フベルト・フルカチュ
ポーランドの男子テニス選手
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フベルト・フルカチュ(ポーランド語: Hubert Hurkacz(ポーランド語発音: [ˈxubɛrt ˈxurkatʂ], 英語発音: /ˈhjubərt ˈhɜrkɑtʃ/[1])1997年2月11日 - )は、ポーランド・ヴロツワフ出身の男子プロテニス選手。ATPツアーでシングルス8勝、ダブルス4勝を挙げている。ATPランキング自己最高位はシングルス6位。ダブルス30位。身長196cm、右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。
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2021年全仏オープンでのフベルト・フルカチュ | ||||
| 基本情報 | ||||
| 愛称 | フビー(Hubi) | |||
| 国籍 |
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| 出身地 | 同・ヴロツワフ | |||
| 生年月日 | 1997年2月11日(29歳) | |||
| 身長 | 196cm | |||
| 体重 | 81kg | |||
| 利き手 | 右 | |||
| バックハンド | 両手打ち | |||
| デビュー年 | 2015年 | |||
| 生涯獲得賞金 | 20,116,352 アメリカ合衆国ドル | |||
| ツアー経歴・シングルス | ||||
| ツアー通算 | 8勝 | |||
| 自己最高ランキング | 6位(2024年8月5日) | |||
| 4大大会最高成績・シングルス | ||||
| 全豪オープン | ベスト8 (2024) | |||
| 全仏オープン | 4回戦 (2022・24) | |||
| ウィンブルドン | ベスト4 (2021) | |||
| 全米オープン | 2回戦 (2018・20-24) | |||
| ツアー経歴・ダブルス | ||||
| ツアー通算 | 4勝 | |||
| 自己最高ランキング | 30位(2022年7月13日) | |||
| 4大大会最高成績・ダブルス | ||||
| 全豪オープン | 1回戦(2020・21) | |||
| 全仏オープン | 2回戦(2020) | |||
| 全米オープン | 2回戦(2021) | |||
| 国別対抗戦最高成績 | ||||
| デビス杯 | プレーオフ(2016) | |||
| ATP杯 | ベスト4(2022) | |||
| 2026年7月4日現在 | ||||
2021年マイアミ・オープンで優勝し、ポーランド人選手として初のマスターズ1000優勝者となる。2023年上海マスターズ優勝者。 2020年パリ・マスターズのダブルスで優勝者。
名前の表記
選手経歴
ジュニア時代
1997年2月11日にポーランドのヴロツワフで母親はポーランドのジュニア大会で優勝をした経験を持ち、伯父はプロテニス選手、祖父は世界レベルのバレーボール選手といったスポーツに精通した家系の元に生まれた。
運動に優れた遺伝子を持ち、フルカシュはなるべくしてプロテニス選手になった。フルカシュ自身も「僕の家系は運動に適した遺伝子を持ち、スポーツに対する意欲と愛情があり、それらの要素が僕をさらに強くした」と述べている。
母親の勧めで一緒に練習をしながら、5歳からテニスを始める。当初は両親がテニスを見ていたが、後にスクールに通うことになる。次第にプロテニス選手にも興味を持ち始めて、テレビでロジャー・フェデラーをよく観ていた。
もし、テニスをしていなかったらバスケットボールかモータースポーツをしていた。もしくは学業に励んでいただろうと述べている。
2015年 プロ転向
ジュニア時代からの活躍からポーランドの有望な若手選手のひとりに選ばれた。2015年の全豪オープンジュニアダブルスでは準優勝を果たして、同年にプロ転向。年間最終ランキングは620位。
2018年 トップ100入り

