ヒキオコシ
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| ヒキオコシ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 分類(APG IV) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| Isodon japonicus (Burm.f.) H.Hara (1949)[1] | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| シノニム | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| ヒキオコシ(引越し) |
分布と生育環境
特徴
利用
薬草として利用され、9 - 10月の開花期に地上部の茎葉を刈り取って、長さ2 - 3 cmに刻んで日干し乾燥したものを延命草(えんめいそう)と称して生薬にする[6][注釈 1]。干し上げたときに、鮮やかな緑色で、苦味の強いものが良品とされている[6]。強い苦味成分はプレクトランチンで、この成分は40万倍に水で薄めても苦味は残ると言われていて、胃酸を中和する重曹と混ぜると、全く苦味が消えて、苦味健胃薬の効果がなくなる性質がある[6]。薬として使用するときは、他のものと混ぜずに単独で用いることによって、胃液の分泌を盛んにし、消化を促進させる[6]。
民間療法で、胃弱、胃下垂、胃筋無力症、胃炎、食欲不振などに、延命草1日量5 - 10グラムを、水600 ccで半量になるまで煎じて、かすを取り除いて食後に3回に分けて服用する用法が知られている[6][7]。粉末の場合は、1日量2グラムを水か湯で服用する[6]。やや胃腸を冷やす働きをする薬草であることから、胃腸が冷えやすい人は慎重に使用する[7]。また、妊婦に対する服用は禁忌とされている[7]。