シーサケット・ソー・ルンヴィサイ
From Wikipedia, the free encyclopedia
| 基本情報 | |
|---|---|
| 本名 | Wisaksil Wangek |
| 階級 | スーパーフライ級 |
| 身長 | 160cm |
| リーチ | 161cm |
| 国籍 |
|
| 誕生日 | 1986年12月8日(39歳) |
| 出身地 | シーサケート県 |
| スタイル | サウスポー |
| プロボクシング戦績 | |
| 総試合数 | 66 |
| 勝ち | 58 |
| KO勝ち | 47 |
| 敗け | 7 |
| 引き分け | 1 |
シーサケット・ソー・ルンヴィサイ(タイ語: ศรีสะเกษ ศ.รุ่งวิสัย, 英語: Srisaket Sor Rungvisai、1986年12月8日 - )は、タイのプロボクサー。シーサケート県出身。元WBC世界スーパーフライ級王者。
ウォーラウット・ウォーポーシサケット(Worawut Wor Por Srisaket)[1]やシーサケット・シッサイトーン(Srisaket Sithsaithong)というリングネームを名乗ったこともある[2][3][4]。
シーサケート県の貧しい農村で生まれ13歳からムエタイを始めた。ムエタイでは芽が出なかったことで仕事を探すため付き合っていた恋人と共に田舎を出てバンコクでごみ収集の仕事を始めた。尚、この恋人とは14年間連れ添うが全財産を持ち逃げされ別れることになる[5]。
2009年3月17日、日本の後楽園ホールでウォーラウット・ウォーポーシサケットのリングネームで八重樫東とボクシングデビュー戦のライトフライ級8回戦を行うも、3回2分11秒TKO負けを喫した。当時はボクシングの経験がなく、ムエタイの練習もしていなかった[5]。このあと日本で、2009年6月と2010年2月にも試合をしているが2試合とも負けている。
2011年6月14日、エリック・ディアス・シレガーとABCOスーパーフライ級王座決定戦を行い、5回KO勝ちを収め王座獲得に成功した。
2011年11月4日、ユディー・アレマとABCOスーパーフライ級タイトルマッチを行い、4回35秒KO勝ちを収め初防衛に成功した[6]。
2012年5月8日、ウィルバー・アンドガンとABCOスーパーフライ級タイトルマッチを行い、4回2分51秒TKO勝ちを収め2度目の防衛に成功した[7]。
2012年7月2日、リオネル・マーク・デュランとABCOスーパーフライ級タイトルマッチを行い、2回2分57秒TKO勝ちを収め3度目の防衛に成功した。
2012年12月3日、アルヴィン・バイズとABCOスーパーフライ級タイトルマッチを行い、2回1分21秒KO勝ちを収め4度目の防衛に成功した[8]。
2013年5月3日、コンムアンスリ・スタジアムでWBC世界スーパーフライ級王者佐藤洋太(協栄)とWBC世界同級タイトルマッチを行い、8回1分26秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した[9]。
2013年11月15日、ナコーンラーチャシーマー県のプロヴィンシャル・スタジアムでWBC世界スーパーフライ級15位の向井寛史(六島)とWBC世界同級タイトルマッチを行い、9回1分44秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した[10]。
2014年2月17日、WBC世界スーパーフライ級王者のシーサケットと同級1位のカルロス・クアドラスの間で行われる指名試合の入札が行われ、クアドラス陣営の帝拳プロモーションが302,000ドルを提示し興行権を落札した。シーサケット陣営のナコンルアン・ボクシング・プロモーションズの提示額は209,000ドルだった[11][12]。
2014年5月31日、メキシコシティでカルロス・クアドラスとWBC世界同級タイトルマッチを行うも、8回0-3(73-78、74-77、75-77)の負傷判定負けを喫し2度目の防衛に失敗、王座から陥落した[13][14]。
2015年5月28日、ナコーンラーチャシーマー県でWBC世界スーパーフライ級2位のホセ・サルガドとWBC同級シルバー王座決定戦を行い、4回TKO勝ちを収め王座獲得に成功した[15]。勝者となったシーサケットはクアドラスへの挑戦権を獲得した[16]。
2015年11月、WBCの年次総会でWBC世界スーパーフライ級王者カルロス・クアドラスと指名試合を行うよう指令が出された[17]。
