古代のキルギスは長身、赤髭、白皙、緑眼といったいわゆる白人であったと歴史書に記されており、言語も元来は非テュルク系(イラン系か?)だったものがテュルク化が進み、9世紀末~10世紀初頭に『イェニセイ碑文』を残すまでに至った。彼らは840年にモンゴル高原のウイグル帝国(回鶻)を崩壊させ、中央アジア南部のテュルク化を促進する原因を作ったことで史上に名高い。キルギスはその後もエニセイ上流域に盤踞していたが、中核的集団はジュンガル支配期(18世紀)に故地から移動させられて南遷し、残った者たちはハカス人となった。[2]