名 ...
ケヴィン・コスナー
Kevin Costner
Kevin Costner
本名 Kevin Michael Costner
生年月日 (1955-01-18) 1955年1月18日(71歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国カリフォルニア州リンウッド
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
身長 185 cm
職業 俳優映画監督映画プロデューサー
ジャンル 映画
活動期間 1974年 -
活動内容 1983年:映画デビュー
1990年:アカデミー賞受賞
配偶者 シンディ・シルバ(1978年 - 1994年)
クリスティーン・バウムガートナー(2004年 - )
主な作品
受賞
アカデミー賞
作品賞
1990年ダンス・ウィズ・ウルブズ
監督賞
1990年『ダンス・ウィズ・ウルブズ』
ベルリン国際映画祭
銀熊賞(特別個人貢献賞)
1991年『ダンス・ウィズ・ウルブズ』
放送映画批評家協会賞
生涯功労賞
2015年 長年の映画界への貢献に対して
エミー賞
男優賞(ミニシリーズ/テレビ映画部門)
2012年宿敵 因縁のハットフィールド&マッコイ
ゴールデングローブ賞
監督賞
1990年『ダンス・ウィズ・ウルブズ』
男優賞(テレビ映画・ミニシリーズ部門)
2012年『宿敵 因縁のハットフィールド&マッコイ』
主演男優賞(ドラマシリーズ部門)
2022年イエローストーン
ゴールデンラズベリー賞
最低作品賞
1997年ポストマン
最低監督賞
1997年『ポストマン』
最低主演男優賞
1991年ロビン・フッド
1994年ワイアット・アープ
1997年『ポストマン』
最低リメイク賞
1994年『ワイアット・アープ』
セザール賞
名誉賞
2013年
全米映画俳優組合賞
キャスト賞
2016年ドリーム
男優賞(テレビ映画・ミニシリーズ)
2012年『宿敵 因縁のハットフィールド&マッコイ』
日本アカデミー賞
最優秀外国語作品賞
1991年『ダンス・ウィズ・ウルブズ』
その他の賞
全米監督協会賞
長編映画監督賞
1990年『ダンス・ウィズ・ウルブズ』
ハリウッド名声の歩道
2003年
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経歴

1955年、カリフォルニア州ロサンゼルス郊外のリンウッドに生まれる[1]ドイツアイルランド、 チェロキー族インディアンの混血である[2][3][4]。少年時代より野球アメリカンフットボールに熱中し、ハイスクール時代には全米選抜に選ばれた経験を持つ[1]カリフォルニア州立大学フラトン校経営学を学び[1]、卒業前にサウス・アクターズ・コーポに参加[5]。短期の就職期間を経て、俳優業に専念することを選ぶ。

下積みを経て『女優フランシス』(1982年)で本格デビューするが、出演シーンは決定版でカットされる[5]。『再会の時』(1983年)でも同じ目に遭うが、ローレンス・カスダン監督と親しくなり、『シルバラード』(1985年)に出演する。同年には『ファンダンゴ』で主役を演じ、ケヴィン・レイノルズ監督と以後も組むことになる。

2003年、第56回カンヌ国際映画祭でのコスナー

1987年、『アンタッチャブル』の主演に抜擢され、ショーン・コネリーロバート・デ・ニーロを相手に正義感溢れる主人公を演じる。「ゲイリー・クーパーの再来[1]」と評価され、遅咲きながらハリウッドのトップスターの仲間入りをする。

フィールド・オブ・ドリームス』(1989年)や『ロビン・フッド』(1991年)、『ボディガード』(1992年)では善き父親やヒーローを演じる一方、『JFK』(1991年)や『パーフェクト・ワールド』(1993年)ではシリアスな役柄にも挑む。監督業やプロデューサー業にも進出し、1990年の『ダンス・ウィズ・ウルブズ』ではアカデミー賞最優秀作品賞最優秀監督賞を授与され、後のクリント・イーストウッドと共に、オスカー監督兼俳優としての地位を得た。

1995年の『ウォーターワールド』は、ハワイ島沖の巨大海上セットで撮影した大作として注目されたが、期待されたほどの成績を収められない結果に終わった。

『ロビン・フッド』と『ワイアット・アープ』(1994年)ではゴールデンラズベリー賞最低主演男優賞、『ポストマン』(1997年)では最低監督賞および最低主演男優賞をそれぞれ受賞した[6][7][8]

近年では2012年放送のミニシリーズ『宿敵 因縁のハットフィールド&マッコイ』の演技でエミー賞ゴールデン・グローブ賞の主演男優賞を獲得するなど評価された。

1998年から1999年にかけて、スバルレガシィツーリングワゴンのCMに出演している。

私生活

家族

前妻のシンディ・シルバとはキャンパスから下積み時代まで苦楽を共にし、3人の子供を持つおしどり夫婦として知られたが、『ウォーターワールド』撮影当時コスナーの不倫スキャンダルが発覚し、1994年に慰謝料100億円を支払って離婚した[9]

