ハシバミ属
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セイヨウハシバミの雄花 | |||||||||||||||||||||
| 分類(クロンキスト体系) | |||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||
| Corylus L. | |||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||
| ハシバミ属 | |||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||
| Hazel | |||||||||||||||||||||
| 下位分類群 | |||||||||||||||||||||
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ハシバミ属(ハシバミぞく、榛属、学名:Corylus、英語: Hazel)は、ブナ目カバノキ科に分類される被子植物の1属。ただし、分類体系によっては独立したハシバミ科とされる場合もある。世界では北半球の温帯域に自生する落葉樹や低木から10~20種からなる属である。日本にはハシバミとツノハシバミの2種が自生している。
種
下記に主な種を記載する[1]。
- Corylus avellana セイヨウハシバミ - 果実が世界中で食用とされている。
- Corylus hallaisanensis ツボハシバミ
- Corylus heterophylla ハシバミ(広義) - 日本の北海道から九州に分布。
- Corylus heterophylla var. heterophylla オオハシバミ
- Corylus heterophylla var. thunbergii ハシバミ
- Corylus heterophylla var. yezoensis エゾハシバミ
- Corylus sieboldiana ツノハシバミ - 日本の北海道から九州に分布。
- Corylus sieboldiana var. brevirostris トックリハシバミ
- Corylus sieboldiana var. mandshurica オオツノハシバミ
名称
ハシバミ類を指す英名 hazel は(ゲルマン系各言語の同系語とともに)新石器時代のインド・ヨーロッパ祖語 *koselos にまで遡れるとされる[2]。この祖語はラテン語には corulus / corylus として継承されていて、後にハシバミ類の属名に用いられるようにもなった。アイルランド語やリトアニア語の古語にも同系の語があるという。
一般に、このように長期間にわたって語義の固定したまま使われつづける語彙というのは、ごく重要な一部語彙に限られるものであり、各民族とセイヨウハシバミとの、祖語時代から綿々と続く深い関わりが示唆されている(利用節も参照)。
また、榛色(はしばみいろ)といえば一種の茶色を指し、これはヘーゼルナッツの表皮の色である。
利用
文化
ケルト
ケルトの文化圏では神聖な木とされた。古代の法律では、伐採したものは死刑とされた。
- 魔除け
- これらの枝は、魔除けとされ船長の帽子、馬具の胸帯に取り付けられた[3]。不可視を可能とするものとして、ハシバミの枝を使ってダウジングを行い無くした物、水脈や鉱脈を探り、土の中の疫病を知らせる力があるとされた[4][3]。
- 数字の9
- 葉を茂らせ実を付けるまで9年必要とされ、数字の9と関連付けられた。ドルイドが使う木文字では、ハシバミは9番目の文字でコル(Coll)と呼ばれ、9人の巫女が仕える白い女神に捧げられていた。また冬至と夏至のそれぞれから数えて9番目の満月の期間の守護樹とされた[3]。
- 知恵
- 上記の知恵の鮭は9本のハシバミから落ちた実を食べて知識を吸収したという説もあり[5]、ハシバミは知恵と関係づけられている[3]。アイルランドの詩人ウィリアム・バトラー・イェイツは、「ハシバミの実の中に、知恵の聖霊が封じ込められている」と述べている[4]。
- 豊穣と性のシンボル
- 豊穣の女神と関連付けられ性的なシンボルとされたが、キリスト教の影響で悪習と不実のシンボルとされた[3]。
魔術・杖
スウェーデンでは、馬の餌のカラスムギに神の名と共にハシバミの杖を触れると、馬は病気にならないとされた。ギリシャ神話では、ヘルメスの杖ケリュケイオンがハシバミ製である[3]。
シンデレラの原作では、シンデレラの願いを叶えたのは魔女ではなく、シンデレラの母の墓に植えられたハシバミの木である[3]。

