ビジュアル・プロセッシング・ジャパン

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市場情報
東証グロース 334A
2025年3月25日上場
[1]
略称 VPJ
本社所在地 日本の旗 日本
100-0005
東京都渋谷区恵比寿4-20-7 恵比寿ガーデンプレイスセンタープラザB1[2]
株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン
Visual Processing Japan Co.,Ltd.[1]
種類 株式会社
市場情報
東証グロース 334A
2025年3月25日上場
[1]
略称 VPJ
本社所在地 日本の旗 日本
100-0005
東京都渋谷区恵比寿4-20-7 恵比寿ガーデンプレイスセンタープラザB1[2]
設立 1994年1月6日[2]
業種 情報・通信業
法人番号 9011001019532
事業内容 DAM(デジタル資産管理)を中核に、企業の事業活動における媒体(WEBECSNSカタログ映像、出版)そしてコンテンツの制作・管理・配信を支援するDXソリューション事業 [2]
代表者 三村博明代表取締役社長[2]
資本金 207,277千円[2]
売上高 1,208百万円[3]
営業利益 183百万円[3]
純利益 122百万円[3]
総資産 1,108百万円[4]
従業員数 83名(2025年6月末時点、役員及び派遣社員含む)[2]
決算期 12月[3]
外部リンク https://www.vpj.co.jp/
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株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン東京都渋谷区恵比寿4丁目に本拠を置くデジタル資産管理を中核に企業向け媒体及びコンテンツの制作・管理・配信を支援するDXソリューション事業を行う日本企業

特徴

多くの企業が自社の事業活動において必要となるECWEBサイトカタログ等の媒体コンテンツで活用する写真動画、さらにグラフィックスなどのデジタル資産や商品情報を一元管理できるシステム(DAM及びPIM)市場において「CIERTO」という自社ブランドのDXソリューションを展開。同製品は自社開発製品であり、総務省の支援するASPICクラウドアワードにおいて、それぞれDAMが2019年に総合グランプリをPIMが準グランプリを獲得した[5]

創業当初は顧客が印刷出版業界などに限られていたが、インターネットの普及や、その後のiPhoneiPadの登場に伴い、自社で広告SNS向けのコンテンツを制作する企業が増えたため、顧客が多様化。2025年3月25日には東証グロース市場上場電子商取引(EC)サイトや動画サイトなどプラットフォームごとに異なるデータの形式をワンソースマルチユースで一元的に管理し出力できる。技術が複雑で日本国内では類似サービスを提供する競合企業はほぼない。主力製品のデジタル資産の管理システム『CIERTO(シェルト)』は1つのソースから複数媒体へのデリバリーを可能とし、生産効率やブランドの統一できる効果などで評価が高く、国内で280件以上の幅広い業界で採用されている。競合は海外企業になるが、システムの個別開発など顧客へのサポート力や価格面で優位性を保持する。上場時には初値で公開価格(1430円)の2.1倍の3040円を付けるなど人気化した[6][7]。上場による資金調達も寄与し、財務基盤が強化される[8]

創業以来、経営方針に「自立と継続」をテーマとして掲げる[9]下請け、常駐技術者派遣は一切行わない[5]

評価

ソフトウェア評価機関であるG2.comにおける、2024年秋のDAMの分野の評価レポートでは、同社はアジア太平洋で1位であった[10]。同社の顧客は従業員別分布では、50-100人以下の企業が64件、1,000人以上の大企業80件(2025年12月時点)となっている。約10万社ある50人以上の会社が同社の今後のターゲットとなり、1,000社への導入で年30億円のサブスクリプションの積み上げが見込め、3,000社では年90億円が担保されるなど市場規模が大きく、同社では業種業態を問わないため将来的にも成長が見込めると分析している[9]

協業

多くの企業と協業を行っているが、2025年9月5日には、TOPPANとの協業を開始。TOPPANが2025年5月より提供するAIによるデータ利活用を実現する「生成AI管理基盤」と「CIERTO」を連携させ、生成AIによるコンテンツの制作・校正支援や、適切なデータ管理・運用を実現するサービスの開発を行う[7]。 また、2026年1月21日には富士フイルムビジネスイノベーションが「CIERTO」の販売代理店に加わり、全国規模の販売ネットワークとして協業を開始した[11]

