トリノ市電6000形電車
From Wikipedia, the free encyclopedia
| トリノ市電6000形電車 | |
|---|---|
|
6000形(6015)(2009年撮影) | |
| 基本情報 | |
| 製造所 | アルストム |
| 製造年 | 2001年 - 2003年 |
| 製造数 | 55両(6000 - 6054) |
| 運用開始 | 2001年 |
| 投入先 | トリノ市電 |
| 主要諸元 | |
| 編成 | 7車体連接車 |
| 軸配置 | (1A)+0′+Bo′+0′+Bo′+0′+(A1) |
| 軌間 | 1,445 mm |
| 電気方式 |
直流600 V (架空電車線方式) |
| 設計最高速度 | 70 km/h |
| 車両定員 |
200人(着席42人)(片運転台) 197人(着席34人、折り畳み座席1人分)(両運転台) |
| 車両重量 |
40.8 t(片運転台) 42.0 t(両運転台) |
| 全長 | 34,000 mm |
| 全幅 | 2,440 mm |
| 全高 | 4,130 mm |
| 床面高さ |
290 - 320 mm (低床率100 %) |
| 車輪径 | 680 mm |
| 固定軸距 | 1,750 mm |
| 台車中心間距離 | 6,580 mm |
| 主電動機 | Parizzi MTA-6/64 |
| 主電動機出力 | 41 kW |
| 歯車比 | 8.55 |
| 出力 | 492 kW |
| 備考 | 主要数値は[1][2][3][4][5][6][7]に基づく。 |
トリノ市電6000形電車(トリノしでん6000がたでんしゃ)は、イタリアの都市・トリノの路面電車(トリノ市電)で使用されている電車。車内全体の床上高さを抑えた超低床電車で、2001年から営業運転を開始した。フィアット・フェロヴィアリアおよび同社を買収したアルストムが展開した「シティウェイ」の1車種である[4][5][6][7]。
車内全体の床上高さを抑えた超低床電車として、2001年から営業運転を開始した形式。台車が存在する短い車体が台車が無く長さが長い(フローティング車体)を挟み込む編成を組む連節車(7車体連接車)である。車体は速度15 km/hでの衝突に耐える事が出来る設計になっている他、両端の車体にはゴムばね付きのスタビライザーが設置されており、曲線走行時の安定性の向上が図られている。更に屋根上には並列上に緩衝器(ショックアブソーバー)が搭載され、曲線走行時の車体のはみだしを緩和する役割を担う。床上高さを抑えるために台車には車軸が設置されておらず、各車輪には台車の外側に懸架された主電動機(誘導電動機)から平歯車やクラッチを介して動力が伝達される。制御装置や充電池などの主要な電気機器については中間車体の屋根上に設置されたコンテナの中に収納されている。車内の座席配置はクロスシートを基本としており、中間車体には車椅子用のスペースが設けられている。また、車内には冷暖房双方に対応した空調が完備されている[1][2][3][6][7]。
- 車内
2024年時点で合計55両が在籍し、トリノ市電の各系統で使用されている。そのうち2000年から2001年にかけて製造された6両(6000 - 6005)は右側通行に適応した片運転台車両である一方、同年から2003年にかけて製造された49両(6006 - 6054)については、終端にループ線が存在しない系統でも使用可能な両運転台車両となっている[1][2][3][4][5]。