ナラオイア

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ナラオイア
生息年代: カンブリア紀-シルル紀後期
タイプ種 Naraoia compacta の記載論文のイラスト
分類
: 動物界 Animallia
: 節足動物門 Arthropoda
: 三葉虫綱 Trilobita
: Nektaspida
: ナラオイア科 Naraoiidae
: ナラオイア属 Naraoia
学名
Naraoia
Walcott, 1912
  • N. bertiensis
    Caron, Rudjin & Millken 2004
  • N. compacta
    Walcott, 1912
  • N. spinifer
    Walcott 1931
  • N. spinosa
    Zhang & Hou, 1985
  • N. tianjiangensis
    Peng, Zhou & Sun 2012

ナラオイア (Naraoia) はナラオイア科に属する絶滅した三葉虫の一つ。カンブリア紀からシルル紀まで生息しており、体長は 2-4.5 cm。大きな消化管と横向きの触角が特徴である。

解剖図

体は縦扁し、半円形の2枚の背甲(頭楯と尾楯)がそれぞれ頭部と尾部を覆っており、尾楯の方が長い。背甲は石灰化しておらず、間に関節があり折り曲げることができる。触角は横向きで多節。消化管は比較的太く(体幅の14-18%)、前端にがある。その後方からは分岐した憩室が伸び、頭部を満たす。さらにその後方には4対の嚢がある。付属肢は他の三葉虫のように二枝型である[1]。少なくとも前方の付属肢には大きな櫂型の先端葉と短く平たい側枝(刺)のある外肢がついている。内肢(N. compactaでのみ知られる)は6節から成る[1]

胃の前端には1対の眼のような構造が見られる[2]

生態

全ての種がおそらく底生であった。消化管に堆積物が残存していたことから、ミミズのように大量の土を食べるデトリタス食者であったと考えられている。この場合、複雑な消化器は栄養に乏しい土を食べていたためであると解釈できる[3]。だが、消化管の土は死後に侵入したもので、本来は肉食性・腐肉食性であったとする解釈もある[4]

大きなへら状の頭部・外肢に生えた層状の剛毛・横向きの触角・頭部と尾部の間の関節などから、砂を掘ることができたことが窺える[1]

分類

脚注

外部リンク

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