タイムギャル
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『タイムギャル』(TIME GAL)は、1985年にタイトーが制作・販売した独自筐体仕様の業務用レーザーディスクゲーム[1]。『忍者ハヤテ』(1984年)、『宇宙戦艦ヤマト』(1985年)に続くタイトーのレーザーディスクアニメーションゲーム第3弾。
| ジャンル |
インタラクティブムービー レーザーディスクゲーム |
|---|---|
| 対応機種 |
アーケード (AC) MSX X1 メガCD (MCD) Macintosh (Mac) メガLD (MLD) iOS Android Nintendo Switch Windows (Steam) |
| 開発元 | タイトー中央研究所 |
| 発売元 | タイトー |
| デザイナー | 藤原英裕 |
| プログラマー | くりやまたかし |
| 音楽 | 今村善雄 |
| 美術 |
今沢哲男 我妻宏 |
| 人数 | 1人〜2人(2人交互プレイ対応) |
| 発売日 |
AC MSX、X1 MCD Mac MLD iOS、Android Switch Steam |
概要
「未来の大悪党ルーダがタイムマシンを強奪して時空の彼方へ逃亡したため、歴史保安警察のエース「タイムギャル」ことレイカが過去から未来を股にかけて追跡する」というSFアニメ風の世界観となっている。
『忍者ハヤテ』からスタッフを引き継ぐ形でゲームデザインは藤原英裕、サウンド・ディレクターは今村善雄が担当した他、アニメーション監督は今沢哲男、キャラクター・デザインはアニメーターの我妻宏が担当している[注釈 1]。アニメーション制作は東映動画(現・東映アニメーション)、実制作はスタジオジュニオが担当した。
主人公であるレイカのキャラクター性の濃さとミスリアクション時のコミカルな演出で好評を呼び、日本国内で制作されたレーザーディスクゲーム作品の中でも特に高い知名度を獲得しキャラクター人気も高い作品となった。
システム
ゲームシステムは『忍者ハヤテ』を基本とし、「A.D.4000」のシューティングシーンのみ『ヤマト』からの流用となっている。本作のシステムの土台となったゲームは、『スペースエース』(1984年)、『ヤマト』の要塞ウルクのステージで、スタッフはこの2つゲームを参考にしながら本作を作ったとしている。専用のアップライト筐体は『ハヤテ』からの改造となっている。
プレイヤーは、4方向レバー(指示方向入力 / 選択肢の選択)とボタン(攻撃 / タイムストップ / 選択肢の決定)を使って、レイカを操作する[1]。
降って来る隕石、無差別に攻撃してくる恐竜など、各時代で巻き起こる様々なアクシデントへの対処として、画面上に表示される指示に従って、タイミングよくレバー・またはボタンを操作する。具体的には、特定の個所が光った際に対応するデバイスを入力する。難易度が最低の場合は全ステージで入力指示のアイコン(矢印とボタン)が表示され、難易度レベル2以上に設定されている場合はステージ進行に伴ってランダムでアイコンが「?」表示に変化して隠されるようになる。難易度が最高レベルの場合はアイコンが全編通じて非表示となり、画面内の光を頼りに入力方向を判断しなくてはならない。また、ステージ進行に伴ってボタン入力の受付時間が短くなっていき、難易度が高いほどタイミング合わせもより厳しくなる。他のLDゲームの多くと同様に、シーン毎に必要な操作は固定されている。
また、本作独自のゲーム要素として、追い詰められたレイカが危機を脱するために自分以外の周囲の時間を一時的に停止させるイベント『タイムストップ』が要所要所で発生する。「レイカが身に着けているスーツ胸部のタイマーボールが光った際にボタンを押すと画面が一時停止し次に取るべき行動が選択肢として表示される」というもので、その中から適切なものを制限時間内にレバーとボタンで画面上から選ばなくてはならない(カーソルを合わせただけでは選択が確定しない)。この場合も、選択肢の数と内容および正解は常に固定である[1]。制限時間は難易度設定によって変動し、難易度が高いほど短くなる。また、レベルダウン設定が筐体側でONになっていた場合は、ゲーム開始2分以内に残機を二つ以上失った場合はボタンの入力の受付猶予が最終ステージを除いて通常時よりも増加する。
入力の正解ごとにスコアが上昇し、一定スコア毎にエクステンドが発生して残機が増加する。入力の失敗、タイムストップイベントでの選択ミスおよび制限時間切れにより残機が減り、残機が0になった時点でゲームオーバー。コンティニューは投入クレジット数分のみ可能[注釈 2]。各シーンには中間地点が存在(デバイス入力回数が極わずかなシーンを除く)しある程度まで進むとミス後は途中からの再開となるが、コンティニュー後はステージの冒頭からやり直しとなる。
