パゾパニブ
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| IUPAC命名法による物質名 | |
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| 臨床データ | |
| 販売名 | Votrient |
| Drugs.com | monograph |
| MedlinePlus | a610013 |
| ライセンス | EMA:リンク、US FDA:リンク |
| 胎児危険度分類 | |
| 法的規制 | |
| 薬物動態データ | |
| 血漿タンパク結合 | >99%[1] |
| 代謝 | Hepatic (CYP3A4, 1A2 and 2C8-mediated)[1] |
| 半減期 | 31.9 hours[1] |
| 排泄 | Faeces (primary), urine (<4%)[1] |
| データベースID | |
| CAS番号 |
444731-52-6 |
| ATCコード | L01XE11 (WHO) |
| PubChem | CID: 11525740 |
| ChemSpider |
9700526 |
| UNII |
7RN5DR86CK |
| KEGG | D05380 |
| ChEMBL | CHEMBL477772en:Template:ebicite |
| 化学的データ | |
| 化学式 | |
| 分子量 | 437.517 g/mol |
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パゾパニブ(Pazopanib)はマルチチロシンキナーゼ阻害薬の一つであり、血管新生を阻害して腫瘍の成長を妨げる。腎細胞癌および悪性軟部腫瘍の治療に用いられる。商品名ヴォトリエント。
禁忌・警告
パゾパニブに過敏症を有する患者、妊婦また妊娠している可能性のある婦人には禁忌である[12]。
日本の添付文書の警告欄には「重篤な肝機能障害」が現れることがあると書かれており、中等度以上の肝機能障害を有する患者では、最大耐用量が低いとされている。米国の添付文書では、致死的な肝障害が発現する旨が黒枠警告で示されている[1]。
米国の添付文書の警告欄に表示されている項目は[1]、以下の通りである。
- 高血圧(高血圧クリーゼを含む)が報告されている。
- QT延長症候群(トルサード・ド・ポアントを含む)が報告されている。
- 血栓性微小血管症が報告されている。
- 血栓性血小板減少性紫斑病が報告されている。
- 溶血性尿毒症症候群が報告されている。
- 血液学的異常が31%から37%の患者に発生する。
- 心障害(左室駆出率 (LVEF) の低下および鬱血性心不全)が報告されている。
- 致死的出血、動脈血栓症、静脈血栓症、消化管穿孔が臨床試験時に見られた。
副作用
添付文書に記載されている重大な副作用は、
- 肝不全、肝機能障害(AST、ALT、ビリルビン、γ-GTP上昇等)(28.4%)、膵炎(3.8%)、
- 消化管穿孔、消化管瘻(0.5%)、
- 高血圧(42.0%)、高血圧クリーゼ(0.6%)、
- 心機能障害(鬱血性心不全、左室駆出率低下等)(2.8%)、QT間隔延長(0.6%)、心室性不整脈(0.1%)、
- 動脈血栓症(心筋梗塞、狭心症、虚血性脳卒中、一過性脳虚血発作、心筋虚血等)(1.8%)、静脈血栓症(静脈血栓症、肺塞栓症)(1.1%)、出血(脳出血(0.5%)、喀血(1.3%)、消化管出血(4.1%)、血尿(1.8%)、肺出血(0.1%)、鼻出血(4.9%)等)(13.2%)、
- ネフローゼ症候群(0.1%)、蛋白尿(12.5%)、
- 甲状腺機能障害(12.6%)、感染症(8.6%)、創傷治癒遅延(0.4%)、間質性肺炎(0.1%)、血栓性微小血管症(血栓性血小板減少性紫斑病、溶血性尿毒症症候群等)(0.1%)、可逆性後白質脳症症候群、網膜剥離(0.1%)
である[12]。(頻度未記載は頻度不明)
5%以上に発現する副作用は、上述の肝機能障害(28.4%)、高血圧(42.0%)、出血(13.2%)、甲状腺機能障害(12.6%)、蛋白尿(12.5%)、感染症(8.6%)のほか、食欲減退、下痢、悪心、毛髪変色、疲労(いずれも30%以上)、体重減少、味覚異常、頭痛、発声障害、嘔吐、腹痛、消化不良、口内炎、便秘、手掌・足底発赤知覚不全症候群、発疹、脱毛症、皮膚色素減少、皮膚乾燥、筋骨格痛、血小板減少症、好中球減少症、白血球減少症、貧血、粘膜炎、無力症(いずれも5〜30%)である[12]。
過量投与
過量投与時の治療は対症療法に限られる。症状はグレード3の高血圧および疲労である[6]。