ゼカリア・シッチン

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ゼカリア・シッチン(英語: Zecharia Sitchinヘブライ語: זכריה סיטשיןアゼルバイジャン語: Zaxariya Sitçinロシア語: Захария Ситчин1920年6月11日 - 2010年10月9日) [1]は、人類の起源に関して古代宇宙飛行士説をとる書物の著者である。

シッチンは、古代シュメール文化の創造は、アヌンナキ(もしくはネフィリム)によるとの考え方をとっている。アヌンナキは、ニビルと呼ばれる星系に属する惑星から来た種族だという。

シッチンは、この説を反映したものとしてシュメール神話があげられるとしている。いくつかの科学者・歴史家・考古学者は、彼のこの説に対し、古代文献の解釈や物理学に関する理解に問題があるとしている。[2]

アゼルバイジャンバクーに生まれ、パレスティナで育つ。 古代ヘブライ語、現代ヘブライ語、その他のセム系・ヨーロッパ系言語、旧約聖書近東の歴史・考古学に関する知識を身につける。

ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス (LSE) を卒業。専攻は経済史

その後、長期にわたりイスラエルにおいてジャーナリスト・編集者を務めた後、ニューヨークに在住し著述活動を行った。 1976年、著書「The 12th Planet (第12番惑星)」を発表。以後も「The Earth Chronicles (地球年代記)」シリーズを発表。古代宇宙飛行士説を提唱する。

著書は多くの言語や点字に翻訳され、ラジオ・テレビに紹介されることも多い。2010年10月9日、90歳で逝去。

思想

シッチンのシュメール宇宙論の解釈によれば、太陽系内に、長い楕円形軌道をした3,600年周期の仮説上の天体が存在するという。 この惑星は「ニビル」(バビロンの宇宙論では惑星マルドゥクに伴っている惑星として表現)とよばれていた。 シッチンによれば、ニビルは、火星木星の間に存在していたと考えられる惑星ティアマトと衝突し、地球小惑星帯彗星を形成したという。 なお、ティアマトはまた、メソポタミア神話の文書のひとつエヌマ・エリシュにおいては、女神として描かれている。

あるとき、ニビルの月のひとつと衝突し、ティアマトは2つに割れた。 続いて、ニビル本体が衝突し、ティアマトの1つ目の破片は小惑星帯となった。 そして2つ目の破片はニビルの月のひとつと再び衝突し、新しい軌道に押し出されて、現在の地球となった。

シッチンによると、シュメール神話ではアヌンナキと呼ばれており、シッチンが創世記に登場するネフィリムだとしている、技術的に進歩した人類と類似した姿を持った地球外生命の本拠が、ニビルである。

アヌンナキたちは45万年前に地球に到達し、鉱物資源、特にを探索、アフリカで鉱脈をみつけ採掘を行った、とシッチンは述べている。これらの「神々」は、ニビルから地球への植民遠征に出された、一般庶民の労働者に相当する神々であった。アヌンナキは、金鉱山で働く奴隷となる生物として、地球外生命体の遺伝子をホモ・エレクトスの遺伝子とかけあわせ、人類を遺伝学的に設計した、とシッチンは信じている。

また、シッチンは、古代の文献は、メソポタミアシュメール人の人類文明は、これら神々の指導のもとで建設され、人間による王権は、人間とアヌンナキの媒介のため与えられたとしている。シッチンは、地球外生命同士の間で起こった戦争に使用された核兵器からもたらされる放射性降下物(死の灰)が、紀元前2000年ごろ、シュメールの都市ウルを滅ぼした「悪しき風」であると信じている。 シッチンは、その年は正確には紀元前2024年であるとしている。この事件は「ウルの嘆き」(Lament for Ur)にも描かれている[3]。シッチンは、自分の調査は多くの聖書の記述と適合し、聖書の記述はもともとはシュメールの文献から来たものであるとしている。

シッチンへの批判

脚注

外部リンク

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