ジャック・ドレイパー

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フルネーム Jack Alexander Draper
生年月日 (2001-12-22) 2001年12月22日(24歳)
ジャック・ドレイパー
Jack Draper
2023年モンテカルロ・マスターズでのドレイパー
基本情報
フルネーム Jack Alexander Draper
国籍 イギリスの旗 イギリス
出身地 イングランドの旗 イングランド
ロンドン
生年月日 (2001-12-22) 2001年12月22日(24歳)
身長 193cm
体重 85kg
利き手
バックハンド 両手打ち
デビュー年 2021年
生涯獲得賞金 8,443,805 アメリカ合衆国ドル
ツアー経歴・シングルス
ツアー通算 3勝
自己最高ランク 4位(2025年6月9日)
4大大会最高成績・シングルス
全豪オープン 4回戦(2025)
全仏オープン 4回戦(2025)
ウィンブルドン 2回戦(2022, 2024, 2025)
全米オープン ベスト4(2024)
ツアー経歴・ダブルス
ツアー通算 0勝
自己最高ランク 202位(2025年7月14日)
4大大会最高成績・ダブルス
ウィンブルドン 1回戦(2019)
4大大会最高成績・混合ダブルス
全米オープン ベスト4(2025)
2025年8月21日現在

ジャック・アレクサンダー・ドレイパーJack Alexander Draper, 2001年12月22日 - )は、イングランドロンドン出身の男子プロテニス選手。ATPランキング自己最高位はシングルス4位、ダブルス97位。これまでにATPツアーでシングルス3勝を挙げている。身長193cm、体重85kg。左利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。

ジュニア時代

2018年のウィンブルドン選手権ジュニアで決勝に進出し、曾俊欣に敗れ準優勝となった[1]。ITFジュニアランキング最高位は7位[2]

2021年 マスターズ初出場、トップ250入り

2018年にプロデビューしたものの度重なる怪我に悩まされ、2021年のマイアミ・オープンにてATPツアー公式戦に初出場。1回戦でミハイル・ククシュキンと対戦したが、熱中症により途中棄権した[3]

6月、クイーンズ・クラブ選手権にワイルドカードで出場し、当時ATPランキング23位のヤニック・シナー、39位のアレクサンダー・ブブリクに勝利してベスト8に進出[4]。準々決勝でキャメロン・ノリーに敗れた。これにより、ATPランキングでトップ250入りを果たす。当時19歳であり、イギリス人選手では2006年のアンディ・マリー以来、史上最年少であった[5]

ワイルドカードで初出場したウィンブルドン選手権では1回戦でノバク・ジョコビッチに敗れた[6]

2022年 対トップ10初勝利、トップ50入り

1月、チャレンジャーツアーのシッタ・ディ・フォルリで初優勝[7]

マイアミ・オープンでは1回戦でジル・シモンに勝利し、マスターズ初勝利を記録。ムチュア・マドリード・オープンでは1回戦で当時ATPランキング23位のロレンツォ・ソネゴに勝利した[8]。この大会後にATPランキングで99位にランクインし、トップ100入りを果たした[9]

イーストボーン国際でATPツアー初となるベスト4に進出。準決勝でマクシム・クレシーに敗れた。ストレートインで出場したウィンブルドン選手権では1回戦でワイルドカードのジズー・ベルグス英語版に勝利し、グランドスラム初勝利を記録した[10]

ナショナル・バンク・オープンでは1回戦でユーゴ・ガストンに勝利。2回戦で当時ATPランキング5位のステファノス・チチパスに勝利し、対トップ10初勝利を記録した[11]。3回戦では相手のガエル・モンフィスの途中棄権により勝利し、マスターズで初のベスト8に進出した[12]。準々決勝でパブロ・カレーニョ・ブスタに敗れた。

全米オープンでは第6シードで当時ATPランキング8位のフェリックス・オジェ=アリアシムに勝利するなどして4回戦に進出[13]。4回戦でカレン・ハチャノフと対戦したが、途中棄権により敗れた。10月24日に更新されたATPランキングで自己最高の45位にランクインした[14]

Next Gen ATPファイナルズにイギリス人選手として初出場。グループステージで第1シードのロレンツォ・ムゼッティに勝利してベスト4に進出した[15]。準決勝ではブランドン・ナカシマに敗れた[16]

2023年 ATPツアー決勝進出、負傷離脱

全豪オープンに初出場し、1回戦で当時ATPランキング2位、前年優勝のラファエル・ナダルに敗れた[17]

