ヒメナエ
From Wikipedia, the free encyclopedia
| ヒメナエ | |||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 分類(APG III) | |||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||
| 学名 | |||||||||||||||||||||
| Mitrasacme indica Wight 1850 | |||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||
| ヒメナエ |
ヒメナエ Mitrasacme indica はマチン科の植物の1つ。ごく小さな草で、白い小さな花を葉腋に1つずつつける。
分布と生育環境
類似種など
本種の属するアイナエ属は東アジアからオーストラリア、ニュージーランドにかけて35種ほどが知られるが、日本には本種以外には以下の1種のみがある[2]。
- M. pygmaea アイナエ
やはりごく小型の1年生草本で草丈が10cm足らず、花は白くて径2.5mmなど、本種と同じような大きさの植物であるが、概形は全くと言っていいほどに異なる。本種が細長い茎の葉腋に1つずつ花をつけるのに対して、この種では茎がごく短くて1cm程しかなく、その先から長い花茎が出るので、その草丈の大部分は花茎である。従って葉は植物体のごく基部のところに集中し、また花は花茎の上に複数個を散形状につける。
オーストラリアは本属が最も多く産する地域であり、最大の見積もりで本属の種が55種、そのうちオーストラリアには50種があって、そのうちの43種が固有種とされる[5]。そのうちの M. prolifera は本種とよく似ていて本種をこの種のシノニムとする説もあった。ただしこの M. prolifera 自体もその存在が不明確で、むしろ更に別種とされている M. nummularia との関連が考えられる。M. nummularia は多形的な種であり、複数種の種群とみた方がいいとも言われ、この部分はさらなる研究が必要とされる。現時点では本種の存在は、少なくともオーストラリア以外の地域では強く支持されている。