シオラパルク
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シオラパルク Siorapaluk | |
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シオラパルク(2008年8月) | |
| 北緯77度47分08秒 西経70度38分00秒 / 北緯77.78556度 西経70.63333度座標: 北緯77度47分08秒 西経70度38分00秒 / 北緯77.78556度 西経70.63333度 | |
| 国 |
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| 自治領 |
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| 市 |
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| 人口 (2024年[1]) | |
| • 合計 | 35人 |
| 等時帯 | UTC-2 |
| • 夏時間 | UTC-1 |
| 郵便番号 |
3971 Qaanaaq |
シオラパルク(グリーンランド語西部方言:Siorapaluk)もしくは ヒウラパルク(グリーンランド語北部方言:Hiurapaluk)は、グリーンランド北部のアヴァンナータ自治体のカーナーク地区にある集落。グリーンランド最北端の集落[2]であるとともに、先住民集落としては世界最北である[注釈 1][2]。人口は35人(2024年1月時点[1])。村民は極地イヌイットの言葉であるイヌクトゥン語(グリーンランド語北部方言)とともにカラーリット語(グリーンランド語西部方言)を使用する。村民の多くは、1880年頃にカナダ領の地域(現在のヌナブト準州)からスミス海峡を渡って来たカナダ・イヌイットの子孫である[2]。
産業
住民は主に捕鯨・アザラシ猟に従事している。漁業は限られたものであり、住民は家庭内の生産品によって生活をしている。店舗や学校、公共事業のほか、ある程度は観光によって雇用が生み出されている[2]。
インフラ



シオラパルクには発電所がある[2]。上下水道システムはなく、飲用水は夏季には小川から、冬季には氷を溶かして得られる[2]。ゴミはゴミ捨て場に集積され、定期的に燃やされるが、ゴミやし尿の処理は大きな問題である[2]。
テレグリーンランド (TELE Greenland A/S) が有線の電信電話サービスを提供している[2]。また、ラジオやテレビの衛星放送が視聴可能である[2]。
集落の店舗と郵便局は同じ建物に同居している[2]。集落には集落事務所 (settlement office) 、看護ステーション (nursing station)や、集会場としても使用されるサービスハウス (service house) 、共同シャワー施設、共同ランドリーなどもある[2]。
集落には公的な宿泊施設は存在しないが、民家に宿泊したり、テントを張ることが可能である[2]。
2006年に集落には学校 Evap Atuarfia が設立された。学校は、礼拝堂および小さな図書館と同じ建物に入居している[2]。医療施設はないが、定期的に内科医と歯科医が巡回に来る。
交通
集落の北にシオラパルクヘリポートがあり、グリーンランド航空が通年運営している[2]。チューレ空軍基地経由でカーナーク空港とサヴィッシヴィク・ヘリポート便を運航している[4]。週2便の運航で、グリーンランド政府から補助金を受けている。空軍基地の乗り換えでは、デンマーク外務省からアクセス制限がかけられることがある[5]。
冬季には、犬ぞりやスノーモービルが輸送手段に加わる[2]。
7月から9月にかけては船が集落に接近できるが、集落には港湾施設がないため、浜で荷卸しや荷積みが行われる[2]。