全仏オープンでツアーデビュー。1回戦でテニーズ・サングレンを破り、ツアーおよびグランドスラム初勝利を挙げた。200位台からスタートした世界ランキングは、年間最終ランキングで86位まで上昇し、Next Gen ATPファイナルズにも出場した。年末にはATPの年間最優秀新人賞にノミネートされた。
2019年 ツアー初優勝 トップ50入り
ドバイ・テニス選手権では2回戦で第1シードの錦織圭を破り[5]、初のトップ10勝利を果たす。翌月のBNPパリバ・オープンでは、3回戦で再び錦織と対戦し、第1セットを落とすも逆転で勝利すると[6]、その勢いのまま、4回戦も第24シードのデニス・シャポバロフにも勝利し、初のマスターズベスト8入りを果たした。準々決勝ではロジャー・フェデラーにストレートで敗れた[7]。続くマイアミ・オープンでは2回戦でドミニク・ティームに勝利するも、3回戦でフェリックス・オジェ=アリアシムに敗れた。8月、ウィンストン・セーラム・オープンでは、第3シードで出場し、シャポバロフらを破り、初の決勝進出[8]。決勝でブノワ・ペールを6-3, 3-6, 6-3で下し、ツアー初優勝を飾った[9]。年間最終ランキングは37位。
2020年 マスターズダブルス初優勝
ATPカップではポーランド代表として出場。ドミニク・ティエム 、ボルナ・チョリッチ、ディエゴ・シュワルツマンたちに3連勝を挙げる活躍ぶりだったが、チームはラウンドロビン敗退。
全豪オープンでは第31シードとして出場して、1回戦を突破し、全豪初勝利を挙げるも、2回戦ではジョン・ミルマンに4-6, 4-6, 3-6のストレートで敗れた。ウエスタン・アンド・サザン・オープンではジョン・イズナーに初戦敗退。全米オープンでは第24シードとして出場。1回戦のペーター・ゴヨフチクを突破するも、2回戦ではアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナに4-6, 6-1, 2-6, 2-6で敗れた。BNLイタリア国際ではダニエル・エバンス、アンドレイ・ルブレフらを下すも3回戦でディエゴ・シュワルツマンに敗退。 全仏オープンでは第29シードで出場して、1回戦にテニーズ・サングレンに5-7, 6-2, 6-4, 6-7(1), 9-11のフルセットの末に敗れた。パリ・マスターズダブルスではフェリックス・オジェ=アリアシムと組んで出場すると、2回戦で第1シードのオラシオ・セバジョス/ロベルト・ファラ組、準決勝で第4シードのルカシュ・クボット/マルセロ・メロ組、決勝で第2シードブルーノ・ソアレス/マテ・パビッチ組を倒す快進撃を見せ、マスターズ1000ダブルス初優勝を果たした[10]。年間最終ランキングは34位。
2021年 マスターズ初優勝 ウィンブルドンベスト4 ATPファイナルズ初出場 トップ10入り
年始のデルレイビーチ・オープンで決勝進出。決勝ではセバスチャン・コーダを退け、優勝する幸先いいスタートを切り、ツアー2勝目を挙げた[11]。全豪オープンでは第26シードとして出場して、マイケル・イマーに初戦敗退。
3月のマイアミ・オープンでは2回戦で第6シードのデニス・シャポバロフに勝利すると、その後もミロシュ・ラオニッチ、ステファノス・チチパス、アンドレイ・ルブレフらを次々と破り[12][13]。決勝では新鋭ヤニック・シナーに7-6(4), 6-4で勝利し、ポーランド人選手初のATPマスターズ1000優勝を成し遂げた[14][15][16]。

ウィンブルドン選手権では4回戦では第2シードのダニール・メドベージェフに2-6, 7-6(2), 3-6, 6-3, 6-3のフルセットの熱戦の末、勝利を掴み、グランドスラム初のベスト8入りを果たした。準々決勝ではウィンブルドンを8度制覇しているロジャー・フェデラーに6-3, 7-6(4), 6-0のストレートで圧倒して、ベスト4入りを遂げた[17][18]。準決勝ではイタリアのマッテオ・ベレッティーニに3-6, 0-6, 7-6(3), 4-6で敗れたが[19]、ポーランド人男子として、2013年のイェジ・ヤノヴィッツ以来となるベスト4入りを遂げた快挙となり、世界ランキング11位を記録した[20]。
2020東京オリンピックにポーランド代表として出場。シングルスは2回戦敗退。ルカシュ・クボットと組んだダブルスは1回戦敗退。