全クリア後は、残機数×5000点+10000点[注釈 3]がクリアボーナスとして加算され、最終的なスコアが算出された上でゲーム終了となる。
隠しフィーチャー
- 画面上の指示と違う操作でも正解として受け付けられる、いわゆる「隠し入力」がある。レバー操作指示でもボタン操作が正解となる(もしくはその逆)となる箇所、レバー入力が正解だが入力方向が通常と異なっても正解となる箇所がいくつか存在する。ボタン操作の方がレバー入力よりも配点が高いため、これによってスコアを伸ばすことができる。
- 2人交互プレイの時に1プレイヤーがクリアした後、2プレイヤーがクリアすると、ネームエントリーの背景の画像が通常の物と変わる。
- 全面クリア後にネーム入力を終了するとスタッフロールが流れる。[注釈 4]。
- 0点でゲームオーバーになるとネームエントリー画面に移行(順位は最下位の50位)し、背景がB.C.30000ステージにおける5か所目のミスリアクションの画像に変化する。
ストーリー
時空間航行技術が確立された31世紀初頭。タイムマシンの完成と同時に時間犯罪を未然に阻止すべく創設された警察機構「歴史保安警察」の施設内部に保管されていた世界唯一のタイムマシンが、30世紀最大の悪党・ルーダに強奪されてしまった。
ルーダ追跡の任に着いた歴史保安警察のエース「タイムギャル」こと歴史保安官レイカは、時間制御機能が組み込まれた時空間航行服「タイムスーツ」の力で時空を超え、行く先々で遭遇する様々なアクシデントを持ち前の能力を駆使して切り抜けながら、タイムマシンを奪還すべく過去から未来へと駆け抜けていく。
ステージ構成
本作は全16シーン[注釈 5]で構成され、その内8シーンはランダムで映像が左右反転しレバー入力の左右が入れ替わる。また、エンディングを迎えるには16シーン全てをクリアする必要があり、最終シーンであるA.D.4001ステージはその他の15シーンをクリアしないと出現しない。
チラシ裏の遊び方説明では、「ゲーム開始時に「紀元前(B.C.1〜7000万年)」「中世〜現代(A.D.1〜2000年)」「未来(A.D.2001年〜4000年)」の3つの年代の中から好きな年代を任意に選ぶセレクトシーンが存在する」[2]と解説されているが、アーケード版実機では割愛されて[注釈 6]おり、一部の移植版でのみ設定可能となっている[注釈 7]。
なお、PlayStation版およびセガサターン版では各ステージにサブタイトルが追加されており、DIPモードでサブタイトル表示をONにした場合に限り、各ステージ開始前にサブタイトル画面が表示される[注釈 8]。
- シーン一覧
- B.C.70,000,000 -PERIOD 01:恐竜退治はレイカにおまかせ♡(左右反転)
- B.C.65,000,000 -PERIOD 02:ここは白亜紀恐竜天国
- B.C.30,000 -PERIOD 03:原始人は美少女がお好き(左右反転)
- B.C.16,000 -PERIOD 04:突撃!ロデオ・D・E・マンモスちゃん
- B.C.44 -PERIOD 05:美女と野獣と剣闘士
- A.D.500 -PERIOD 06:地底トロッコGO!GO!GO!(左右反転)
- A.D.666 -PERIOD 07:666は死霊の番号
- A.D.1588 -PERIOD 08:海の男は女難に注意
- A.D.1941 -PERIOD 09:太平洋戦線異常あり(左右反転)
- A.D.1990 -PERIOD 10:戦場は危険がいっぱい(左右反転[注釈 9])
- A.D.2001 -PERIOD 11:2001年未来の暴走族
- A.D.2010 -PERIOD 12:星の降る街…隕石大落下?!(左右反転)
- A.D.3001 -PERIOD 13:悪党機神ザイオの脅威(左右反転)
- A.D.3999 -PERIOD 14:エイリアンに御用心
- A.D.4000 -PERIOD 15:目指せ!宇宙のTOPGUN(左右反転)
- A.D.4001 -PERIOD 16:時空の彼方より愛を込めて♡(最終ステージ)
登場キャラクター
- レイカ(LAYKA[注釈 10])
- 声 - 山本百合子[3]、竹達彩奈(HDリマスター追加ボイス、リバース)
- 本作の主人公。歴史保安警察所属の歴史保安官で、タイムマシン開発者サーモン博士の愛娘。
