チャーチ・ロック鉱滓ダム汚染水流出事故
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決壊現場となった汚染水貯水池には、以前より小規模な亀裂が確認されていたが、所有するユナイテッド・ニュークリア・コーポレーション(UNC)による修繕は小手先のものに終始し、定期検査の実施をはじめとする根本的対策がなされることはなかった。そして7月16日の早朝、貯水池は決壊し、大量の汚染水が近隣のプエルコ川に流入した[2]。

事故の原因
事故の影響

事故発生直後、プエルコ川の水の放射線量は、飲料水として許容される放射線量の7,000倍にも達した。 事故の原因となった貯水池を所有するUNC社は、事故現場から放出された放射能を1キュリーと発表したが[5]、実際には46キュリー(1.7テラベクレル)の放射能が放出されていたとされる[6]。
プエルコ川の近隣住民(その多くが、先住民族であるナバホ族であった)は、プエルコ川の水を生活用水として使用しており、また河川敷を児童の遊び場などとして活用していたため、深刻な健康被害が生じた[7]。 しかし、近隣の医療施設などは放射能汚染事故の発生とその実態を十分に把握しておらず、肌の焼け付きなどの放射線障害を生じた住民に対して熱中症の一症状であると誤診を行っていた[8]。