シャハン・アルズルーニ

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生誕 (1943-06-08) 1943年6月8日(82歳)
トルコの旗 トルコ イスタンブール
公式サイト sahanarzruni.com
シャハン・アルズルーニ
Շահան Արծրունի
2026年
基本情報
生誕 (1943-06-08) 1943年6月8日(82歳)
トルコの旗 トルコ イスタンブール
ジャンル クラシック音楽
職業 作曲家ピアニスト
公式サイト sahanarzruni.com

シャハン・アルズルーニアルメニア語: Շահան Արծրունի; ラテン文字転写の例:Şahan Arzruni 1943年6月8日生)は、アルメニア系アメリカ人ピアニスト民族音楽学者、教育者、作曲家、作家、興行主[1]

アルズルーニはトルコイスタンブールで古くからのアルメニア貴族の姓を受け継ぐ家庭に生まれた。父はステパン・ジライル・アルズルーニ(Stepan Jirayr Arzruni)、母はマリアム・カラパク(Maryam Kalpak)である。作曲家のシルヴァルト・カラマヌクは母方のおばであり、カラマヌクの後押しによってアルズルーニは4歳でピアノを弾き、5歳で人前で演奏するようになった[2]。一般教育はエサヤンとゲトロナガン英語版のアルメニア人学校で受け[3][4]、イスタンブール市立音楽院(現在のイスタンブール大学音楽院)ではフェルディ・シュターツァーにピアノを、ラシト・アベド(Raşit Abed)に和声を習って卒業した。

1964年にニューヨークへと渡ったアルズルーニはカルースト・グルベンキアン財団から奨学金を得てジュリアード音楽院で更なる研鑽を積んだ。音楽院での教授陣にはピアノのサッシャ・ドロドニツキ、室内楽のフェリックス・ガリミール、ピアノ文献のジョゼフ・ブロック、作曲のホール・オーヴァートンらがいた。ジュリアード音楽院を卒業したアルズルーニは1967年に学士号、1968年に修士号を取得した[5]。彼はさらにニューヨーク大学で博士研究に取り組んだ。

キャリア

アメリカ合衆国の民俗意識に触発される形で、アルズルーニは自らがアルメニア人として受け継いだ音楽のルーツを継続的に探究するようになった[6][7]。彼はアルメニアの伝統音楽を研究し、アルメニアのピアノ音楽アンソロジーを3枚録音、また8枚組のアルメニアの器楽曲と声楽曲の録音を共同企画した。他には論文の投稿、ハーバード大学コロンビア大学ミシガン大学といった大学でのシンポジウムの取りまとめを実施した。本の執筆や学術雑誌への寄稿も行っており、『ニューグローヴ世界音楽大事典』や『中世百科事典英語版』には複数の版で記事を執筆している。

スタインウェイ・アーティストであるアルズルーニは、メトロポリタン美術館の歴史的楽器コレクション100周年祭開会に合わせ、同美術館で1869年製造のスタインウェイ製ピアノを演奏した[8]。2001年にはワシントンD.C.にあるアメリカ議会図書館の招きに応じて、アルメニアの礼拝用聖歌に関する講義を行った[9]

アルズルーニはヴィクター・ボーグと共演し、ボーグのコンサートでコントの常識人役を演じた。1980年のロイヤル・バラエティー・パフォーマンス英語版での御前上演では、2人はリストハンガリー狂詩曲第2番をボーグが面白おかしくピアノデュオ編曲したものを演奏している[10][11]

アルズルーニは『ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジョニー・カーソン英語版』、『マイク・ダグラス・ショー英語版』や数多くの公共放送サービスの特別番組でテレビやラジオ放送へ出演したほか、BBCなどの欧州のラジオネットワークへの録音を行った。御前上演はホワイトハウスで行ったのに加え、イギリス、デンマーク、スウェーデン、アイスランドの宮廷で披露してきている。2008年にアルメニアのエレバン音楽院から名誉博士号の授与を受けた。2015年にはアルメニアの最高位の文化賞であるモヴセス・ホレナツ・メダル英語版を大統領から授与された[12]

2017年と2019年、そして再び2022年と2024年にアルメニアの様々な州ならびにアルツァフ共和国を訪れ、若い音楽家たちに指導を行うとともにリサイタルで演奏を披露した。道中、人里離れた古い修道院に立ち寄っては探索や写真撮影を行った。この記録はイスタンブールで出版されたParos monthlyの連載記事の素材となった。

新型コロナウイルス感染の流行期には、オンラインのミニコンサート「Together for Armenia」を監修し、アルメニアの財政支援に充てた[13][14]

以下のレーベルへの録音がある。New World Records[15]、Composers Recordings、Musical Heritage Society、Hearts of Space、フィリップスヴァレーズ・サラバンド、Good Music[16]、Positively Armenian、Kalan Müzik、ABGU英語版

受賞歴

ディスコグラフィ

奏者として

興行主として

  • 小アジアのアルメニア人作曲家たち(2008年、Kalan)
  • シルヴァルト・カラマヌク: Memories of Love / CD2枚組(2005年、Charents Museum of Literature and Arts)
  • シルヴァルト・カラマヌク: Children's Songs(2003年、Charents Museum of Literature and Arts)
  • シルヴァルト・カラマヌク: Choral Music(2001年、アルバニー・レコード
  • マカル・エクマリアン: Divine Liturgy(2002年、Diocese of Armenian Church of America [Eastern])
  • ニコル・ガランデリアン: Children's Songs(2001年、Fund for Armenian Relief)
  • コハリク・ガザロシアン: A Memorial Album(1997年、private)
  • A Survey of Armenian Music / LP8枚組 – 共同企画(1987、Positively Armenian)
  • コミタス: A Centenary Album / LP2枚組 – 芸術監督(1970年、Komitas Centennial Committee)

著作

出典

外部リンク

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