2017年3月18日、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンにてゲンナジー・ゴロフキン対ダニエル・ジェイコブスの前座でWBC世界スーパーフライ級王者ローマン・ゴンサレスとWBC世界同級タイトルマッチを行い、12回2-0(114-112×2、113-113)の判定勝ちを収め王座返り咲きに成功した[18][19][20]。
2017年4月4日、WBCはシーサケットとローマン・ゴンサレスに対し再戦指令を出した。また、この試合の勝者はカルロス・クアドラスとファン・フランシスコ・エストラーダの間で行われるWBC世界スーパーフライ級暫定王座決定戦の勝者との対戦を義務付けられた[21][22][23]。
2017年9月9日、カリフォルニア州カーソンの スタブハブ・センター・テニスコートで行われた「SUPER FLY」で、元世界4階級制覇王者でWBC世界スーパーフライ級1位のローマン・ゴンサレスと6ヵ月ぶりにダイレクトリマッチで再戦し、4回1分18秒KO勝ちを収め初防衛に成功した[24][25][26]。この試合でシーサケットは170,000ドル(約1900万円)、ゴンサレスは600,000ドル(約6700万円)のファイトマネーを稼いだ[27]。
2017年12月27日、ESPNはシーサケット・ソー・ルンヴィサイ対ローマン・ゴンサレス第2戦を2017年度の年間KO賞に選出した[28][29]。2018年1月3日、ファイトニュース・ドットコムも同戦を2017年度の年間KO賞に選出した[30][31]。
2018年2月24日、カリフォルニア州イングルウッドのザ・フォーラムで行われた「SUPER FLY2」で、元WBA・WBO世界フライ級スーパー王者でWBC世界スーパーフライ級1位のファン・フランシスコ・エストラーダとWBC世界同級タイトルマッチを行い、12回2-0(117-111、115-113、114-114)の判定勝ちを収め2度目の防衛に成功した[32][33]。この試合でシーサケットは250,000ドル(約2700万円)、エストラーダは100,000ドル(約1100万円)のファイトマネーを稼いだ[34]。
2018年7月21日、タイのバンプーンでベー・ユンキルとノンタイトル10回戦で対戦し、初回TKO勝ちを収めた。
2018年10月6日、パーククレット郡のインパクト・アリーナにて行われたONE Championship興行でWBC世界スーパーフライ級12位のイラン・ディアスとWBC世界同級タイトルマッチを行い、12回判定勝ちを収め3度目の王座防衛に成功した。
2019年1月、マッチルーム・スポーツ・USAとDAZNとの間で複数試合のプロモーション契約を交わした[35]。
2019年4月26日、アメリカ・イングルウッドのザ・フォーラムにてファン・フランシスコ・エストラーダと再戦するも、12回0-3(113-115×2、112-116)の判定負けを喫し4度目の防衛に失敗、王座から陥落した[36]。この試合でシーサケットは500,000ドル(約5400万円)、エストラーダは200,000ドル(約2100万円)のファイトマネーを稼いだ[37]。
2020年4月4日、アムナット・ルエンロンと対戦する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で試合延期になった[38]。
2020年8月1日、アムナット・ルエンロンと120ポンド契約10回戦を行い、判定勝ちを収めた[39]。
2022年2月5日、アリゾナ州フェニックスのフットプリント・センターでカルロス・クアドラスとWBC世界スーパーフライ級王座決定戦を行う予定で、現地入りもしていたが試合直前で病気にかかり欠場となった[40]。
2022年6月25日、1年3か月ぶりとなった試合をテキサス州サンアントニオのテック・ポート・アリーナでWBC世界スーパーフライ級王者のジェシー・ロドリゲスとWBC世界同級タイトルマッチを行うも、8回TKO負けで王座返り咲きに失敗した[41]。
2023年10月28日、バンコクでスックプラサード・ポンピタックに5回TKO勝ちした[42]。
2025年4月13日、錦秀会 住吉区民センターで日本スーパーバンタム級9位の山﨑海斗とスーパーバンタム級8回戦を行うも、8回0-3判定負けを喫した[43]。
戦績
- プロボクシング:66戦 58勝 (47KO) 7敗1分
| 戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2009年3月17日 | ★ | 3R 2:11 | TKO | 八重樫東(大橋) | プロデビュー戦 | |
