ディエベド・フランシス・ケレ(Diébédo Francis Kéré、1965年 - )は、ブルキナファソの建築家である。同国ガンド村における建築プロジェクトで知られ、2022年に、アフリカ人としてはじめてプリツカー賞を受賞した[1]。
1965年、オートボルタ共和国(現:ブルキナファソ)のガンド(英語版)にて、村長の長男として生まれた[2]。ガンドには学校がなかったため、教育を受けるために7歳で親元を離れ、タンコドゴのおじの元で通学した[2][3][4]。大工として修行し、開発援助監督者実習生として奨学金を得てドイツに留学した[4]。ドイツでは木工技術を学び、さらに夜間に中等教育を受けた。1995年に奨学金を受け、ベルリン工科大学に入学した[2]。大学在学中の1998年、ケレは学生仲間を集めて非営利団体「ガンド小学校のレンガ(ドイツ語:Schulbausteine für Gando)」を設立した[4][5]。寄付を通じて日本円にして300万円を集め[5]、2001年にガンド小学校を建設した[6]。地元の伝統的建築素材を利用して建築されたこの建物は、2004年にアーガー・ハーン建築賞を受賞した[5]。