- 幼少時より研究中のタイムマシンの被験者としてタイムトラベルを繰り返していたことから「タイムギャル」の愛称で呼ばれており、タイムトラベルの経験の深さを買われてタイムマシン強奪犯追跡の任に就くこととなった。病床の父が命と引き換えに作り上げた第2の超小型タイムマシン「タイムスーツ」によるタイムジャンプ能力とタイムストップ能力を使いこなし、タイムマシンを強奪して時空の彼方へ逃げた悪党ルーダを追う[4]。
- レーザーディスクの登場キャラクターの声は基本的に掛け声や悲鳴などの簡素なボイスが当てられるのみであるが、本作ではミスシーン含むアニメ全編に渡って大量のセリフが用意されており、その大半は担当声優によるアドリブで構成されている。
- 普段はどんな困難でも鮮やかに突破するスーパーヒロインであるが、ミスした途端にデフォルメ化し、コミカルなやられ様を晒す。
他機種版
| No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | タイムギャル | MSX X1 |
タイトー | 日本ビクター | VHDpc INTER ACTION | MSX: MVIA-102(VHD) VIAM-102(カセットテープ) X1 XVIA-102(VHD) VIAX-102(カセットテープ) |
||
| 2 | タイムギャル | メガCD | ウルフ・チーム | CD-ROM | ||||
| 3 | タイムギャル | Macintosh | ハイテックラボジャパン | タイトー | CD-ROM | - | ||
| 4 | タイムギャル | メガLD | ハイテックラボジャパン | タイトー パイオニア |
LD-ROM | PEASJ5039 | ||
| 5 | タイムギャル&忍者ハヤテ | PlayStation | タイトー | タイトー | CD-ROM | SLPS-00383~4 | ||
| 6 | タイムギャル&忍者ハヤテ | セガサターン | エグゼコ・デベロップメント | エグゼコ・デベロップメント | CD-ROM | T-20702G | ||
| 7 | タイムギャル | iOS/Android | - | タイトー | ダウンロード | - | ||
| 8 | タイムギャル HDリマスター タイトー LDゲームコレクション |
Nintendo Switch | タイトー | タイトー | Nintendo Switch専用ゲームカード ダウンロード |
- | ||
| 8 | タイムギャル HDリマスター | INT 2025年4月10日 |
Windows | タイトー | タイトー | ダウンロード (Steam) |
3050490 | |
- メガCD版
- 欧米でも発売された[9]。オプションで残機や難易度の設定が可能。また、ステージセレクトの裏技や、ハードレベルでのノーコンテニュークリア時のエンディング後に条件を満たすことでレイカの隠しビジュアルが出現する。
- PlayStation版 / セガサターン版
- 『忍者ハヤテ』とのカップリング移植。ディスク2枚組で1枚ずつにそれぞれのゲームが収録されている。
- 基板内部の設定変更機能を再現した「DIPモード」が搭載されており、残機数、ステージ進行順、キャラクター名表示の有無、文字フォントの種類および英字・日本語の切り替え、コンテニューの有無や追加BGMなどを個別に設定できる。また、ゲーム映像を自由に鑑賞できる鑑賞モード、サウンドテストモード、残機無制限プレイが裏技として仕込まれている。
- PlayStation版の翌年に発売されたセガサターン版もそちらと同内容になっている[注釈 13]。
- スマートフォン版
- 過去に発売したソフトをスマートフォン向けに移植するタイトークラシックス(TAITO CLASSICS)の第一弾配信タイトルとして、本作のiOS/Android向け移植版が2017年4月5日に有料で配信された[7]。
- クレジット制が廃止されて無制限でコンテニューできるようになり、コンテニュー時の制限時間も廃止された。また、機種の都合で完全な1人用ゲームとなっているため、2人交互プレイ時のネーム入力画面におけるギミックは再現されていない。
- PlayStation版・セガサターン版と同様にオプション機能が搭載[注釈 14]されており、難易度、残機数、レベルダウン設定、タイムストップイベント時の選択肢の文字表記(新たに漢字仮名交じり表記も追加された)を個別に設定可能[10]。
- スマートフォン版独自の機能として、一度見たシーンを閲覧することができる「シアターモード」、クリア済みのステージを自由に選択して練習できるトレーニングモードが搭載されている[7]ほか、仮想コントローラとアニメーションの表示の優先度を切り替えることもできる[10]。
- 本編以外の追加コンテンツとして、次に入力すべきデバイスを事前に告知する「ナビゲーション機能」と、ゲーム開発当時の企画書や設定画を閲覧できる設定資料集が有料配信されている。