ナショナル・バンク・オープンでは準々決勝まで進出し、メドベージェフに敗れた。ウエスタン・アンド・サザン・オープンでは3回戦でパブロ・カレーニョ・ブスタに敗れた。全米オープンでは2回戦でアンドレアス・セッピに敗れた。モゼール・オープンでは単複ともに優勝をして、シングルス4勝目・ダブルス2勝目を挙げた[21]。
BNPパリバ・オープンでは第8シードとして出場し、2019年以来のベスト8入り。準々決勝ではグリゴール・ディミトロフと対戦し、マッチポイントを握ったにもかかわらず6-3, 4-6, 6-7(2)で逆転負けとなった。しかし、大会後に世界ランキング10位になり、初のトップ10入りを果たした[22]。さらにパリ・マスターズでは第7シードとして出場して初のベスト4入り[23]。準決勝ではノバク・ジョコビッチに敗れた[24]。同大会でベスト4入りしたことでATPファイナルズの出場資格を取得した。「レッドグループ」に割り当てされてダニール・メドベージェフ、アレクサンダー・ズベレフと対決して敗退[25]。ベレッティーニの代役として出場したヤニック・シナーにも敗退。年間最終ランキングは9位。
2022年 マスターズダブルス2勝目
年始のATPカップではポーランドのエースとしてチームをベスト4まで導いた。
全豪オープンでは2回戦でアドリアン・マナリノに4-6, 2-6, 3-3のストレートで敗れた[26]。ドバイ・テニス選手権ではベスト4入り。準決勝でアンドレイ・ルブレフに敗退。BNPパリバ・オープンでも4回戦でルブレフに敗退。ディフェンディング・チャンピオンとして迎えたマイアミ・オープンでは準々決勝でダニール・メドベージェフを下して、ベスト4入りをするも[27]、準決勝でカルロス・アルカラスに6-7(5), 6-7(2)で惜敗した。しかし同大会ダブルスではジョン・イズナーと組み、マスターズ1000ダブルスで優勝を果たした。

クレーシーズンに入り、モンテカルロ・マスターズでは初のベスト8入り。準々決勝でグリゴール・ディミトロフに4-6, 6-3, 6-7(2)で惜敗。続くマドリード・オープンではベスト8入りするも、ノバク・ジョコビッチに3-6, 4-6のストレートで敗れた。ダブルスではイズナーと組み、ベスト4入り。ローマ・マスターズではダビド・ゴファンに6-7(8), 6-7(2)の接戦で初戦敗退。全仏オープンでは3回戦でローマ・マスターズで初戦敗退を喫したゴファンを7-5, 6-2, 6-1のストレートで破り、リベンジを果たし、初の4回戦進出。4回戦ででは第8シードのキャスパー・ルードに6-2, 6-3, 2-6, 6-3で敗退。
芝シーズンになり、シュトゥットガルト・オープンではダブルスでマテ・パビッチと組み、ダブルスツアー4勝目を挙げた。さらにハレ・オープンでは決勝でダニール・メドベージェフを6-1, 6-4のストレートで下して、シングルスツアー5勝目を挙げた[28]。ウィンブルドン選手権ではアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナに6-7(4), 4-6, 7-5, 6-2, 6-7(8)のフルセットの末に初戦敗退[29]。
ナショナル・バンク・オープンでは決勝でパブロ・カレーニョ・ブスタに6-3, 3-6, 3-6で敗れるも、マスターズ準優勝[30]。ウエスタン・アンド・サザン・オープンではジョン・イズナーに6-7(5), 7-6(5), 2-6で初戦敗退。全米オープンでは2回戦でイリヤ・イヴァシュカに4-6, 6-4, 6-7(5), 3-6で敗れた。パリ・マスターズではホルガ・ルーネに5-7, 1-6のストレートで敗れ、2回戦敗退。年間最終ランキングは10位。
2023年 マスターズ2勝目
1月、ユナイテッド・カップではポーランド代表として、イガ・シフィオンテクと共にチームはベスト4進出に導いた。全豪オープンでは第10シードとして出場し、2回戦でロレンツォ・ソネゴを3-6, 7-6(3), 2-6, 6-3, 6-3、3回戦で第20シードのデニス・シャポバロフを7-6(3), 6-4, 1-6, 4-6, 6-3で破るも、4回戦で第29シードのセバスチャン・コーダに6-3, 3-6, 2-6, 6-1, 6-7(7)のフルセットの末に敗れ、ベスト8進出を逃した。
2月、ABNアムロ・オープンでは2回戦でグリゴール・ディミトロフに敗れたが、オープン13では決勝でバンジャマン・ボンジを6-3, 7-6(4)のストレートで下して、ツアー6勝目を挙げた。
