トリプルベース火薬

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トリプルベース火薬(triple base powder)とは、ニトロセルロースニトログリセリンニトログアニジンを基剤として、膠化剤、安定剤、緩燃剤、焼食抑制剤、消炎剤を添加した無煙火薬の一種。

主に火砲の発射薬として用いられる。

JIS K 4800:2000の番号12008では、これを「トリプルベース発射薬」とし、「ニトロセルロース,ニトログリセリン及びニトログアニジンを基剤とする無煙火薬。アセトン・アルコール混合液などの溶剤を用いて成形する。燃焼温度が低く,焼食が少ない特徴がある。発射薬として用いられる。」としている[1]。後の2023版でアップデートされた可能性がある。


  • ニトロセルロース 20.0%
  • ニトログリセリン 19.0%
  • ニトログアニジン 54.7%
  • その他6.3%

代表的な製品の値

アメリカ軍正式採用のM30火薬

  • 火炎温度:3040K
  • 火薬力:1087 J/g
  • 燃焼生成ガス
    • 二酸化炭素 3.02 mol/Kg
    • 一酸化炭素 11.66 mol/Kg
    • 水     10.78 mol/Kg
    • 水素ガス  5.49 mol/Kg
    • 窒素ガス  11.96 mol/Kg
  • 爆発熱:974 cal/g
  • 比熱比:1.057
  • 仮比重:1.66 g/cm3

特徴

関連項目

脚注

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