アカデミー監督賞
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| アカデミー賞監督賞 Academy Award for Best Director | |
|---|---|
最新の受賞者:ポール・トーマス・アンダーソン | |
| 受賞対象 | 映画の指揮の達成における卓越性 |
| 国 | |
| 主催 | 映画芸術科学アカデミー (AMPAS) |
| 初回 | 1929年 |
| 最新受賞者 | ポール・トーマス・アンダーソン 『ワン・バトル・アフター・アナザー』(2025年) |
| 公式サイト | oscars |
アカデミー監督賞(アカデミーかんとくしょう、Academy Award for Directing)は、アカデミー賞の一部門で、その年アメリカで公開された映画における、最も優れた映画監督にあたえられる。
この賞を受賞した98作品中71作品が、アカデミー作品賞を獲得している他、1928-1929年度を除く全ての作品が作品賞に同時ノミネートを受けていたりと、最も作品賞とのつながりを持つ賞ともいえる。
逆に作品賞を受賞しながら、監督賞にノミネートされなかった作品は『つばさ』(1927年)、『グランド・ホテル』(1932年)、『ドライビング Miss デイジー』(1989年)、『アルゴ』(2012年)、『グリーンブック』(2018年)『コーダ あいのうた』(2021年)の6作品のみである。
また、他部門にノミネートされながらも、監督賞のみの受賞となったのは『情炎の美姫』(1928年)、『スキピイ』(1930年)、『オペラハット』(1936年)、『新婚道中記』(1937年)、『ジャイアンツ』(1956年)、『卒業』(1967年)、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(2021年)の7作品。監督賞が唯一のノミネートだった『美人国二人行脚』(1927年)を含めると8作品のみとなる。
第1回は「ドラマ (Dramatic Picture)」と「コメディ (Comedy Picture)」の2部門に分かれており、前者はフランク・ボーゼイギ(第七天国)が、後者はルイス・マイルストン(美人国二人行脚)が受賞した。翌年の第2回には、ひとつの部門に統一されている。
各年の受賞者と候補者
1920年代
第1回に限り、ドラマ映画監督とコメディ映画監督がそれぞれ選ばれた。
| 年 | 受賞者 | 候補者 |
|---|---|---|
| 1927/1928 (ドラマ) |
フランク・ボーゼージ – 『第七天国』 |
ハーバート・ブレノン – 『ソレルと其の子』 キング・ヴィダー – 『群衆』 |
| 1927/1928 (コメディ) |
ルイス・マイルストン – 『美人国二人行脚』 |
テッド・ワイルド – 『ロイドのスピーディー』 |
| 1928/1929 | フランク・ロイド – 『情炎の美姫』 |
ライオネル・バリモア – 『マダムX』 ハリー・ボーモント – 『ブロードウェイ・メロディー』 アーヴィング・カミングス – 『懐しのアリゾナ』 フランク・ロイド - 『愛の曳網』 エルンスト・ルビッチ – The Patriot |
| 1929/1930 | ルイス・マイルストン – 『西部戦線異状なし』 |
クラレンス・ブラウン – 『アンナ・クリスティ』、『ロマンス』 ロバート・Z・レナード – 『結婚双紙』 エルンスト・ルビッチ – 『ラヴ・パレイド』 キング・ヴィダー – 『ハレルヤ』 |
1930年代
| 年 | 受賞者 | 候補者 |
|---|---|---|
| 1930/1931 | ノーマン・タウログ – 『スキピイ』 |
クラレンス・ブラウン – 『自由の魂』 ルイス・マイルストン – 『犯罪都市』 ウェズリー・ラッグルス – 『シマロン』 ジョセフ・フォン・スタンバーグ – 『モロッコ』 |
| 1931/1932 | フランク・ボーゼイジ – 『バッド・ガール』 |
キング・ヴィダー – 『チャンプ』 ジョセフ・フォン・スタンバーグ – 『上海特急』 |
| 1932/1933 | フランク・ロイド – 『カヴァルケード』 |