沿革

  • 1994年
    • 1月6日創業。
    • 2月、Silicon Graphicsと販売パートナー契約を締結。UnixMacの相互通信を可能とする「TransferPro」、及び「K-Ashare」の販売を開始。
  • 1995年
    • 3月、アメリカ合衆国ボストンArchetype社と業務提携、アップルシェアサーバーの「Hellios」をベースに「InterSep OPI」をSGI Serverをベースとした自社ブランド「DTP ターボサーバー」に搭載し印刷出版業界向けに販売開始。
  • 1997年
    • 6月、ドイツScience-Divisionと業務提携、世界初のビデオCGのマッチムーブツール「3D-Equalizer」の販売を開始。
    • 8月、Archetype社がDAMシステム「Media Bank」を開発。日本国内初のDAMシステムとして 「DTPターボサーバー」にDAMを搭載する。
  • 1999年
    • 12月、アメリカ合衆国Xinet社と業務提携、アップルシェアサーバー「FullPress」及びWebベースファイルシステム「WebNative」を搭載した「DTPターボサーバー」のニューモデルを販売開始。
  • 2000年 - 11月、アメリカ合衆国Nothing Real社と業務提携、国内総代理店としてソフトウエア VFXツールコンポジションツール「Shake」の販売を開始。
  • 2001年 - ロンドンの大手ポストプロダションSmoke&MIller社の開発部門UniqueID社と業務提携、映像データ管理ソフト「CakeS」の販売を開始。
  • 2002年 - 5月、Xinet社がDAMリューション「Venture」をリリース、「DTPターボサーバー」のオプションとして販売開始。「FullPress」と「WebNative」を搭載した「DTPターボサーバー」の導入社数が200社超え。
  • 2003年
    • 3月、アメリカ合衆国Apple社 と業務提携、認定Apple Solution Partner へ登録。
    • 11月、自社開発による映像データ管理ソフト“thiiDa” をリリース。
  • 2004年 - 5月、送・映像業界へのApple社のXsan(ストレージ・エリア・ネットワーク)の販売を開始。
  • 2005年 - 10月、イスラエルのPress-Sense社と業務提携、「iWay」の販売を国内で開始。
  • 2006年 - 8月、沖縄電力のデータセンターFRTにて「Xinet WebNative」を活用しDAMのASPビジネスを開始。
  • 2007年 - 8月、ドイツDalim社と業務提携、オンライン校正ソリューション「DiALOGUE」の販売を開始。
  • 2008年
    • アメリカ合衆国Adobeと業務提携、認定Video reseller。
    • 10月、一般企業を対象とした自社開発のDAMソリューション「thiiDa2」の販売を開始。
  • 2009年
    • 5月、オランダWoodWing社と業務提携、Adobe inCopyとinDesignと連携する出版ソリューション「WoodWing Enterprise」の販売を開始。
    • 7月、沖縄データセンターをFRTから宜野座に移動、宜野座オフィスをオープン。thiiDa2のクラウドビジネスを開始。
  • 2010年
    • 4月、WoodWing社の「Apple iPad 用Digital Magazine 制作ツール」を国内唯一のソリューションとして販売を開始。
    • 7月、放送映像部門を分社化(ビジュアル・グラフィックス株式会社を設立)。
    • 11月、シリコンスタジオ株式会社が有する映像部門と経営統合。
  • 2011年
    • 9月、ベルギーApprove社と業務提携、DTP、 Video、Web製作に向けたクロスメディア・オンラインプルーフィングソリューション「APROOVE」の販売を開始。
    • 10月、WoodWing 社がDigital Magazine 事業をAdobe社に売却。Adobe認定ソリューションパートナーとして引続き「Digital Magazine 制作ツール」の販売に携わる。
  • 2012年
    • 4月、アメリカ合衆国Xinet社がカナダのNorthPlains社に買収される。NorthPlains社と新たなパートナーシップを構築。
    • 11月、ビジュアル・グラフィックス株式会社の全株式を株式会社朋栄に売却。
  • 2014年 - 6月、[thiiDa2] に代わる「thiiDa3」をリリース。
  • 2015年 - 2月、「thiiDa3」の継続開発を中止。「CIERTO」の開発をスタート。
  • 2016年
    • 3月、「CIERTO」の開発拠点として、フィリピンマニラ現地法人を設立。
    • 10月、「CIERTO」を次世代のDAMソリューションとしてリリース、販売開始。
  • 2017年 - 1月、自社ブランド「CIERTO」を基幹とした印刷業界向けワークフローサーバー「ターボサーバーEXPRESS」、マイクロソフト社のAzureベース新クラウドサービスの提供開始。