全豪オープンで足の痙攣に苦しみ離脱。3月のBNPパリバ・オープンで復帰し、第24シードで当時ATPランキング29位のダニエル・エバンス、元ATPランキング1位のアンディ・マリーに勝利するなどして4回戦に進出[18]。4回戦では第1シードで当時ATPランキング2位のカルロス・アルカラスと対戦したが、腹筋を痛めて途中棄権し敗れた[19]。この怪我によりマイアミ・オープンを欠場した[20]

全仏オープンに初出場したが、トマス・マルティン・エチェベリーとの1回戦で肩を痛めて途中棄権し敗れた[21]。この怪我により、グラスコートシーズンを欠場した[21]

全米オープンで復帰し、1回戦でラドゥ・アルボット、2回戦で第17シードのフベルト・フルカチュ、3回戦でマイケル・モー英語版に勝利して4回戦に進出。4回戦ではアンドレイ・ルブレフに敗れた[22]

ソフィア・オープンにてATPツアー初の決勝に進出したが、アドリアン・マナリノに敗れ準優勝となった[23]

2024年 ATPツアー2勝、全米ベスト4、オリンピック初出場

メキシコ・オープンでは1回戦で第6シードのトミー・ポール、2回戦でラッキールーザーの西岡良仁、準々決勝でミオミル・ケツマノビッチに勝利してベスト4に進出。アレックス・デミノーとの準決勝を途中棄権し敗れた。これにより、2024年3月4日に更新されたATPランキングで自己最高の37位にランクインした[24]

シュトゥットガルト・オープンでは1回戦でマルコス・ギロン英語版、準々決勝で第4シードで前年優勝のフランシス・ティアフォー、準決勝でブランドン・ナカシマに勝利して決勝に進出。決勝ではマッテオ・ベレッティーニに勝利し、ATPツアー初優勝を果たした[25]。これにより、6月24日に更新されたATPランキングで自己最高かつイギリス人選手1位となる31位にランクインした[26]。翌週開催されたクイーンズ・クラブ選手権では2回戦で当時ATPランキング2位のカルロス・アルカラスに勝利してベスト8に進出。準々決勝でトミー・ポールに敗れた[27]ウィンブルドン選手権では1回戦でエリアス・イマー英語版に勝利。2回戦でキャメロン・ノリーに敗れた[28]

7月14日、9月に開催されるデビスカップのイギリス代表に初選出された[29]パリオリンピックでは1回戦で錦織圭に勝利。2回戦で第7シードのテイラー・フリッツに敗れた[30]シンシナティ・オープンでは第9シードのステファノス・チチパスに勝利するなどして4回戦に進出。4回戦ではホルガ・ルーネに敗れた[31]

全米オープンでは1回戦で張之臻英語版と対戦し、相手の途中棄権により勝利。2回戦でファクンド・ディアス・アコスタ英語版、3回戦でボーティック・ファン・デ・ザンスフルプ、4回戦でトマーシュ・マハーチにいずれもストレート勝ちした。準々決勝では第10シードのアレックス・デミノーにストレート勝ちし、イギリス人選手では2012年のアンディ・マリー以来となるベスト4に進出した[32]。準決勝では当時ATPランキング1位のヤニック・シナーに敗れた[33]ジャパン・オープンでもベスト8に進出したが、ウーゴ・アンベールとの準々決勝で途中棄権し敗れた。

3週間後のエルステ・バンク・オープンで復帰し、1回戦で錦織圭、2回戦でルチアーノ・ダルデリ、準々決勝でトマーシュ・マハーチ、準決勝で第6シードのロレンツォ・ムゼッティに勝利して決勝に進出。決勝ではカレン・ハチャノフにストレート勝ちし、ATPツアー500初優勝を果たした[34]。これにより、10月28日に更新されたATPランキングでトップ15入りを果たした。翌週のパリ・マスターズでは1回戦でイジー・レヘチカ、2回戦で第5シードのテイラー・フリッツに勝利。3回戦で第9シードのアレックス・デミノーに敗れた[35]

2025年 マスターズ初優勝、トップ5入り

全豪オープンでは自己最高となる4回戦に進出したが、カルロス・アルカラスとの4回戦で途中棄権し敗れた[36]カタール・オープンで決勝に進出したが、アンドレイ・ルブレフに敗れ準優勝となった[37]

BNPパリバ・オープンでは4回戦で当時ATPランキング4位のテイラー・フリッツ、準決勝で同3位カルロス・アルカラスに勝利し、決勝に進出[38]。決勝ではホルガ・ルーネに勝利し、マスターズ初優勝を果たした[39]。これにより、2025年3月17日に更新されたATPランキングで自己最高の7位にランクインした[40]

