サルタ級潜水艦
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| サルタ級潜水艦 | |
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| 基本情報 | |
| 種別 | 通常動力潜水艦 |
| 建造所 | |
| 運用者 |
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| 建造期間 | 1970年 - 1974年 |
| 就役期間 | 1974年 - 現在 |
| 原型艦 | 209型潜水艦 |
| 建造数 | 2隻 |
| 前級 |
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| 次級 | サンタクルス級 (TR-1700型) |
| 要目 | |
| 排水量 | 浮上時: 1,158トン |
| 水中排水量 | 1,268トン |
| 全長 | 55.9 m |
| 最大幅 | 6.3 m |
| 吃水 | 5.5 m |
| 機関 | ディーゼル・エレクトリック方式 |
| 主機 | 電動機×1基 |
| 推進 | スクリュープロペラ×1軸 |
| 出力 | 4,600 hp |
| 電源 | MTU 12V493ディーゼル発電機×4基 (計1.7 MW) |
| 速力 |
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| 航続距離 |
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| 潜航深度 | 250 m |
| 乗員 | 31名(うち士官5名) |
| 兵装 | |
| FCS | シグナールMk.8 |
| レーダー | カリプソII |
| ソナー | CSU-3 |
| 電子戦・ 対抗手段 | DR-2000U |
サルタ級潜水艦(英語: Salta-class submarines)は、アルゼンチン海軍の通常動力型潜水艦の艦級[1]。西ドイツで開発された209型潜水艦シリーズに属し、設計としては209/1200型と称される[2][3][4]。
アルゼンチン海軍は、1926年に制定された10か年計画によってラテンアメリカ最強の艦隊へと押し上げられたが、この際に取得した艦艇のなかにはサンタフェ級潜水艦3隻が含まれていた[5][6]。これはイタリア製であったが、潜水艦乗員としての最初のアルゼンチン人士官の訓練はアメリカ合衆国で行われた[7]。
第二次世界大戦終結後、アルゼンチン海軍は、他国と同様にイギリス海軍およびアメリカ海軍の退役艦艇を多数取得しており、その中にはバラオ級潜水艦2隻が含まれていた[5]。しかし1960年に引き渡された艦は大戦当時のままの未改修艦であり、貸与期間は5年の更新制で、2度の更新を経て退役したが、これらはあくまで「乗員の訓練維持」にのみ意義を見出せるものであった[4][注 1]。
このことから、アルゼンチン海軍はアメリカ合衆国への依存の限界を認識し、西ドイツから潜水艦を調達することを決定[4]、1967年、209/1200型潜水艦2隻を発注した[8]。これがサルタ級である[8]。
設計
209型は、西ドイツのインジェニエーアコント・リューベック(IKL)社が設計、ホヴァルツヴェルケ=ドイツ造船(HDW)が建造を担当するという分担であった[9]。IKL社が自国の連邦海軍向けに設計した206型潜水艦を拡大したような設計であり[10]、単殻構造の1軸推進艦で、2基のバラストタンクと艦首・尾のトリムタンクを備えている[9]。
機関はディーゼル・エレクトリック方式で、MTU 12V493 TY60ディーゼルエンジン4基(出力:計2,400 bhp)によって発電機4基(出力:計1.8 MW)を駆動して発電し、電動機(出力:5,000 hp)を駆動させるという構成であった[11][12]。ディーゼル原動機については、1988年からの改修の際にMTU 12V493 AZ80へとマイナーバージョンアップされたが、出力は変わっていない[13][14]。209型ではガラス繊維(GRP)式鉛蓄電池を搭載するのが通例であるが[9]、「サルタ」については2004年からの改修の際に蓄電池の換装が行われており[13]、120セル・11,500アンペア時のファルタ式電池4基が搭載されている[14]。
装備
209型のソナーとしては、艦首にパッシブ用の円筒形アレイ、セイル前端にアクティブ用アレイを搭載するのが通例である[9]。本級の搭載システムはCSU-3と称され、アクティブ用のAN526、パッシブ用のAN5039およびアクティブ攻撃用のAN5041といったアレイを包括するほか、パッシブ測距用のDUUX-2、要撃用のDUUG-1Dも搭載された[14]。
武器管制システムとしては同世代の同系列艦で標準的なシグナールMk.8魚雷発射指揮装置が搭載され[14]、3個の目標を同時攻撃可能とされる[13]。なお電波機器として、カリプソII対水上レーダーおよびDR-2000U電波探知装置を有する[13][14]。
艦首に533mm魚雷発射管8門を備え、うち6門に再装填機構を備えている[11][12][13][14]。搭載魚雷としては、当初はMk.37短魚雷とSST-4長魚雷が用いられていたが[11][12]、後にSST-4 Mod.1に一本化された[13][14]。