3月、ドバイ・テニス選手権ではベスト8進出。準々決勝ではノバク・ジョコビッチに3-6, 5-7のストレートで敗れた。BNPパリバ・オープンではトミー・ポール (テニス選手)に6-4, 2-6, 4-6、マイアミ・オープンではアドリアン・マナリノに6-7(5), 6-7(0)でそれぞれ3回戦敗退。
4月、エストリル・オープンではベルナベ・サパタ・ミラジェスに初戦敗退。モンテカルロ・マスターズでは4回戦でヤニック・シナーに3-6, 7-6(6), 1-6で敗れた。
5月、マドリード・オープンでは3回戦でボルナ・コリッチに6-7(3), 3-6のストレートで敗れた。ローマ・マスターズではジェフリー ジョン・ウルフに3-6, 4-6のストレートで初戦敗退。
6月、全仏オープンでは第13シードとして出場。1回戦ではダビド・ゴファンを6-3, 5-7, 6-4, 2-6, 6-4のフルセットで破り、2回戦でもタロン・フリークスポールを6-3, 5-7, 6-7(13), 7-6(5), 6-4のフルセットで3回戦進出するも、3回戦でファン パブロ・バリーリャス 6-3, 3-6, 6-7(4), 6-4, 2-6のフルセットの末に敗退。
7月、ウィンブルドン選手権では4回戦進出。4回戦では第2シードのジョコビッチに6-7(6), 6-7(6), 7-5, 4-6で敗れた。
8月、ナショナル・バンク・オープンでは3回戦でカルロス・アルカラスに6-3, 6-7(2), 6-7(3)で敗れた。ウエスタン・アンド・サザン・オープンではベスト4進出[31]。準決勝でもアルカラスに敗退。
9月、全米オープンでは2回戦でジャック・ドレイパーに2-6, 4-6, 5-7のストレートで敗退。 レーバーカップでは欧州代表として選抜。シングルスではフランシス・ティアフォーに5-7, 3-6で敗れた。ダブルス第1試合ではガエル・モンフィスと組み、ベン・シェルトン/フェリックス・オジェ=アリアシム組に5-7, 4-6で敗れ、ダブルス第2試合ではシェルトン/ティアフォー組に敗れ、世界選抜の優勝となった。
10月、上海マスターズでは準々決勝でファービアーン・マロジャーンに4-6, 6-1, 6-3、準決勝でコーダに6-3, 6-4で破り、自身3度目のマスターズ1000決勝進出。決勝ではアンドレイ・ルブレフに6-3, 3-6, 7-6(8)で勝利し、マスターズ2勝目・ツアー7勝目を挙げた[32]。スイス・インドアでは決勝でオジェ=アリアシムに6-7(3), 6-7(5)で敗れ、準優勝を飾った。
11月、パリ・マスターズではベスト8進出。準々決勝ではディミトロフに1-6, 6-4, 4-6で敗退。2023年ATPファイナルズではステファノス・チチパスの代役として途中から出場となったが、ジョコビッチに敗れ、ラウンドロビン敗退。年間最終ランキングは9位。
2024年 全豪ベスト8 世界6位
1月、ユナイテッドカップではポーランド代表として女子の世界ランキング1位であるイガ・シフィオンテクと共にチームを準優勝に導いた[33]。全豪オープンでは初のベスト8進出。準々決勝では第3シードのダニール・メドベージェフに6-7(4), 6-2, 3-6, 7-5, 4-6のフルセットの末に敗れたが、大会後には世界ランキング8位を更新した。
2月、オープン13ではベスト4進出。準決勝ではウゴ・アンベールに4-6, 4-6のストレートで敗退。ABNアムロ・オープンでは2回戦でタロン・フリークスポールで敗退。
3月、BNPパリバ・オープンではガエル・モンフィスに0-6, 7-6(5), 2-6で初戦敗退。マイアミ・オープンでは4回戦でグリゴール・ディミトロフに6-3, 3-6, 6-7(3)の逆転負け[34]。
4月、エストリル・オープンでは決勝でペドロ・マルティネスを3-6, 4-6のストレートで下して、ツアー8勝目を挙げ、クレー初タイトルを獲得したことですべてのサーフェスでツアー優勝を果たしたことになった[35]。モンテカルロ・マスターズでは3回戦でキャスパー・ルードに4-6, 2-6のストレートで敗れた。マドリード・オープンでは4回戦でテイラー・フリッツに6-7(2), 4-6のストレートで敗退。
