ショウジョウソウ
From Wikipedia, the free encyclopedia
| ショウジョウソウ | ||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ショウジョウソウ | ||||||||||||||||||||||||
| 分類(APG III) | ||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||
| 学名 | ||||||||||||||||||||||||
| Euphorbia cyathophora Murray[1] | ||||||||||||||||||||||||
| シノニム | ||||||||||||||||||||||||
| 和名 | ||||||||||||||||||||||||
| ショウジョウソウ(猩猩草、猩々草) | ||||||||||||||||||||||||
| 英名 | ||||||||||||||||||||||||
| fire-on-the-mountain[4] Mexican fire plant wild poinsettia painted spurge[5] various-leaved spurge[6] |
ショウジョウソウ(猩猩草[7]、学名:Euphorbia cyathophora)は、トウダイグサ科トウダイグサ属の一年草[8]。花期に頂部の苞葉が赤く色付き、園芸用に栽培されるが、世界中の熱帯を中心に帰化植物としても分布を広げている。
形態


草丈は50cm[9]-1m前後[10]。原産地をはじめとした熱帯地域では多年草であるが、日本では一般に春播きの一年草として扱われる[8]。茎は直立する。下部の茎葉は互生し、卵形で長さ3-10cm、幅1-5cm[4]。茎の先端に杯状花序を集散状につけ、花序に近い苞葉は対生し、独特のヴァイオリン状の形をしており、基部が赤く色付く[11]。花は小さく目立たないが、この赤い葉を楽しむために花壇用に栽培されたり、切り花に用いたりする[6][10]。
総苞腺体は通常1-2個で、横長楕円形[11]。花の後に蒴果を結び、裂開して卵型の種子を飛散させて繁殖する[11]。花期・果期は5月-11月頃[4]。
分布
アメリカ合衆国中部-アルゼンチン原産[11]であるが、古くから世界の熱帯-亜熱帯各地に広がり、野生化している[10]。日本には19世紀後半の明治年間に渡来し[9]、園芸用に栽培されたが、逸出の結果、現在では奄美群島・大東諸島・琉球諸島では畑地や原野に広く自生し[10][12]、小笠原諸島にも帰化している[10]。
名称
近縁種
- ショウジョウボク(Euphorbia pulcherrima[13])
- 英名のポインセチアの名称で観葉植物として栽培され、特に日本ではクリスマスに合わせて販売される。苞葉の基部のみが赤くなるショウジョウソウに対し、ショウジョウボクは苞葉全体が赤く色付くほか、茎が強く木化する違いがある[10]。
- ショウジョウソウモドキ(Euphorbia heterophylla[14])
- 日本では太平洋戦争後に沖縄県に帰化[15]。ショウジョウソウとよく混同されるが[12]、こちらは苞葉が長卵形-長楕円形で、総苞腺体が円形、頂部の色付きが白-赤紫色であるなどの違いがある[11][15]。また、Euphorbia heterophylla の学名は誤ってショウジョウソウに対して用いられる場合があり、注意が必要である[5]。
- コバノショウジョウソウ(Euphorbia dentata[16])
- 葉は卵型で長さ2-7cm、幅5-20mmとショウジョウソウより小さく、葉の縁は全縁が浅裂-波状歯裂を構成する[17]。