- Nintendo Switch版
- スマートフォン版をベースにHDリマスターの上で『忍者ハヤテ』、『宇宙戦艦ヤマト』と共に同時収録[11]した「タイトーLDゲームコレクション」としてパッケージ単体および特装版ボックスが販売された。また、ダウンロード専売ソフトとしてソフト単体が同日に配信された[12]。
- 新たにゲーム中のキャラクター音声を新装版特典の新作続編『タイムギャル リバース』における声優による新録音声(セリフ自体はオリジナル版と同一)に変更する項目が追加されている。
- 特装版にはゲーム内映像を収録したBlu-ray Disc、サウンドモードアプリ、収録作品の各種資料を収録した公式資料集、復刻版ポスター2種、レイカの等身大スタンディのミニサイズ復刻版、『タイムギャル』のその後を描くゲーム『タイムギャル リバース』のシリアルコードが付属[13]。
- Steam版
- Switch版の移植。『忍者ハヤテ HDリマスター』と同時発売で、両作のバンドルパックも発売された。
開発
本ゲームはレーザーディスクに記録されたアニメーション映像を再生することによりゲーム映像を提示する。アニメーション映像の制作は東映動画が担当した[14][15]。 加えてスコアや選択肢などの情報はラスターグラフィックスとして、アニメーション映像に被せる形でブラウン管に表示される。音声はモノラルである[14]。
『忍者ハヤテ』『宇宙戦艦ヤマト』と同様にLDメディアへのプレスは音響・映像機器メーカーのパイオニアが行い、業務用紙ジャケット入りで再生専用機にスクリューで固定可能な片面アルミ打ちで、LDメディアの部品価格は当時3万円だった。
初期設置時のプレイ料金設定が200円と高額だったためか、極めて短期間で全国のゲームセンターから撤去されてしまい、ウルフ・チームがメガCDに移植する際には、全国のゲームセンターやディストリビューターと連絡を取り合って探し回ったものの、遂には1台も見つからなかったと当時の『メガドライブFAN』および、『BEEP!メガドライブ』の両誌で語られた[要文献特定詳細情報]。移植の際に使われたLD媒体はタイトーに残されていたサンプル用のものである。また、LD媒体であるために筐体のメンテナンスが非常に難しく故障し易かったこともあり、日本国内においては稼動可能な状態で現存する筐体は存在しない(筐体自体も稼働の可否にかかわらず残存が確認されていない)と言われている。故障しやすかった原因としては、プレイヤーの選択に応じて頻繁にディスクアクセスとトラック番号の切り替えが行われることによるハードの酷使・消耗という、レーザーディスクゲーム特有の問題が指摘されている[1]。
オリジナル版は日本国外では販売されていない。1980年代半ばからレーザーディスクゲームの人気が衰えてきたことや、レーザーディスク再生装置を含む筐体価格が高価であったこと、翻訳がむずかしかったことなどの要因が重なったためと見られている[15]。家庭用移植版の内、メガCD版のみ日本国外でも発売され新たに英語音声で吹き替えられているが、声優のアドリブによる演技は再現されず、単純な掛け声や悲鳴、ごく短いセリフのみとなっている。リマスター版は音声は日本語のみで、文字は日本語、英語、中国語から選択可能となっている。
主題歌
スタッフ
アーケード版[注釈 16]
- ゲーム・デザイン:藤原英裕
- ソフト・プログラム:くりやまたかし
- ギャル・クリエイト:さとうひろあき、西村年幸
- サウンド・ディレクター(音響監督):今村善雄
- ピクチャー・スタッフ
- アニメーション製作スタッフ[17]
- 我妻宏 - デモ/ルーダ大笑い/B.C.30000/A.D.500/A.D.2001
- 井上俊之- B.C.70000000/A.D.666/A.D.4001/エンディング
- 毛利和昭(+吉田徹、寺田浩之[注釈 19][16]):B.C.65000000/A.D.1990
- うつのみや理:B.C.160000
- 田辺由憲:B.C.44
- 山本福雄:A.D.1588
- スタジオ古留美:A.D.1941/A.D.2010
- 梶島正樹:A.D.3001/A.D.4000
- 青山充:A.D.3999
- 音楽
メガCD版
- プロデューサー:浅沼穣、宇野正明
- ディレクター:飯島公人
- プランナー:鈴木宏、小川浩
- メイン・プログラミング:平地慎二
- メガCDプログラミング:徳弘親昭
- ビジュアル・ディレクター:おかのたけし、T.KONISHI
- デザイン・スーパーバイザー:永田和宏