5月、BNLイタリア国際では2回戦でラファエル・ナダルを6-1, 6-3のストレートで破り、そのまま初のベスト8入り。これにより、現在行われているATPマスターズ1000全てでベスト8入りした現役11人目の選手となった[36]。準々決勝ではトミー・ポール (テニス選手)に5-7, 6-3, 3-6で敗れた。
6月、全仏オープンでは第8シードとして出場し、1回戦で望月慎太郎に4-6, 6-3, 3-6, 6-0, 6-3のフルセットで勝利。2回戦ではブランドン・ナカシマを6-7(2), 6-1, 6-3, 7-6(5)、3回戦ではデニス・シャポバロフを6-3, 7-6(0), 4-6, 6-1で下して同大会2度目の4回戦進出。4回戦では第10シードのディミトロフに6-7(5), 4-6, 6-7(3)のストレートで敗退。ハレ・オープンではベスト4進出し、準決勝でアレクサンダー・ズベレフを7-6(2), 6-4で下して決勝進出。決勝ではヤニック・シナーに6-7(8), 6-7(2)で敗れ、準優勝。
7月、ウィンブルドン選手権では第7シードとして出場。1回戦ではラドゥ・アルボットに5-7, 6-4, 6-3, 6-4の逆転で破り、初戦突破。2回戦ではアルトゥール・フィス戦を6-7(2), 4-6, 6-2, 6-6の時点で膝の怪我により棄権した[37]。その怪我の影響もあり、2024年パリオリンピックのテニス競技への欠場も余儀なくされた[38]。
8月、ナショナル・バンク・オープンではベスト8進出。準々決勝ではアレクセイ・ポピリンに6-3, 6-7(5), 5-7の逆転で敗退。ウエスタン・アンド・サザン・オープンでもベスト8進出するも、準々決勝でのフランシス・ティアフォー戦を第1セット3-6終了時点で棄権した。全米オープンでは第7シードとして出場。2回戦ではジョーダン・トンプソンに6-7(2), 1-6, 5-7のストレートで敗れた。
9月、木下ジャパン・オープンテニスでは2回戦でジャック・ドレイパーに4-6, 4-6のストレートで敗退。
10月、パリ・マスターズではアレックス・ミケルセンに1-6, 3-6のストレートで初戦敗退。年間最終ランキングは16位。
2025年 怪我に見舞われる
ユナイテッド・カップではポーランド代表として3年連続出場し、奮闘する[39]。 決勝でアメリカ代表には敗れたものの、2年連続準優勝を果たした。全豪オープンでは第18シードとして出場し、1回戦でタロン・フリークスポールを7-5, 6-4, 6-4のストレートで破り、初戦突破をするも、2回戦ではミオミル・キツマノビッチに4-6, 4-6, 2-6のストレートで敗れた。クレーシーズンでは5月のBNLイタリア国際では4回戦でヤクプ・メンシークを7-6(5), 4-6, 7-6(5)の熱戦を制して2年連続ベスト8進出。準々決勝ではトミー・ポール (テニス選手)に6-7(4), 3-6のストレートで敗れた。同月末のジュネーブ・オープンでは第1シードのテイラー・フリッツを6-3, 7-6 (7-5)のストレートで下すなどして[40]、今季初の決勝進出。決勝ではノバク・ジョコビッチに7-5, 6-7(2), 6-7(2)の逆転で敗れ、準優勝で終わった。全仏オープンでは第30シードとして出場するも、ジョアン・フォンセカに2-6, 4-6, 2-6のストレートで初戦敗退。ウィンブルドン選手権には滑膜炎により欠場すると発表した[41]。その後、負傷が継続して、復帰できる状況ではなかった。年間最終ランキングは73位。
2026年 ユナイテッド杯初優勝
1月、ユナイテッドカップでは決勝でスイスを2勝1敗の逆転で破り、悲願の初優勝を飾った[42]。
5月、2026年カルアリ・チャレンジャーではワイルドカードとして出場し、準々決勝でマッテオ・ベレッティーニを4-6, 6-3, 6-4の逆転で破り、ベスト4進出を果たした[43]。
6月15日、世界ランキングの順位を7つ下げ、103位となり、7年10ヵ月ぶりにトップ100から陥落した[44]。
7月、ウィンブルドン選手権では3回戦で第21シードのトミー・ポール (テニス選手) を4-6, 7-6(5), 7-5, 6-2の逆転で破り、3年ぶり3度目のベスト16進出を果たした[45]。
人物
