ナガスクジラ科
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ナガスクジラ科(ナガスクジラか、Balaenopteridae)は、ヒゲクジラ類の分類群で、哺乳綱偶蹄目に属する科。
| ナガスクジラ科 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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ザトウクジラ Megaptera novaeangliae | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 地質時代 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 中新世後期 - 完新世(現代) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| Balaenopteridae Gray, 1864[1] | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| ナガスクジラ科[2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 属 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
分布
形態
分類
現生は2属9 - 10種であるが、他に5 - 6の絶滅属が属する。起源はおそらく後期中新世とされ、当時の化石記録からはこの時点でナガスクジラ属が現れていた事が判明している。ザトウクジラ属に関しては化石記録が乏しく、その起源は不明である。またこの科は側系統であり、コククジラ科と併せて単系統を成す。
以下の現生種の分類・英名は、ニタリクジラ・カツオクジラを除いてCommittee on Taxonomy (2023) に従う[3]。ニタリクジラ・カツオクジラについては田島・山田 (2021) に従って別種とした[4]。和名は、ライスクジラを除いて川田ら (2018) に従う[2]。
- ナガスクジラ属 Balaenoptera
- Balaenoptera autorostrata ミンククジラ Common minke whale
- Balaenoptera bonaerensis クロミンククジラ Antarctic minke whale
- Balaenoptera borealis イワシクジラ Sei whale
- Balaenoptera brydei ニタリクジラ Bryde's whale
- Balaenoptera edeni カツオクジラ Eden's whale
- Balaenoptera musculus シロナガスクジラ Blue whale
- Balaenoptera omurai ツノシマクジラ Omura's whale
- Balaenoptera physalus ナガスクジラ Fin whale
- Balaenoptera ricei ライスクジラ[5] Rice's whale
- ザトウクジラ属 Megaptera
- Megaptera novaeangliae ザトウクジラ Humpback whale
分子系統
2019年の分子系統解析[6]では、コククジラがナガスクジラ科(ナガスクジラ属)に内包されることが明らかになった。またザトウクジラもナガスクジラ属に内包される。
| ヒゲクジラ類 |
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| Mysticeti |
- ナガスクジラ
- シロナガスクジラ骨格
- ミンククジラ
- ザトウクジラ
生態
海洋に生息する。
食性は動物食で、甲殻類、魚類などを食べる。群れている獲物を口を大きく開けて海水ごと呑み込み、髭で獲物だけを濾しとって食べる(エンガルフ・フィーディング)[7]。摂餌の際に突進しながら獲物を呑み込むものをランジ・フィーディングといい、時には海面まで獲物を追いかけて前半身が海中から飛び出すこともある[7]。カツオクジラ類は立ち泳ぎをしながら海面で口を開け、獲物が口の中に入ってくるのを待つ方法(立ち泳ぎ採餌)をとることがある[8]。獲物が分散している場合は周囲を泳ぎ回り獲物を密集させてから捕食することもあり、ザトウクジラはその際に気泡を発生させて獲物を追い込む(バブルネット・フィーディング)ことが知られている[7]。
繁殖形態は胎生。冬季に交尾し、妊娠期間は11-12か月。1回に1頭の幼獣を産む。授乳期間は約6-12か月。
人間との関係
捕鯨により生息数は激減している。しかし生息数の推移に関する信頼できる観測例が無いため、詳細が不明な種もいる。