- グラフィックス:おかのたけし、田島清香、松島正幸、浜田忠司、安森淳俊、なかじまひでとし、金田将征、西谷由美子、木村まり、藤田圭一、田尻一直、森山大輔、石黒久美子、安藤まゆみ、いながきよしあき
- オープニング音楽作曲:田村信二
- エンディング音楽作曲:桜庭統
- サンクス:後藤清治、内田学、T.KUNIMATSU、門脇勲、六本周平、H.NINA、橋本博司
- スペシャル・サンクス:福島和行
反響
本作品の主人公であるレイカがミスをした際のリアクションは多彩かつコミカルなものが多く、わざとミスしてリアクションを楽しむプレイヤーが出てくるほどだった。また、主人公であるレイカも人気を博し[1]、当時のタイトーとしては珍しく物販でポスターが売られていた他、『トップランディング』(1988年)用のオペレーター向け販促媒体としてスチュワーデス姿のレイカの等身大POPが用意されるなど、一時期の間、レイカがタイトーのマスコットキャラの1人として扱われていたこともあった。他には、1988年におけるタイトーのコーポレート・アイデンティティ用ポスターのイメージキャラクターとして起用されたり、1990年頃の業界展示会や直営店舗の開店イベントにおいてコンパニオンにレイカの衣装を着せてキャンペーンを行ったり、等身大ポップが飾られていた。メガCD版発売の際には飯島愛がレイカの衣装を着てプロモーションを行っていた。
評価
| 評価 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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- アーケード版
- ゲーメストムック『ザ・ベストゲーム2』(1998年)においてライターのスーは、本作が場面ごとのアクションを全て記憶しなければならないゲーム性でありステージ数も多いため、「かなりのコインを投入するプレイヤーも少なくなかった」とし、ミス時のレイカのアクションが多岐に亘ることからミスアクションを見るためにワザとミスをするプレイヤーがいたことを取り上げて「筐体の回りには、いつもそれっぽいマニアが取り囲んでいるところもあった」とアニメーションに関して人気が高かったことを指摘した[31]。その他、後にレイカが同社のイメージキャラクターとなり、等身大のポップが作られた初のゲームであることを指摘したが、「ものすごい勢いで盗難され、すぐに見なくなってしまったのも印象深かった」と総括した[31]。
項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合 得点 4.21 3.70 3.04 3.42 3.26 4.09 21.72
タイムギャル リバース
| ジャンル | アドベンチャーゲーム |
|---|---|
| 対応機種 | Nintendo Switch |
| 開発元 | タイトー |
| 発売元 | タイトー |
| 人数 | 1人 |
| 発売日 |
2023年12月14日(DLコード) 2025年4月10日(単品発売) |
『タイムギャル リバース』(TIME GAL Re:birth)は、『タイトー LDゲームコレクション』に合わせて制作された『タイムギャル』の38年越しの続編。『タイトー LDゲームコレクション』の特装版のダウンロード特典として、シリアルコードを同梱する形で配布された[32]。その後、2025年4月10日に本編Steam版と同時に単品販売が開始された[33]。
本作は引きこもりの少女「ルナ」を新主人公に据え、『タイムギャル』本編の裏のエピソードを追うビジュアルノベル形式のアドベンチャーゲーム。要所要所で原作を意識したクイックタイムイベント的な操作が求められ、失敗すると原作同様に様々なリアクションが見られるようになっている。
システム
本作は全6章構成のアドベンチャーゲームで、一本道で進行するストーリーを、随所に挿入されるQTEをクリアしながら読み進めていく。各章は1章に付きプロローグ、本編、エピローグの3部構成で、章本編開始時から任意のタイミングでセーブとロードが可能[注釈 21]。バックログ機能も搭載されており会話を読み直せるようになっている。
本作のQTEは原作に存在した「方向キー入力によるアクションの誘導」と「選択肢による行動の選択」を再現したもので、前者は制限時間内に指示に従って方向キーを入力し、後者は選択肢の中から適切なものを選ぶ。いずれもキー入力や選択を誤る、もしくは制限時間切れでミスとなるが、本作では扱いが異なり「アクションのミス」の場合は画面右上のライフが1ミスで1回減り体力が0になるとゲームオーバー(一部、ライフ残量にかかわらず即死となるシーンもある)、後者の場合は選択を間違えた(制限時間切れになった)時点でゲームオーバーになる場合と展開次第でダメージを受けるだけで済む場合とがある。ゲームオーバー後はタイトル画面に戻り、コンティニュー項目から任意のセーブデータを選んで再開する。受けたダメージは次の章へ持ち越され、回復の機会は一切ない。アクション誘導が成功すると、ボタンを押すまでにかかった時間に応じてスコアが加算され、章最後で清算され最終獲得スコアが掲示される。全面クリア後はスタッフロール終了後に全章での総獲得スコアが掲示されてゲーム終了となる。