2019年からビーガンの食生活を送っている。きっかけについて「勧められてなったけど、それまでに食事に関する番組を観て興味を持っていた。実際に始めてみたら、すごく快適で、エネルギーも湧いてきた。だから続けているんだ」と語っていた[46]。
2021年4月13日、モンテカルロ・マスターズで初戦突破をした後に会見へ呼ばれたが、質問が上がらずに沈黙が続いて終了してしまう珍事が発生。この様子は男子プロテニス協会の「ATP Tennis TV」のツイッターで公開されている[47]。
2022年11月22日、ポーランドテニス協会会長の性的暴行が告発されたことに対し、暴力を非難し、その被害者への支援を表明する声明を発表した[48]。
プレースタイル
フラットドライブのグラウンドストロークが武器のベースライナー。ヴォイチェフ・フィバクから、「攻撃も防御もできる、多才で素晴らしい選手」と評されている[49]。
打つ瞬間に目を閉じる癖があると話している[50]。
ビックサーバーとしても有名である。2023年パリ・マスターズ2回戦で19本ものサービスエースを決め、2023年シーズンでエース本数1,000本を超える選手となったことがある[51]。
ATPツアー決勝進出結果
シングルス: 12回 (8勝4敗)
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| 結果 | No. | 決勝日 | 大会 | サーフェス | 対戦相手 | スコア |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 優勝 | 1. | 2019年8月24日 | ハード | 6-3, 3-6, 6-3 | ||
| 優勝 | 2. | 2021年1月13日 | ハード | 6-3, 6-3 | ||
| 優勝 | 3. | 2021年4月4日 | ハード | 7-6(7-4), 6-4 | ||
| 優勝 | 4. | 2021年9月26日 | ハード (室内) | 7-6(7-2), 6-3 | ||
| 優勝 | 5. | 2022年6月19日 | 芝 | 6-1, 6-4 | ||
| 準優勝 | 1. | 2022年8月14日 | ハード | 6-3, 3-6, 3-6 | ||
| 優勝 | 6. | 2023年2月26日 | 芝 | 6-3, 7-6(7-4) | ||
| 優勝 | 7. | 2023年10月15日 | ハード | 6-3 , 3-6, 7-6(10-8) | ||
| 準優勝 | 2. | 2023年10月29日 | ハード (室内) | 6-7(3-7), 6-7(5-7) | ||
| 優勝 | 8. | 2024年4月7日 | クレー | 6-3, 6-4 | ||
| 準優勝 | 3. | 2024年6月23日 | 芝 | 6-7(8-10), 6-7(2-7) | ||
| 準優勝 | 4. | 2025年5月24日 | クレー | 7-5, 6-7(2-7), 6-7(2-7) |
ダブルス: 5回 (4勝1敗)
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| 結果 | No. | 決勝日 | 大会 | サーフェス | パートナー | 対戦相手 | スコア |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 優勝 | 1. | 2020年11月8日 | ハード (室内) | 6-7(3-7), 7-6(9-7), [10-2] | |||
| 準優勝 | 1. | 2021年6月20日 | 芝 | 6-7(4-7), 4-6 | |||
| 優勝 | 2. | 2021年9月26日 | ハード (室内) | 7-5, 6-3 | |||
| 優勝 | 3. | 2022年4月3日 | ハード | 7-6(7-5), 6-4 | |||
| 優勝 | 4. | 2022年6月12日 | 芝 | 7-6(7-3), 7-6(7-5) |
成績
- 略語の説明
| W | F | SF | QF | #R | RR | Q# | LQ | A | Z# | PO | G | S | B | NMS | P | NH |
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.