ゴルゴプスカバ
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ゴルゴプスカバ Hippopotamus gorgops | |||||||||||||||||||||||||||
| 地質時代 | |||||||||||||||||||||||||||
| 更新世 | |||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Hippopotamus gorgops Dietrich, 1928 |
ゴルゴプスカバ(Hippopotamus gorgops)は、新生代更新世のアフリカ大陸から地中海の東部(レバント)にかけて生息していたカバの化石種の一つである[1]。
形態
生態

頭骨の形態から、現生種に比べて水中への適応は高かったと推定されているが、同時に陸上でも支障なく活動していたと考えられている[8]。
現生のカバは顎を大きく開くディスプレイ(所謂「あくび」)をよく行うことで知られ、化石種のカバも顎の構造などからに同様の行動を取っていたと推定されている。特にゴルゴプスカバの場合は後頭部の構造から、大きく開いた吻を他の種よりも高く持ち上げることが出来たことが示唆されている[7]。
また、現生種と同様におそらく巨大な牙で水草を掘り起こして食べていたと推定されている[2]。
成獣のゴルゴプスカバに天敵がいたのかは不明である。健康な成獣は危険な存在であり、当時の人間からも積極的な狩猟の対象とはされていなかったと考えられている[9]。当時の東アフリカではマカイロドゥス亜科などの古参のグループはすでに姿を消しており、代わりにライオン。チーター、ヒョウ、シマハイエナ、リカオンなど現生とほぼ同様の捕食者の多様性が見られた[10]。