フランク・キャプラ – 『一日だけの淑女』 ジョージ・キューカー – 『若草物語』 |
| 1934 | フランク・キャプラ – 『或る夜の出来事』 |
ヴィクター・シャーツィンガー – 『恋の一夜』 W・S・ヴァン・ダイク – 『影なき男』 |
| 1935 | ジョン・フォード – 『男の敵』 |
ヘンリー・ハサウェイ – 『ベンガルの槍騎兵』 フランク・ロイド – 『戦艦バウンティ号の叛乱』 |
| 1936 | フランク・キャプラ – 『オペラ・ハット』 |
グレゴリー・ラ・カーヴァ – 『襤褸と宝石』 ロバート・Z・レナード – 『巨星ジーグフェルド』 W・S・ヴァン・ダイク – 『桑港』 ウィリアム・ワイラー – 『孔雀夫人』 |
| 1937 | レオ・マッケリー – 『新婚道中記』 |
ウィリアム・ディターレ – 『ゾラの生涯』 シドニー・フランクリン – 『大地』 グレゴリー・ラ・カーヴァ – 『ステージ・ドア』 ウィリアム・A・ウェルマン – 『スタア誕生』 |
| 1938 | フランク・キャプラ – 『我が家の楽園』 |
マイケル・カーティス – 『汚れた顔の天使』 マイケル・カーティス – 『四人の姉妹』 ノーマン・タウログ – 『少年の町』 キング・ヴィダー – 『城砦』 |
| 1939 | ヴィクター・フレミング – 『風と共に去りぬ』 |
フランク・キャプラ – 『スミス都へ行く』 ジョン・フォード – 『駅馬車』 サム・ウッド – 『チップス先生さようなら』 ウィリアム・ワイラー – 『嵐が丘』 |
1940年代
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
| 年 | 受賞者 | 候補者 |
|---|---|---|
| 2020/21 | クロエ・ジャオ – 『ノマドランド』 |
トマス・ヴィンターベア – 『アナザーラウンド』 デヴィッド・フィンチャー – 『Mank/マンク』 リー・アイザック・チョン – 『ミナリ』 エメラルド・フェネル – 『プロミシング・ヤング・ウーマン』 |
| 2021 | ジェーン・カンピオン – 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』 |
ポール・トーマス・アンダーソン – 『リコリス・ピザ』 ケネス・ブラナー – 『ベルファスト』 濱口竜介 – 『ドライブ・マイ・カー』 スティーヴン・スピルバーグ – 『ウエスト・サイド・ストーリー』 |
| 2022 | ダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート – 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』 |
トッド・フィールド - 『TAR/ター』 マーティン・マクドナー - 『イニシェリン島の精霊』 リューベン・オストルンド - 『逆転のトライアングル』 スティーブン・スピルバーグ - 『フェイブルマンズ』 |
| 2023 | クリストファー・ノーラン – 『オッペンハイマー』 |
ジュスティーヌ・トリエ - 『落下の解剖学』 マーティン・スコセッシ - 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』 ヨルゴス・ランティモス - 『哀れなるものたち』 ジョナサン・グレイザー - 『関心領域』 |
| 2024 | ショーン・ベイカー – 『ANORA アノーラ』 |
ジャック・オーディアール - 『エミリア・ペレス』 ブラディ・コーベット - 『ブルータリスト』 コラリー・ファルジャ - 『サブスタンス』 ジェームズ・マンゴールド - 『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』 |
| 2025 | ポール・トーマス・アンダーソン – 『ワン・バトル・アフター・アナザー』 |
クロエ・ジャオ - 『ハムネット』 ジョシュ・サフディ - 『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』 ヨアキム・トリアー - 『センチメンタル・バリュー』 ライアン・クーグラー - 『罪人たち』 |