| 2 | 2009年6月21日 | ★ | 3R 2:20 | KO | 屋富祖裕信(琉球) | ||
| 3 | 2009年8月14日 | △ | 6R | 判定 | ナワポーン・ポーチョークチャイ | ||
| 4 | 2009年11月16日 | ☆ | 3R | TKO | プラカイペッチ・アウンサワ | ||
| 5 | 2010年2月7日 | ☆ | 10R | 負傷判定 0-3 | 大庭 健司(FUKUOKA) | ||
| 6 | 2010年4月23日 | ☆ | 2R | TKO | ソラサック・ローライタジム | ||
| 7 | 2010年7月20日 | ☆ | 4R | TKO | オーシャン・ソージッティジム | ||
| 8 | 2010年10月8日 | ☆ | 4R | TKO | ヨハン・ワユディ | ||
| 9 | 2010年12月24日 | ☆ | 1R | KO | ラオカミツ タケシ(不明) | ||
| 10 | 2011年3月3日 | ☆ | 3R 1:37 | KO | モンサワン・ソーシンデック | ||
| 11 | 2011年4月12日 | ☆ | 2R | TKO | コンペッチ・シスサマート | ||
| 12 | 2011年6月14日 | ☆ | 5R 2:22 | KO | エリック・ディアス・シレガー | ABCOスーパーフライ級王座決定戦 | |
| 13 | 2011年8月19日 | ☆ | 1R | KO | ヨドペッチジン・ポーコブクア | ||
| 14 | 2011年10月11日 | ☆ | 1R | KO | ジェラサック・シスタンワレク | ||
| 15 | 2011年11月4日 | ☆ | 4R 0:35 | KO | ユディ・アレマ | ABCO防衛1 | |
| 16 | 2012年1月17日 | ☆ | 4R | 負傷判定 | ドンドン・ヒメネア | ||
| 17 | 2012年5月8日 | ☆ | 4R 2:51 | TKO | ウィルバー・アンド・ガン | ABCO防衛2 | |
| 18 | 2012年7月2日 | ☆ | 2R 2:57 | TKO | ライオネル・マーク・デュラン | ABCO防衛3 | |
| 19 | 2012年10月16日 | ☆ | 4R 1:31 | TKO | ボーイ・タント | ||
| 20 | 2012年12月3日 | ☆ | 2R 1:21 | KO | アルビン・バイス | ABCO防衛4 | |
| 21 | 2013年1月28日 | ☆ | 1R 1:18 | TKO | ヨードピチャイ・シットサイトーン | ||
| 22 | 2013年3月18日 | ☆ | 2R | KO | デン・シットサイトーン | ||
| 23 | 2013年5月3日 | ☆ | 8R 1:26 | TKO | 佐藤洋太(協栄) | WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ | |
| 24 | 2013年7月19日 | ☆ | 2R 2:15 | TKO | ジョアン・インペリアル | ||
| 25 | 2013年9月6日 | ☆ | 6R | 判定 | ロケ・ラウロ | ||
| 26 | 2013年10月8日 | ☆ | 2R | KO | ペッチ・ピティジム | ||
| 27 | 2013年11月15日 | ☆ | 7R 3:00 | KO | 向井寛史(六島) | WBC防衛1 | |
| 28 | 2014年1月21日 | ☆ | 1R | KO | ジョエル・クォン | ||
| 29 | 2014年2月18日 | ☆ | 2R 2:42 | KO | アレクシス・バラテウ | ||
| 30 | 2014年3月7日 | ☆ | 1R 2:58 | KO | デーン・ナタポールジム | ||
| 31 | 2014年4月8日 | ☆ | 4R | TKO | ガオタワン・シットサイトーン | ||
| 32 | 2014年5月31日 | ★ | 8R 0:27 | 負傷判定 0-3 | カルロス・クアドラス | WBC陥落 | |
| 33 | 2014年9月19日 | ☆ | 8R | 負傷判定 | ゾレン・パマ | ABCOスーパーフライ級王座決定戦 | |
| 34 | 2014年10月10日 | ☆ | 6R | TKO | ボイド・シマンジュンタク | ||
