シュロソウ属
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山地の林下や湿った草地に生える、太い根茎のある多年草。葉は基本的に大型で、縦にしわをもち、葉の基部は鞘状に茎をかこむ。
花は茎の先に円錐花序をつけ、両性または単性。花被片は6個あり、白色、黄緑色、緑色、ときに暗紫褐色になるものがある。雄蕊は6本あり、花柱は3本ある。果実は蒴果となる。本属の多くがジェルビン、シクロパミンなどのアルカロイドを含む有毒植物である。
北半球の温帯に分布する。Britannicaによれば、世界に約25-30種存在するとしている[1]。また、World Flora Online (WFO) 2025年12月版リストには、認定種が26種[2]、 Plants of the World Online (POWO)には24種が掲載されている[3]。日本にはシュロソウ類とバイケイソウ類が北海道から九州に分布する。シュロソウ類は変種が多く、独立種とするか変種とするかは文献によって異なることがある[4]。
日本に分布する種
- 広義(シュロソウ) V. maackii[5]
- ホソバシュロソウ V. m. var. maackioides
- シュロソウ(オオシュロソウ) V. m. var. reymondianum
- アオヤギソウ V. m. var. parviflorum
- タカネアオヤギソウ V. m. var. longibracteatum
- ムラサキタカネアオヤギソウ(タカネシュロソウ) V. m. var. longibracteatum f. atropurpureum
- バイケイソウ V. oxysepalum
- ミヤマバイケイソウ V. alpestre → バイケイソウに統合[4]
- コバイケイソウ V. stamineum
- ウラゲコバイケイ V. s. var. lasiophyllum
- ミカワバイケイソウ V. s. var. micranthum
- オオバイケイソウ V. maximum
- コシジバイケイソウ V. nipponicum → 未認定(unplaced)とされている[6][7]