ジャダライト
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| ジャダライト (Jadarite) | |
|---|---|
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セルビア・スヴィライナツの自然史センターに展示されているジャダライト。 | |
| 分類 | ネソケイ酸塩鉱物 |
| シュツルンツ分類 | 9.AJ.40 |
| 化学式 | LiNaSiB3O7OH |
| 結晶系 | 単斜晶系 |
| 対称 | P21/n |
| 単位格子 |
a = 6.816(2), b = 13.789(2) c = 6.758(2) [Å]; β = 111.08(2)°; Z = 4 |
| モル質量 | 219.46 g/mol |
| 晶癖 | 顕微鏡的な他形粒状 |
| 断口 | 不規則~貝殻状 |
| 粘靱性 | 脆い |
| モース硬度 | 4 - 5 |
| 光沢 | 鈍い |
| 色 | 白 |
| 条痕 | 白 |
| 透明度 | 透明~白 |
| 比重 | 2.45 |
| 光学性 | 双軸性 |
| 蛍光 | 紫外線下でピンクからオレンジに弱く蛍光 |
| 文献 | [1][2] |
| プロジェクト:鉱物/Portal:地球科学 | |
ジャダライト (英語: Jadarite) もしくはヤダライト(セルビア語: Јадарит)は、リチウムとナトリウム、ホウ素などを主成分とする白色の単斜晶ケイ酸塩鉱物である[1]。組成式は LiNaSiB3O7(OH) または Na2OLi2O(SiO2)2(B2O3)3H2O で表される。
ジャダライトは2004年12月にセルビアのヤダル (セルビア語: Јадар) で採取されたドリルコアから発見され、発見地にちなんで命名された。発見地はツェル山の南西10 km (6.2 mi) の場所[3]で、ヤレビツェ村とスラティナ村で見つかり[4]、後にドラギナツ村でも見つかった[5]。
探鉱を行っていた鉱業会社リオ・ティントの地質学者が、ドリルコア中に従来知られていた鉱物のいずれとも異なる小さな丸い団塊を発見した。ロンドン自然史博物館およびカナダ国立研究評議会の鉱物学者の確認の結果、新鉱物と認められた[6]。ロンドン自然史博物館のクリス・スタンレーは、ジャダライトは鉱物学上ユニークであると評した[7]。
