バレリーナ (バラ)
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バレリーナは、バラの園芸品種の1つ。1937年にイギリスでJohn A.BentallとAnn Bentallによって作出された[1][注 1]。
四季咲きまたは返り咲き性・シュラブのハイブリッド・ムスク系のモダンローズ[2][4]。系統をポリアンサ系とする場合もある[5]。交配種は不明。樹高は1.2m-3m、株張りは120cm[3][6]。花色はピンクで花の中心部分は白[2]。開花後にやや退色する[1]。花型は平咲きの一重咲き[2]。花径は3cmと小さい[2][7]。花の容姿はツクシイバラに似ているが、花のサイズはそれよりも小さい[1]。10輪から数10輪からなる大きな房状になって咲く[2][7]。中心に見える蕊は開花後に黒く変色するのでやや見栄えが悪い[1][2]。早咲きの品種である[8]。花付きがよく、株全体が花で覆われる[3][注 2]。満開時の花は見ごたえがある[8]。花もちはとてもよい[3][7]。結実しやすいので、2番花以降を楽しみたければ花がらを摘む必要がある[1][3]。放置すれば、秋には小さな球形のローズヒップがたくさん実る[3]。花の香りの強さは微香[1][7]。花枝は堅く短め[1]。枝は太く、枝先には小枝が多い[8]。シュートは斜め上に2mほどまで伸びる[1]。しなやかで誘引しやすく、枝の元から先までまんべんなく花が付くので、つるバラとしての性質が優れている[1]。葉は長い楕円形で黄緑色[3][8]。革質でやや光沢があり、葉の端は鋸歯状になる[3][8]。樹勢は強い[2][3]。生育は旺盛である[7]。古い本では耐病性に優れると書かれているが、その後の基準では耐病性は普通かやや強い程度[1][2][3][4]。うどんこ病・黒点病ともに普通[2][注 3]。月3回-4回の薬剤散布で、病気をほぼ抑えることができる[2][注 4]。強健種で育てやすいが、ハダニに注意が必要[2][3][7]。枝を切り詰めてもよく開花するのでブッシュ仕立てにしてもよいし、枝を伸ばして構造物に誘引してもよい[3]。1993年に、英国王立園芸協会のガーデン・メリット賞を受賞した[5]。サリー・ホームズ、フランシーヌ・オースチン、マージョリー・フェア、イエスタデイなどの交配親としても多く利用されている[1][3]。