ムチュア・マドリード・オープンではクレーコートの大会で初のベスト4に進出。これにより5月5日に更新されたATPランキングで5位にランクインし、イギリス人選手史上4人目となるトップ5入りを果たした[41]。準決勝も勝利して決勝に進出したが、キャスパー・ルードに敗れ準優勝となった。イタリア国際では4回戦に進出し、ATPツアー公式戦通算100勝を記録した[42]

ウィンブルドン選手権では1回戦でセバスティアン・バエスと対戦し、相手の途中棄権により勝利。2回戦でマリン・チリッチに敗れた[43]。この大会で左腕を痛め、その後のナショナル・バンク・オープンシンシナティ・オープンを欠場した[44]

全米オープンで復帰し、1回戦でフェデリコ・アグスティン・ゴメス英語版に勝利[45]。この試合で再び左腕を痛めてしまい、2回戦を前に棄権した[46]。9月8日、治療に専念するため同年の残りの大会を全て欠場することを発表した[47]

プレースタイル

攻撃的なオールラウンダーで、強力なサーブが特徴。テニスでは左利きだが実生活では右利きであるため、右手を使うバックハンドは実質的にもう一つのフォアハンドとして機能する[48]。スライスサーブとフラットサーブを巧みに使い分け、相手のリターンを許さない[49]。フォアハンドのトップスピン、スピード、安定性においてラファエル・ナダルと比較されている[50]

人物

2023年にナイキダンロップボーダフォンとスポンサー契約を結んだ[51]

兄のベン・ドレイパーが代理人を務めている[52]

マンチェスター・ユナイテッドFCのファンで、ラップやグライムを好んで聴いている[53]

同じテニス選手のポール・ジャブ英語版と同居している[54]。また、キャメロン・ノリーは定期的な練習相手である[55]

成績

略語の説明
 W   F  SF QF #R RR Q# LQ  A  Z# PO  G   S   B  NMS  P  NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.

シングルス

グランドスラム大会

大会 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026 通算成績
全豪オープン A A A A A 1R 2R 4R A 4–3
全仏オープン A A A A A 1R 1R 4R 3–3
ウィンブルドン Q1 Q1 NH 1R 2R A 2R 2R 3–4
全米オープン A A A A 3R 4R SF 2R 11–3

2025年全米2回戦の不戦敗は通算成績に含まない

大会最高成績

大会 成績
ATPファイナルズ A 出場なし
インディアンウェルズ W 2025
マイアミ 2R 2022, 2024, 2025
モンテカルロ 3R 2025
マドリード F 2025
ローマ QF 2025
カナダ QF 2022
シンシナティ QF 2024
上海 A 出場なし
パリ 3R 2024
オリンピック 2R 2024
Next Gen ATPファイナルズ RR 2022

ATPツアー決勝

シングルス:7回(優勝3回、準優勝4回)

大会グレード
グランドスラム (0–0)
ATPマスターズ1000 (1–1)
ATP500 (1–1)
ATP250 (1–2)
サーフェス別タイトル
ハード (2–3)
クレー (0–1)
芝 (1–0)
結果 通算 決勝日 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
準優勝 0–1 2023年11月11日 ブルガリアの旗 ソフィア・オープン ハード (室内) フランスの旗 アドリアン・マナリノ 6–7(6–8), 6–2, 3–6
準優勝 0–2 2024年1月13日 オーストラリアの旗 アデレード国際 ハード チェコの旗 イジー・レヘチカ 6–4, 4–6, 3–6
優勝 1–2 2024年6月16日 ドイツの旗 シュトゥットガルト・オープン イタリアの旗 マッテオ・ベレッティーニ 3–6, 7–6(7–5), 6–4
優勝 2–2 2024年10月27日 オーストリアの旗 ウィーン・オープン ハード (室内) カレン・ハチャノフ 6–4, 7–5
準優勝 2–3 2025年2月23日 カタールの旗 カタール・オープン ハード アンドレイ・ルブレフ 5–7, 7–5, 1–6
優勝 3–3 2025年3月17日 アメリカ合衆国の旗 BNPパリバ・オープン ハード デンマークの旗 ホルガ・ルーネ 6–2, 6–2
準優勝 3–4 2025年5月5日 スペインの旗 マドリード・オープン クレー ノルウェーの旗 キャスパー・ルード 5–7, 6–3, 4–6

対トップ10勝利

脚注

外部リンク

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