ナンナ (北欧神話)
北欧神話の女神
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『散文のエッダ』
『ギュルヴィたぶらかし』
『ギュルヴィたぶらかし』によると、バルドルがロキの裏切りによって盲目の神ヘズに誤って殺されたとき、彼女は悲しみに打ち倒されて死んだ。その後彼女は、バルドルと並んで、彼の船フリングホルニの上の火葬用積み薪(en)に置かれ、海へと送り出された。後に、ヘルモーズが黄泉の国からバルドルを連れ戻すべくバルドルの探索に出発し、ヘルの館に入った時、彼はバルドルがナンナと並んで高位の席にいるのを見た。2人はヘルモーズに他の神々への贈り物を届けさせた。それらは、フリッグへの布、フッラへの指輪、それらに加えて、バルドルによってオーディンへ送り返されるドラウプニルであった[2]。
『詩語法』
『詩語法』によると、アースガルズの客であったエーギルのために開催される晩餐会を主催している8名のアースの女神(Ásynjur)の中に、ナンナが挙げられている。しかしながらバルドルは集合した男性のアース神族の中では目立って不在であった[3]。
『詩のエッダ』
『デンマーク人の事績』

サクソ・グラマティクスによって書かれたデンマークの歴史書、『デンマーク人の事績』[6]でのナンナは、美しい人間の女性である。この伝承では、『ギュルヴィたぶらかし』における彼らに対応する人々の関係がまったく異なる。人間の王ホテルス(ヘズに相当)と半神バルデルス(バルドルに相当)は当然兄弟ではなく、ナンナの愛を巡る敵同士である。