2004年に19歳年下のクリスティーン・バウムガートナーと再婚し、2007年に1児を儲けている[10]が2023年の時点ではバウムガートナーから離婚を申請されている[11]。また、元恋人との間にも息子がいる[10][12]

環境保護活動

1989年のエクソンバルディーズ号原油流出事故をきっかけに、1992~1993年ごろから、石油回収技術を開発している企業オーシャン・セラピー・ソリューションズに2000万ドル以上の私財を投じて、水と油を分離させる遠心分離機を開発させた。2010年メキシコ湾原油流出事故において、事故を起こしたBPはこの装置の性能を評価し、32台を購入する契約を交わした[13]

確執

2012年には、投資に関連したことでスティーヴン・ボールドウィンから訴えられるも勝訴した[14]

主な出演作品

映画

さらに見る 公開年, 邦題 原題 ...
公開年邦題
原題
役名備考吹き替え
1982ドリーム・リーグ
Chasing Dreams
エド不明
ラブ IN ニューヨーク
Night Shift
フラット・ボーイ#1不明
女優フランシス
Frances
ルーサークレジットなし不明(TBS版)
19835人のテーブル
Table For Five
新婚の夫
ステイシーの騎士達/ラスト・ギャンブラー
Stacy's Knights
ウィル(吹き替え版なし)
テスタメント
Testament
フィル・ピトキン鈴置洋孝
1985ファンダンゴ
Fandango
ガードナー・バーンズ(吹き替え版なし)
シルバラード
Silverado
ジェイク家中宏(フジテレビ版)
渡部俊樹(配信版)
アメリカン・フライヤーズ
American Flyers
マーカス・ソマーズ(吹き替え版なし)
1986マリブ・ビーチ物語
Sizzle Beach, U.S.A.
ジミー・スコット
1987アンタッチャブル
The Untouchables
エリオット・ネス根津甚八(フジテレビ版)
山寺宏一(テレビ朝日版)
大塚芳忠(ソフト版)
津嘉山正種(テレビ東京版)
追いつめられて
No Way Out
トム・ファレル津嘉山正種(テレビ朝日版、テレビ東京版)
大塚芳忠(ソフト版)
1988さよならゲーム
Bull Durham
クラッシュ・デイヴィス津嘉山正種(テレビ朝日版、ANA版)
有川博(JAL版)
若本規夫(機内上映版3)
1989フィールド・オブ・ドリームス
Field of Dreams
レイ・キンセラ津嘉山正種(DVD版、VHS版、日本テレビ版)
ケビン・コスナーの ガンランナー
The Gunrunner
テッド(吹き替え版なし)
1990リベンジ
Revenge
コーコラン兼製作総指揮磯部勉(VHS版)
津嘉山正種(テレビ朝日版)
ダンス・ウィズ・ウルブズ
Dances with Wolves
ジョン・ダンバー / 狼と踊る男兼監督・製作
アカデミー監督賞 受賞
ゴールデングローブ賞 監督賞 受賞 
津嘉山正種(ソフト版、日本テレビ版、テレビ朝日版)
1991ロビン・フッド
Robin Hood: Prince of Thieves
ロビン・フッド津嘉山正種(ソフト版、テレビ東京版)
江原正士(フジテレビ版)
JFK
JFK
ジム・ギャリソン津嘉山正種(ソフト版、テレビ朝日版)
1992ボディガード
The Bodyguard
フランク・ファーマー兼製作津嘉山正種(ソフト版、テレビ朝日版、フジテレビ版)
大塚芳忠(ANA機内上映版)
1993パーフェクト・ワールド
A Perfect World
ロバート・“ブッチ”・ヘインズ津嘉山正種(ソフト版、テレビ東京版)
1994ワイアット・アープ
Wyatt Earp
ワイアット・アープ兼製作 
8月のメモワール
The War
スティーブン・シモンズ大塚芳忠
1995ウォーターワールド
Waterworld
マリナー兼製作大塚芳忠(ソフト版)
津嘉山正種(テレビ東京版)
1996ティン・カップ
Tin Cup
ロイ・マカヴォイ津嘉山正種(ソフト版)
原康義(フジテレビ版)
1997ポストマン
The Postman
ポストマン兼監督津嘉山正種(ソフト版、フジテレビ版)
1999メッセージ・イン・ア・ボトル
Message in a Bottle
ギャレット・ブレイク兼製作原康義
ラブ・オブ・ザ・ゲーム
For Love of the Game
ビリー・チャペル大塚芳忠(ソフト版)
津嘉山正種(テレビ朝日版)
200013デイズ
Thirteen Days
ケネス・オドネル原康義(ソフト版)
山路和弘(テレビ朝日版)
2001スコーピオン
3000 Miles to Graceland
トーマス・J・マーフィー津嘉山正種
2002コーリング
Dragonfly
ジョー・ダロウ
2003ワイルド・レンジ 最後の銃撃
Open Range
チャーリー・ウェイト兼監督・製作
2005ママが泣いた日
The Upside Of Anger
デニー・デーヴィス(吹き替え版なし)
迷い婚 -全ての迷える女性たちへ-
Rumor Has It
ボー・バローズ仲野裕
2006守護神
The Guardian
ベン・ランドール森田順平
2007Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼
Mr. Brooks
アール・ブルックス兼製作仲野裕
2008チョイス!
Swing Vote
バド・ジョンソン内田直哉
2009ネスト
The New Daughter
ジョン・ジェームズ津嘉山正種
2010カンパニー・メン
The Company Men
ジャック・ドーラン(吹き替え版なし)
2013マン・オブ・スティール
Man of Steel
ジョナサン・ケント津嘉山正種
2014エージェント:ライアン
Jack Ryan: Shadow Recruit
ウィリアム・ハーパー中村秀利
ラストミッション
3 Days to Kill
イーサン・レナー津嘉山正種
ドラフト・デイ
Draft Day
ソニー・ウィーヴァー・ジュニア森田順平
Black or Whiteエリオット・アンダーソン兼製作N/A
2015マクファーランド 栄光への疾走
McFarland, USA
ジム・ホワイト(吹き替え版なし)
2016バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
Batman v Superman: Dawn of Justice
ジョナサン・ケント内田直哉
クリミナル 2人の記憶を持つ男
Criminal
ジェリコ・スチュアート日本では2017年2月公開[15]
ドリーム
Hidden Figures
アル・ハリソン仲野裕
2017モリーズ・ゲーム
Molly's Game
ラリー・ブルーム内田直哉
2018ホイットニー 〜オールウェイズ・ラヴ・ユー〜
Whitney
本人役ドキュメンタリー映画(吹き替え版なし)
2019ザ・テキサス・レンジャーズ
The Highwaymen
フランク・ヘイマーNetflixオリジナル映画磯部勉
エンツォ レーサーになりたかった犬とある家族の物語
The Art of Racing in the Rain
エンツォ声の出演菅生隆之
2020すべてが変わった日
Let Him Go
ジョージ・ブラックリッジ兼製作原康義
2021ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット
Zack Snyder's Justice League
ジョナサン・ケント内田直哉
2024
Horizon: An American Saga - Chapter 1
ヘイズ・エリソン兼監督・脚本・製作

