シュロソウ

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シュロソウ
シュロソウ、伊吹山、滋賀県米原市にて、2013年8月18日撮影
シュロソウ、2013年8月
伊吹山滋賀県米原市にて
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 単子葉類 monocots
: ユリ目 Liliales
: シュロソウ科 Melanthiaceae
: シュロソウ属 Veratrum
: シュロソウ(広義)
Veratrum maackii[1]
変種 : シュロソウ
V. m. var. reymondianum
学名
Veratrum maackii Regel var. reymondianum (O.Loes.) H.Hara[2]
和名
シュロソウ

シュロソウ(棕櫚草、学名:Veratrum maackii Regel var. reymondianum (O.Loes.) H.Hara)は、シュロソウ科シュロソウ属分類される多年草の1[3][4][5][6][7]名(Veratrum)は、根にくしゃみを起こす成分を含むことを意味し、種小名maackii)は、ロシア植物学者であるリヒャルト・マークへの献名[8]和名は、根もとの葉梢にシュロの毛のような繊維がついていることに由来する[3][6]

の基部に葉梢が枯れてシュロ毛状の黒褐色の繊維が残る[5][6]。茎は固く縦すじがあり[6]、高さ約50-100 cm[5]。披針形(長楕円形[5])のが根もとに集まり[3]、長さ20-30 cm、基部は鞘になって茎を抱く[5]

茎頂に円錐花序(複総状花序[6])に直径約1 cmのを多数つける[5]。花は暗紫褐色[3][4]、下部に雄花と中部以上は両性花(完全花)がつく[5][6]。雄花には子房柱頭がない[5]。両性花は雌蕊の柱頭が雄蕊よりもつきでる[5]。雄蕊は6本、花柱は3裂してそり返る[8]。花期は6月-8月[3][5]果実蒴果で長さ1-1.5 cm、楕円形[3][9]根茎有毒[6][8]

花が黄緑色のものはアオヤギソウ(青柳草、学名:Veratrum maackii Regel var. parviflorum (Maxim. ex Miq.) H.Hara[10])と呼ばれ、蒴果は長さ1.5-2 cm[5][9]。アオヤギソウの高山型はタカネアオヤギソウ(高嶺青柳草、学名:Veratrum maackii Regel var. longibracteatum (Takeda) H.Hara[11])と呼ばれている[4][12]。花序の苞葉が細長く、高さ20-60 cm[6]

分布と生育環境

種の保全状況評価

環境省による第5次レッドリストで指定を受けていないが[14]都道府県レベルでは以下の指定を受けている。土地造成[15]、植生遷移の進行や管理放棄に起因する林床の荒廃が主要な減少要因であり、イノシシシカ等による食害も懸念されている[16]

分類と近縁種との比較

脚注

参考文献

外部リンク

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