スノスクス
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| 地質時代 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 後期ジュラ紀 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Sunosuchus Young, 1948 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 種 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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スノスクス[1](学名:Sunosuchus)は、絶滅したゴニオフォリス科のワニ形上目の属。化石は中国・キルギスタン・タイ王国から発見されており、後期ジュラ紀の層準から産出している。前期白亜紀からも本属の可能性のある化石が報告されている。タイプ種の S. miaoi の他に S. junggarensis、S. shartegensis、S. shunanensis が分類されている。いずれも中国産の種である。Andrade et al. (2011) ではタイ産の Goniopholis phuwiangensis が本属に再分類された[2]。キルギスタン産の化石は種レベルで同定がされていない。
種

S. junggarensis はスノスクス属で最も知られている種である。本種は1996年に中国の新疆ウイグル自治区に分布する上部ジュラ系のジュンガル盆地から記載された。スノスクス属に割り当てられる他の骨格要素は1980年代にキルギスタンでも収集され、2000年に記載された[3]。数多くの歯の他に、胴椎・椎体・骨盤骨・腓骨と脛骨の一部・中足骨・腹側と頸部の皮骨板が発見されている。頭骨では鱗状骨のみ発見されている。鱗状骨はスノスクス属の他の種に類似する一方で他の属のものとは類似しておらず、この標本がスノスクス属の種に属することが示唆されている。標本は S. junggarensis の骨に酷似しているが、他の種にわりあてられたことはない[3]。
第五の種である S. shunanensis は2005年に中国の四川省自貢市に分布する中部ジュラ系から2005年に記載された。頭骨は1983年に沙溪廟層の Dashanpu Dinosaur Quarry から発見された。S. shunanensis は他の種により吻部が長く、後眼窩領域の長さの約3倍に達している。また頭蓋天井も他の種により幅広である。頭骨は両眼よりも後方で最も広く、これは本種にのみ見られる特徴である。左右それぞれの上顎骨のすぐ後方には顕著な窪みが存在する。頭骨の表面には特異的な稜が存在し、眼窩の前方の涙骨上に1対、頭蓋底部の外後頭骨の下面と基後頭骨の側面に沿って2対存在する[4]。
かつて割り当てられていた種
Sunosuchus thailandicus は1980年にタイ王国北東部から記載された[5]。本種は頑強な下顎のみが発見されており、その先端はスプーン型をしていてすぐ奥側よりも幅広になっていた。Nong Bua Lamphu の近くの Phu Kradung 累層で発見されたこの標本は、当該の層から産出した脊椎動物化石の中では最も保存の良いものであった[6]。Phu Kradung 累層の層序年代は明らかになっておらず、かつては前期ジュラ紀と考えられていたため、S. thailandicus はスノスクス属の最古の種とされた。後の研究でこの層の年代が後期ジュラ紀から前期白亜紀にあたることが判明し、S. thailandicus はスノスクス属で最も新しい種である可能性が浮上した[7]。しかし、新たに発見された S. thailandicus の標本から、本種がスノスクス属の他の種と大きく形態が異なることが示され、独自の属であるチャラワン属に再分類された[8]。なお、下顎の標本はレプリカが2015年に福井県立恐竜博物館の企画展『南アジアの恐竜時代』で日本初公開され、スノスクスの標本として扱われた[9]。