Horizon: An American Saga - Chapter 2
TBA
Horizon: An American Saga - Chapter 3

Horizon: An American Saga - Chapter 4
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テレビシリーズ

さらに見る 放映年, 邦題 原題 ...
放映年邦題
原題
役名備考吹き替え
1985世にも不思議なアメージング・ストーリー
Amazing Stories
機長第1シーズン第5話「最後のミッション」磯部勉
2012宿敵 因縁のハットフィールド&マッコイ
Hatfields & McCoys
“デビル”・アンス・ハットフィールド計3話のミニシリーズ
兼製作
別題『ハットフィールド&マッコイ:実在した一族vs一族の物語』
大塚明夫
2018-2024イエローストーン
Yellowstone
ジョン・ダットン主演兼製作総指揮原康義
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日本語吹き替え

専属声優(フィックス)

津嘉山正種
1988年の『さよならゲーム』(ANA機内上映版[16])以降、フィックス(固定)として大半の作品で吹き替えを担当[17][18][19][20]
津嘉山によるコスナーの吹き替えは同業者間でも高い評価と人気があり、「余人をもって代え難い」と評される名配役となっている[21]。また、コスナーの日本における人気は『ボディガード』などにおける津嘉山の吹き替えによる影響も大きかったのではないかと分析する声もあるほか[22][23]、津嘉山がコスナーを吹き替えた同作を観たことがきっかけで、声優業を始めたと公言している者もいる[24]
2021年1月のザ・シネマの特集『月刊吹替声優 声優【津嘉山正種】×俳優【ケビン・コスナー】』[25]にて、インタビューを受けた際には「ケビン・コスナーは私にとって、これからも当て続けていきたい俳優です」とコメントしている[注 1]

その他の担当声優

原康義[26]
メッセージ・イン・ア・ボトル』で初担当。『13デイズ』(ソフト版)を最後に長らく担当していなかったが、ドラマ『イエローストーン』で再登板を果たし、以降は後年のコスナーの吹き替えを多く担当している。
大塚芳忠
ボディガード』(ANA機内上映版)で初担当。主にキャリア中期のソフト収録用の新録を務めている。後年のインタビューでは、コスナーは感情の波風があまりなく、やり難かったと語っている[27]

このほかにも、磯部勉仲野裕内田直哉森田順平大塚明夫なども複数回、声を当てている。

監督作品

脚注

外部リンク

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