タイトル画面のEXTRAでは、ゲーム中で使用された各シーン毎の1枚絵やゲームオーバーシーン、各章のログ映像を閲覧可能。
ストーリー(リバース)
21世紀、主人公・ルナは引きこもり生活を送っていた。しかしある日、大悪党ルーダの一番弟子を名乗る謎の女性アヴィーに拉致され、ルーダの遺産を手に入れることをもくろむ彼女に協力を強いられる。31世紀に無理矢理連れていかれたルナは博物館から強奪した時空間航行服「タイムスーツ」を着用させられ、ルーダの軌跡を追って様々な時代を駆け巡る羽目になる。
古代ローマ、1558年の大航海時代、7世紀の中世イングランド。さまざまな時代を巡り様々な事情を抱えた現地の人々との交流を重ねる中、ルナは育ての親に捨てられたショックから常に後ろ向きに生きることを良しとしてきた自分自身を見つめ直していく。同時に、ルーダを追うタイムギャルこと歴史保安官レイカとの邂逅も交えつつルーダの残したという遺産の正体にまつわる謎に少しずつ近づいていき、ルーダが何らかの目的で過去の時代の日本に深く干渉していた事実も突き止める。紆余曲折を経て、タイムギャルと対決する前のルーダがアヴィーと落ち合う手筈となっていたという3001年の宇宙ステーションに辿り着いたルナは、ついにルーダと邂逅する。
自分を捨てたルーダに対して憤りと共にその理由を問いただすルナに対し、ルーダは傍らのマシンに入れられた幼い少女の素性とそれにまつわる驚くべき真実を明かす。31世紀を迎えてなお停滞していた時空間航行技術の研究を飛躍的な進展に導いたのは、突如、研究所の上空に開いた時空の穴だった。人類史上初の生身の人間のタイムリープが観測された事象であり、その結果、1人の波の赤ん坊が31世紀に現れた。レイカの父サーモン博士はこの際に取ったデータをもとにタイムマシンの完成にこぎつけると共に、タイムリープによって現れた赤ん坊を重要機密として手厚く保護していた。その赤ん坊こそがほかならぬルナだった。ルナは生まれたばかりの頃に発生した隕石群の地上落下の影響で生じた時空穿孔に巻き込まれ、31世紀への未来へタイムリープしてしまったのである。これらの出来事を聞きつけたルーダが詳細を知らぬまま金目の宝だと勘違いして保育器ごと赤ん坊を盗み出してしまったのだが、彼はルナを捨ておかず自分の娘として育てることを決めた。
しかし、ルナが7歳になったある時、彼女の体を病魔が襲った。生身で時空間を潜り抜けた影響で全身の細胞に異変が生じ、31世紀の医学ですらも手の打てない不治の病を患ってしまっていたのだ。10歳まで生きられないだろうとの医者の見立てに動揺したルーダは、何とかして彼女の体を治療すると共に元居た時代へ帰してやりたいと考えるようになった。ルナの保護者であったサーモン博士に頭を下げて相談するも解決の手段は見つからず、手遅れにならない内に元の時代へ帰してやれと厳命される。彼は今の時代では手に負えないのならと過去の時代に行くことに解決の道を見出しサーモン博士が開発したばかりのタイムマシンを貸してほしいと懇願するもサーモン博士は直ぐに言う通りにしなかった彼に憤り、交渉は決裂。仕方なく彼は実力行使に出てタイムマシンを強奪し、ルナの体を癒す方法を追い求めて様々な時代を巡り始めた。ルナの体を治癒するための特効薬となるアヴァロンの地の奇跡のリンゴを探し、ルナのタイムリープの原因となった隕石群の落下を食い止めるために21世紀の巨大企業三髭重工の創業者を世界大戦の災禍から救い埋蔵金の在処を教えて隕石落下を阻止するシステムを開発しろと伝えた。全ては、ルナを救うためだったのだ。保育器の中の少女は7歳のルナであり、タイムリープのためのマシンにエネルギーチャージを行っている最中だとも明かした。ルーダの深い愛情を知ったルナはルーダを父と呼んで和解し、エネルギーチャージの時間稼ぎのため巨大ロボ・ザイオに乗り込んで後を追ってきたレイカの行く手を妨害する。再びルーダの元へ戻ったルナは幼い自分のタイムリープを見届けるよう命じられ、ルーダがタイムギャルに敗れ消息を絶つことを知りつつ彼と別れて7歳の自分がいるべき時代へとタイムリープする。幼い自分を家に送り届けたルナは、自分が元いた時代へと帰って行った。
