シマハゼ

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シマハゼは、チチブ属に属す2種のハゼの総称。トラハゼとも呼ばれ、黒色の縞模様が名前の由来。

概要 シマハゼ, 分類(Eschmeyer's Catalog) ...
シマハゼ
アカオビシマハゼ
分類(Eschmeyer's Catalog[1]
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: ハゼ目 Gobiiformes
: オクスデルクス科 Oxudercidae
: チチブ属 Tridentiger
階級なし : シマハゼ
和名
シマハゼ(縞鯊)
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分布

形態

全長は5-10cm[2]脊椎骨数は26頭部から尾部にかけて2本の黒色縦帯がある。縦列鱗数が50以上。全長15mm前後で体側の縦帯が出始め、着底する20mm前後で2本の黒色縦帯が明瞭になり、婚姻色が出るまで顕著。婚姻色を示すオスは、頭、体、各鰭が黒くなる[5]。また、オスは頭周りに白点が散在する[3]。体は太短くやや側扁した円筒形。両顎の外側歯が3尖頭である。頭部の感覚管はよく発達し頬の孔器配列は縦列パターン [4]

生態

主に内湾や河川汽水域に生息する[4]。タイドプール、岩礁[3]、泥底の石やカキ殻の下や間に単独で見られる[4][5]。繁殖期は春から夏で[5][2]、石の下やカキ殻の中に産卵し[3][2][5]、オスは産卵後も巣にとどまり、ふ化するまで、卵を保護する[2]。小型の水生生物や、藻類を食す[3]

下位分類

感覚菅開孔、両眼間隔幅、臀鰭の模様、胸鰭の最上軟条の遊離、頭腹面に細かい白色点があるかどうかで、下の2種に区別される[5][2][4][6]

研究史

1900年東京湾で発見されたハゼに対し、JordanとSnydeが新種として発表したときに、シマハゼという和名が提唱された。この発表時に提示された標本はアカオビシマハゼであった。しかし、彼らはこの新種を翌年に、ロシア沿海州1881年に発見されていたTridentiger bifasciatusと同一種とした。このロシアのTridentiger bifasciatusタイプ標本はシモフリシマハゼのものであった。1988年、シマハゼには2種が含まれることが判明し、シモフリシマハゼアカオビシマハゼという標準和名が提唱された[6]

1936年T. buccoT. marllloralllsT. genimaclllatllsが、アカオビシマハゼの学名であるT. trigonocephalllsの異名とされた。そのうち、T. buccoはシモフリシマハゼのことであり、他2つは別種に対しつけられた学名であったと後に判明した[6]

ギャラリー

脚注

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