シウリザクラ
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シウリザクラ(シウリ桜、学名: Padus ssiori)は、バラ科ウワミズザクラ属の落葉高木。別名、ミヤマイヌザクラ、シオリザクラ[3][4][5]。
| シウリザクラ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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福島県帝釈山 2013年6月 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 分類(APG IV) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| Padus ssiori (F.Schmidt) C.K.Schneid. (1906)[1] | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| シノニム | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| シウリザクラ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| bird cherry |
名前の由来
分布と生育環境
特徴
落葉性広葉樹の高木で、幹は直立して高さは10 - 18メートル (m) 、径は60センチメートル (cm) に達する[6]。樹皮は、幹が暗褐色で細かい裂け目があり、枝ではやや紫色を帯びた淡褐色から灰褐色で[6]、老樹になると縦に裂け目が入り、不規則な小裂片となって裂け落ち、独特な香気を発する[7]。若い枝は紫褐色で毛はない。
葉は互生し、葉柄は長さ2 - 4 cmになり毛はなく、2個(1対)の蜜腺が葉柄の上部につく[6]。葉身は長さ7 - 16 cm、幅3 - 7 cmの卵形から長楕円形で、先端は尾状にとがり、基部は心形となる[6]。葉に側脈が11 - 14対あり、表面は深緑色で無毛、裏面は淡緑色で脈の腋に少し毛があるほかは毛はない[8]。葉縁には先が芒状または刺状になってとがり、先端が腺になる細かな鋸歯がある[3][4][5]。
花期は6月ごろ[8]。花は葉の展開後に咲き、新しい枝の先に長さ12 - 20 cmの総状花序をつけ大きな試験管ブラシ状に多数の花をつける[8]。花序枝の下部に小型の葉が3 - 5個つく[8]。花は径7 - 10ミリメートル (mm) で[8]、淡黄色を帯びた白色の5弁花、花柄は長さ6 - 8 mm、花弁は円形で長さ4 - 5 mmになり花時には水平に開く。萼筒は長さ約3 mmの杯形で、内側の基部に軟毛が生え外側は無毛、萼の先は5裂し裂片の縁には腺毛状の鋸歯がある。雄蕊は多数あり、花弁より短いかほぼ同じ長さ。雌蕊は1個あり、無毛で花弁と同じ長さ、先端は盤状に広がった柱頭になる。果実は長さ7 - 10 mm、径8 mmの卵状球形の核果で、赤く熟し7 - 8月には暗赤色から黒色に熟す。完熟しても苦味がある[3][4][5]。