スガネ
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記述
考証
諸注釈によっては「須義祢」の「義」を「美」とする[4][3][5][注 1]が、草書体が類似しているゆえの誤写であり、「義」が本来の字でガの古訓を当てるとされている[3][5]。性別に関して『出雲国風土記』では明記されていないが、父神とする説[6]と「御祖」が女性を指す語であることから女神=母神とする説[5]がある。神名は「須我の地主神」[2][7]の意と解釈されており、『出雲国風土記』大原郡条の須我社(島根県雲南市大東町須賀の須我神社[1])はもとはスガネが祭神であったと考えられている[8]。子神と争う点については、儒教や仏教の影響を受けていない素朴な親子の説話であり、海潮温泉近くに残る海水の侵食を受けて削られたようにも見える岩が神話の成立に関わっているとする説[7]や、スガネを母神と見る立場からは山の女神と水の神による対決と考える説[5]が提唱されている。