デジタル交換機
From Wikipedia, the free encyclopedia
AT&Tにおいて、1972年にNo.4ESS中継交換機、1982年にNo.5ESS加入者交換機が運用開始した。
日本では、1982年に東京都の大手町局においてD60形中継交換機、1983年名古屋市の大同局においてD70形加入者交換機が運用開始された。1988年、東京都の三鷹局でINSネット用のD70Dがサービス開始した。以降保守運用が続けられてきたが、近い内に保守限界を迎えると見られることやIP網への移行によるネットワークの一本化などが求められていることから、NTTグループでは2025年を目処にいわゆるNext Generation Networkへの移行を行い、デジタル交換機を「メタル収容装置」にリプレースする予定である[1]。
特徴
通話路
通話路制御方式として、時分割 (Time Division) が用いられる。時分割多重化された伝送路をハイウエイ (High Way) と呼び、回線交換操作に時間スイッチと空間スイッチとが用いられる。
- 時間スイッチ (Time Switch) : 時分割多重化された信号を一時的に半導体メモリに蓄え、時間的位置を入れ替えることで交換操作を行う。より高速・大容量なメモリを使用することで、多数の回線交換が可能となる。
- 空間スイッチ (Space Switch) : イメージとしては物理的なスイッチやセレクタに近い。入力された信号を時間位置ごとに別の出力回線に振り分けることで交換操作を実現する。
通話路スイッチを多段構成する場合は、多重化されるチャネル数が増大するにつれて網の使用能率が上昇するTST(時間SW - 空間SW - 時間SW)の構成が用いられる。