それから月日は流れ、ルナは相変わらずゲームに夢中な日々を送っていたが、引きこもりを止めて人と関わるようになり、暗くうつうつとしていた自宅の部屋もすっかり明るくなっていた。そんな彼女の元に突如レイカがやってくる。彼女は違法なタイムトラベルを繰り返していた彼女を連行するために来たと言い、ルナは全ての事情を隠さずに打ち明けた上で、素直に償う姿勢を示す。そんな彼女の覚悟を認めたレイカは、ルーダが自分との戦いの末に無事生き延びて医療刑務所入りしていることを伝え、罪を不問とすることと彼やアヴィーとのの再会を条件に、彼女に2代目タイムギャルとして特別捜査官の任に就くよう要請する。父との再会、そして新たな時代と人々との出会いへの期待を胸に、ルナはレイカの言葉を受け入れる。
その直後、新たな事件の発生を知らされたレイカと共に時空の旅へ出発するところで物語は幕を閉じる。
各章サブタイトル
- Here I Go Again
- Desperado
- Freedom
- Close to You
- Highway Star
- Whole Lotta Love
登場キャラクター(リバース)
- ルナ
- 声 - 佐藤舞
- 『リバース』の主人公。7歳までルーダによって育てられていたが、ある理由で2017年の日本へ返された。そのショックで引きこもりとなってしまった。卑屈な性格で声が小さい一方で我慢の限界になるとキレ易い。引きこもり生活が長かったために運動も苦手。ゲームオタクで知っていることや好きなことには饒舌。
- じつは生まれたばかりの赤ん坊の頃、近所に隕石群が落下する災害が起きた際に生じた時空穿孔に巻き込まれて30世紀の未来にタイムリープしてしまい、レイカの父サーモン博士に保護されていたところをルーダに保育器ごと盗みだされ娘として育てられていた。自分を捨てたルーダに対し複雑な感情を抱いていたが、彼のタイムトラベルの軌跡を追う中で、自分が生身で時空間を通り抜けた影響で31世紀の医学でも治せない病を患っていたこと、ルーダが過去の時代を巡って自分を救う術を見つけるために罪を犯してタイムマシンを強奪していたこと、そして元居た時代に送り返したのは自分を捨てたからではなく自分の未来を思うが故だったことを知って和解する。3001年の宇宙ステーションにやってきたタイムギャルを巨大メカ・ザイオで妨害して7歳の自分を過去に送り返すための時間を稼いだ後、ルーダに別れを告げて7歳の自分をいるべき時代に送り届け、自分の元居た時代へ帰っていった。
- エンディングではゲームオタクなのは相変わらずだが引きこもりは止めたようで部屋もきれいになっていたり、チサトと再会を果たしている他、本棚には旅の中で出会った友人たちにまつわる歴史に関する本が並んでいたりと、旅の中で成長し変化したことが示唆されている。
- アヴィー
- 31世紀からやってきたルーダの部下で彼の一番弟子を自称する女性。ルーダに育てられていた過去を持つルナを強引にルーダの遺産探しの旅に引きずり込んだ張本人。ルーダを敬愛しており、彼のようにデカい声で高笑いする癖がある。実年齢に見合わぬ外見の若さと体格の小ささにコンプレックスを抱いており、その見た目通り、10代の少女のような性格・言動をしている。大胆で行動力があるが詰めの甘い部分もある。
- ギュウ
- ルナが着用させられたタイムスーツのコアであるタイムボールに組み込まれたサポートAI。タイムスーツの機能の調整や、言語翻訳、歴史関連の知識の提供などの様々な能力を持つ。馴染み易いようにとのアヴィの計らいで、ルナが幼い頃にルーダから買い与えられたクマのぬいぐるみの姿を模した立体映像として投影されている。ギュウという名前も幼少時のルナがぬいぐるみにつけたもの。様々な面でルナをサポートするが、AIゆえに常にストレートな物言いをする。
- カタリナ
- 1588年の大航海時代の海賊船上で出会った豊満な体を持つ赤髪の女性。「女は度胸」をモットーとする豪快で恐れ知らずな性格だが少々無鉄砲で、勢いで突っ走った挙句にピンチを招くことも度々。
- 海賊サウザンキッドの溜め込んだ財宝の横取りを狙って船に忍び込んだところ、偶然タイムリープしてきたルナと出会い、怪しんでいた彼女を最終的に宝収奪の相棒と見なして行動を共にする。
- セプテム
- 紀元前1世紀の古代ローマで出会う剣士。線の細い美青年に見えるが実は女性(ルナも当初は勘違いしていた)。鍛え上げた肉体の持ち主で並の兵士なら簡単にのしてしまえるほどに強い。ついでに筋肉フェチ。
- 家族を養うと共に、ローマの正しい発展のために兵となって国に尽くしたいという夢を持ち兵士に志願すべくやってきたが、女性であることを理由に断れらたため肉体を鍛え上げ力の証明のために闘技場の御前試合に臨んで勝利するものの、時の支配者カエサルに愛人になるよう迫られ拒否して殴りつけたことで追われる身となっている。偶然出会ったルナに追っ手を撒くために協力を持ち掛け彼女と行動を共にする。騒動の終息後はルナと別れ、身を隠すのもかねて諸国に鍛錬の旅に出た。
