コンドル (1975年の映画)

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コンドル』(Three Days of the Condor)は、1975年アメリカ合衆国サスペンス映画。監督はシドニー・ポラック、出演はロバート・レッドフォードフェイ・ダナウェイなど。ポリティカル・サスペンスにロマンスをちりばめた作品で、原作はジェイムズ・グレイディ英語版による『コンドルの六日間英語版』。第48回アカデミー賞では編集賞候補となった。

ニューヨークにあるアメリカ文学史協会は、CIAの外郭団体として世界各国の雑誌書籍の情報分析を行っている。協会職員は学者肌のCIA分析官で構成されていた。

ある日の白昼、アメリカ文学史協会は短機関銃で武装した男3人により襲撃され、協会職員は次々と射殺される。たまたま裏口から外出していたために命拾いをしたコードネーム“コンドル”ことジョセフ・ターナー(ロバート・レッドフォード)は、CIA本部に緊急連絡し保護を求める。

CIA次官のヒギンズ(クリフ・ロバートソン)からの指示で第17課長のウィクスという男に落ち合うことになったが、そのウィクスに銃撃を受ける。辛くも逃走したが、孤立状態となったコンドルは、偶然見かけた女性写真家キャサリン・ヘイル(フェイ・ダナウェイ)を拉致同然に巻き込み、独力で真相を暴こうとする。

CIAの暗部に近づこうとするコンドルに謎の殺し屋ジョベア(マックス・フォン・シドー)が忍び寄る。

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
テレビ朝日旧版テレビ朝日新版
ジョセフ・ターナー
(コンドル)
ロバート・レッドフォード野沢那智
キャサリン・ヘイルフェイ・ダナウェイ平井道子田島令子
ヒギンズクリフ・ロバートソン小林勝彦小林清志
ジョベアマックス・フォン・シドー横森久家弓家正
アトウッドアディソン・パウエル英語版永井一郎大木民夫
ウィックスマイケル・ケーン山内雅人宮田光
サム・バーバーウォルター・マッギン英語版伊武雅刀
ウォバッシュジョン・ハウスマン村松康雄宮川洋一
ジャニスティナ・チェン英語版小宮和枝
ラップ博士ドン・マクヘンリー矢田稔
ラッセル夫人ヘレン・ステンボーグ英語版巴菁子
ジェニングスハンスフォード・ロウ
“少佐”ジェス・オスナ英語版
郵便配達人ハンク・ギャレット飯塚昭三藤本譲
メイ(サムの妻)カーリン・グリン沢田敏子
不明
その他
N/A池田勝
糸博
梓欣造
安田隆
千田光男
野島昭生
矢野陽子
岡田直子
増岡弘
秋元羊介
藤城裕士
相生千恵子
伊井篤史
村山明
大滝進矢
小島敏彦
好村俊子
高橋ひろ子
沢木郁也
田中和実
佐藤正治
木藤聡子
深見梨加
林優子
演出山田悦司福永莞爾
翻訳進藤光太
効果大野義信南部満治
大橋勝次
調整山田太平遠西勝三
制作ニュージャパンフィルム
解説淀川長治
初回放送1980年2月3日
日曜洋画劇場
1987年3月8日
『日曜洋画劇場』

テレビ朝日旧版はKADOKAWAから発売のBDに収録。

国内版DVD

  • 2008年9月11日、日本国内版が再発売された。原盤がフランスのSTUDIO CANAL社制作のPALマスター使用のために、いわゆる「PAL早回し版」となっており、再生時の速度が4パーセント早回しされ、劇場公開版(118分)より本編が約6分短く、約112分である。
  • 東北新社による以前の国内版DVDは現在は廃盤であるが、再生時間は117分である。

作品の評価

Rotten Tomatoesによれば、批評家の一致した見解は「このウォーターゲート事件後のスリラーは、シドニー・ポラック監督のまとまりのよい演出とロバート・レッドフォードとフェイ・ダナウェイの素晴らしい演技のおかげで、その時代の偏執的な傾向を捉えている。」であり、44件の評論のうち高く評価しているのは86%にあたる38件で、平均して10点満点中7.27点を得ている[2]Metacriticによれば、11件の評論のうち、高評価は6件、賛否混在は5件、低評価はなく、平均して100点満点中63点を得ている[3]

注釈

出典

外部リンク

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