ハリヨ
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分布
形態
生態
年間の水量が一定した綺麗な湧水地や、その周辺の流れの緩やかな河川に限定して生息し、水草の生い茂った水深20-50cmの浅瀬に生息する。清浄な湧水のあることは生息環境の必須条件で、10-18℃の低水温を好み、水温20℃を超える場所では生息できない。同属種のイトヨには海と川を回遊する個体群が存在するが、ハリヨは回遊せず、一生を通して淡水域で生活する。食性は肉食性で、小型の甲殻類や水生昆虫などを捕食する。

産卵期は3-5月が中心であるが、ほぼ周年にわたって繁殖活動が見られる生息地もある[6]。婚姻色が出たオスは縄張りを作り、同種のオスを激しく追い払う。同時にオスは縄張り内の川底に穴を掘って水草の根などを集め、トンネル状の巣を作り、メスを誘って産卵をおこなう[8]。オスは産卵後も巣に残って卵を保護する。寿命は1-2年で、繁殖期が終わるとほとんどが死んでしまう。