| 35 | 2014年11月28日 | ☆ | 3R 0:48 | KO | ボビー・コンセプシオン | ABCO防衛1 | |
| 36 | 2014年12月19日 | ☆ | 2R 2:17 | TKO | ジェミー・ゴッベル | ||
| 37 | 2015年1月23日 | ☆ | 3R | TKO | アルディ・テファ | ||
| 38 | 2015年3月20日 | ☆ | 3R | KO | マディット・サダ | ||
| 39 | 2015年5月28日 | ☆ | 4R 1:53 | TKO | ホセ・サルガド | WBCスーパーフライ級シルバー王座決定戦 | |
| 40 | 2015年7月17日 | ☆ | 1R | KO | ジャック・アミサ | ||
| 41 | 2015年8月18日 | ☆ | 2R | KO | ヘンドリック・バロングサイ | ||
| 42 | 2015年11月20日 | ☆ | 3R | TKO | フランス・ダムール・パルエ | ||
| 43 | 2016年1月22日 | ☆ | 4R | KO | アレガ・ユニアン | ||
| 44 | 2016年4月8日 | ☆ | 6R 1:29 | TKO | イカル・トビダ | ||
| 45 | 2016年6月3日 | ☆ | 3R | TKO | デトリット・シットレックペット | ||
| 46 | 2016年8月31日 | ☆ | 4R 0:44 | TKO | スーパーバンク・シットレックペット | ||
| 47 | 2016年12月15日 | ☆ | 4R | TKO | オレイ・タラドクラングラッドサワイ | ||
| 48 | 2017年3月18日 | ☆ | 12R | 判定2-0 | ローマン・ゴンサレス | WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ | |
| 49 | 2017年9月9日 | ☆ | 4R 1:18 | KO | ローマン・ゴンサレス | WBC防衛1 | |
| 50 | 2018年2月24日 | ☆ | 12R | 判定2-0 | ファン・フランシスコ・エストラーダ | WBC防衛2 | |
| 51 | 2018年7月21日 | ☆ | 1R 2:50 | TKO | ベ・ヨンキル | ||
| 52 | 2018年10月6日 | ☆ | 12R | 判定3-0 | イラン・ディアス | WBC防衛3 | |
| 53 | 2019年4月26日 | ★ | 12R | 判定0-3 | ファン・フランシスコ・エストラーダ | WBC陥落 | |
| 54 | 2020年8月1日 | ☆ | 10R | 判定3-0 | アムナット・ルエンロエン | ||
| 55 | 2020年10月3日 | ☆ | 2R 2:59 | TKO | ジョマール・ファハルド | ||
| 56 | 2021年3月13日 | ☆ | 3R 終了 | 棄権 | クワンタイ・シッモーセン | ||
| 57 | 2022年6月25日 | ★ | 8R 1:50 | TKO | ジェシー・ロドリゲス | WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ | |
| 58 | 2023年3月25日 | ☆ | 3R 1:56 | TKO | マイク・タワッチャイ | ||
| 59 | 2023年5月27日 | ☆ | 10R | 判定3-0 | エータワン・モークーテットンブリー | ||
| 60 | 2023年8月26日 | ☆ | 3R | TKO | アナン・ポンケット | ||
| 61 | 2023年10月28日 | ☆ | 5R | TKO | スックカセーム・キャッヨンユット | ||
| 62 | 2023年12月23日 | ☆ | 6R | 判定3-0 | クリティパック・ドゥアンナット | ||
| 63 | 2024年2月23日 | ☆ | 6R | 判定3-0 | ルァン・グァンヘン | ||
| 64 | 2024年8月30日 | ☆ | 6R | 判定3-0 | ウッティチャイ・ユラチャイ | ||
| 65 | 2024年11月29日 | ☆ | 1R 2:50 | KO | スラット・イアムオン | ||
| 66 | 2025年4月13日 | ★ | 8R | 判定0-3 | 山﨑海斗(六島) | スーパーバンタム級8回戦 | |
| テンプレート | |||||||