- エリン
- 7世紀のイングランドのとある森に住む魔術師の女性。英雄たちの眠るアヴァロンの地の安息を守る契約を結んだ盟友を先祖に持つ墓守一族最後の生き残り。英雄王アーサーが死を迎えるまでという条件で契約を結んでいたものの、アーサーが現世への執着から昇天することを拒んだことで一族の者たちが契約に縛られたまま非業の死を遂げていったため既に身寄りもなく、深い孤独を抱えながら生きてきた。その境遇から親に捨てられた孤独を抱えるルナに深く共感し、友人になって欲しいと願っている。親切で優しい性格だが、時折ヤンデレめいた言動をとる。
- 実は彼女自身も長い年月の果てに既に死を迎えており、霊体となってなお契約に縛られたまま昇天できずにいる。契約から逃れるべくアーサーを消滅させたいと思っており、墓に近づいてきたルーダに倒してもらおうとアーサーを差し向けるも逃げられてしまう。暴走するアーサーから逃れた後、ルナに事の真相と自分の側にいて欲しかったという本心を打ち明け、感謝の言葉を残して姿を消した。その後、一足先に立ち去ったルーダと入れ違いにやってきたレイカの手でアーサーが倒されたことにより無事昇天した。
- チサト
- 21世紀の東京で出会う、男勝りで気性の荒い少女。ルナと同い年。
- エアバイク乗りで暴走族のリーダーをしており、敵対チームとのレース勝負中に突然上からバイクに落ちてきたルナに遭遇。
- 勝負がお流れとなったことで腹を立てるも、紆余曲折を経て因縁をつけられてしまった彼女の潔白の証明に動いたことで仲良くなる。
- 実は21世紀最大の巨大企業の社長を母に持つ令嬢で、仕事一筋で自分を省みなかった母親への反発から非行行為に走っていた。その後、ルナの仲立ちにより母と和解する。また、生まれた年代が近いこともあり、別れ際に元いた時代での再会を誓っており、エンディングでルナと再会を果たしたことが示唆されている。
- サウザンキッド
- 第2章で登場する敵で、大航海時代の海賊船のキャプテン。奪い取った財宝を離れ小島にあるアジトの洞窟い隠しており、それを奪うべくやってきたルナ、カタリナ一行と対立する。最終的に財宝の隠し場所に宿りついたルナたちを追い詰めるも、反撃にあい、背後からのカタリナの攻撃で倒された。
- アーサー
- 第3章で登場する敵。イングランドの英雄王アーサーの霊。現世への執着心のあまり悪しき死霊と化しており、薄紫色の衣をまとい巨大な鎌を持った死神のような姿になり果てている。眠りを妨げようとする者には巨大な鎌を持って鉄槌を下すが、現世の執着を邪魔する者には盟友の子孫であれども容赦がない。
- 英霊と墓守の一族との契約を歪め一族を不幸な死に追いやってきた元凶で、墓守一族最後の1人であるエリンからも倒したい相手としか認識されていない。
- エリンやルナにも手が付けられないほど狂暴で、倒せないままルナとエリンは別れることになるが、立ち去ったルーダと入れ違いでこの時代にやってきたレイカに原作通り倒されるとエピローグで語られている。
- レイカ
- タイムマシン開発者サーモン博士を父に持つ歴史保安警察のエージェント、通称・タイムギャル。本作ではタイムマシン強奪事件を解決に導いた英雄として大衆の人気を集めている。正義感が強く勝気な性格だが空回りすることも多い。
- 本作ではルナの旅の行く先々で原作本編の時間軸にて邂逅することになる。エンディングではルナが違法トラベラーとして犯した罪を問うために彼女の部屋にやってくるが、彼女の口から真相を聞いたことで、罪を不問とすること、アヴィ―、ルーダとの再会を条件に特別捜査官になるよう要請する。
- ルーダ
- 30世紀最大の犯罪者と呼ばれる男。一味を率いて様々な宝を盗み出しては警察の手から巧みに逃れてきた。自信家かつ野心家で、タイムマシンに目を付けて強奪し歴史の彼方へと逃げ去るが、後を追ってきたレイカと激しい戦いを繰り広げた末に敗れ、消息不明となっている。
- 実はタイムマシンを盗んだのは私欲のためではなく、過去の時代を巡ってルナを不治の病から救う手段を見つけるためであった。宇宙ステーションに乗り込んできたレイカがルナが操るザイオとの戦いを潜り抜けた後、ルナに別れを告げて1000年後に逃亡し歴史通り消息不明となるが、無事に生き延びており医療刑務所でリハビリ中である旨がエンディングで語られている。
- 金目の宝と思い込んで保育器ごと盗んでしまった赤子のルナを見捨てずに育てる、不治の病と知った時は動揺と共に命を救って生みの親の元へ帰してやりたいと願い、ルナの最初の保護者であったサーモン博士に恥を忍んで頭を下げるなど、悪党ながらも人情深い性格として描かれている。