  • 2019年
    • 3月、沖縄オフィスを北谷アラハビーチに移転。
    • 7月、マイクロソフト社のAzure のパートナーとしてAzure Gold Partnerとして認定。
    • 8月、自社ブランドであるデジタルアセット管理(DAM)システム「CIERTO」のバージ2.0 をリリース。オートメーション機能やスマートフォン対応、EC向け画像変換・商品情報書き出しプリセット機能など多くの新機能を搭載。CIERTOのクラウドユーザー数が100社超え。
    • 11月、総務省が支援するASPIC IoT・AI・クラウドアワード2019において「CIERTO」がASP・SaaS部門総合グランプリを受賞。
  • 2020年
    • 3月、CIERTOが総務省公表のガイドラインに則った「ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示認定」を取得。
    • 5月、デジタルアセット管理(DAM)システム「CIERTO」のバージョン2.6をリリース。クロスメディア対応のオンライン校正機能の搭載、チャットツールへの自動通知、動画字幕/AI自動抽出などの新機能を追加。SAML認証対応などセキュリティ面も強化。
    • 12月、「CIERTO」のオプションとしてAdobe CC環境における在宅勤務・リモートワークを支援する「CIERTOLink」をリリース。コロナ禍におけるAdobe製品と連携するクリエイティブワークフローのオンライン化を実現する。
  • 2021年
    • 5月、Aproove WMおよびプロジェクト管理システム「APROOVE WM」をリリース。
    • 7月、「CIERTO」の新機能として「CIERTO PIM」をオプションとしてリリース。
  • 2022年
    • 5月、「CIERTO」が CIO Magazine 社のAPACエリアにおける主要Digital Asset Management SystemのTop10に日本国内からは唯一のDAMソリューションとして選定される。
    • 5月、「FS Monitor」の特許申請が認可される。発明の名称は「ファイルシステムとデータベース間でデータを伝達する」プログラム及び情報処理装置で用いる方法。特許番号 7073375。
    • 11月、恵比寿ガーデンプレイスに本社を移転。
  • 2023年
    • 6月、世界的にも実績の多いECサイト構築支援ソフト「Shopify」と「CIERTO」の連携モジュールを開発。ECサイトに必要なコンテンツをDAM|PIMソリューションである 「CIERTO」 で一元管理。
    • 7月、「CIERTO」がハートコア社のコンテンツ管理システム「Heart Core CMS」との連携機能をリリース。
    • 11月、「CIERTO」が世界的なオープンソースCMSの「WordPress」との連携を強化。「WordPress」と「CIERTO」の連携によりWebサイトの制作及び更新プロセスの利便性向上を実現。
  • 2024年
    • 3月、「CIERTO」のAI機能(自然言語検索、類似画像検索、自動タグ付け)を開発。 AI SDKを開発するax株式会社と協業し、VPJが提供するデジタルアセット管理(DAM)システム「CIERTO」に高度なAI技術を搭載。
    • 3月、「Box」と「CIERTO」の 連携モジュールを開発。 「CIERTO」と「Box」の連携が実現。
    • 11月、G2.comの評価でAPAC No.1の評価であるLeaderを獲得。
    • 12月、ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2024において「CIERTO PIM」がASP・SaaS部門で準グランプリを受賞。
  • 2025年
    • 2月18日、Brushupと協業を開始[12]
    • 3月25日、東証グロース市場に上場。初値で公開価格(1430円)の2.1倍の3040円を付ける[6]
    • 7月29日、イントリックスと協業を開始[13]
    • 7月30日、「CIERTOユーザー会」を開催。150名以上が参加[14]
    • 9月5日、TOPPANとの協業を開始[7]

その他出典[15]

受賞歴

  • 「第13回 ASPICクラウドアワード2019」のASP・SaaS部門において、「CIERTO DAM」が総合グランプリを受賞[16][17]
  • 2022年、「APAC CIO Outlook」にて、アジア太平洋地域(APAC)における「デジタルアセットマネジメントソリューション プロバイダ TOP10」に選出される。
  • 「第18回 ASPICクラウドアワード2024」基幹業務系ASP・SaaS部門において準グランプリを受賞(CIERTO PIM)[16]
  • 2025年秋季G2レポートで、デジタルアセットマネジメント部門のアジアパシフィックにおける【Leader】の称号を得る[16]

関連会社

脚注

外部リンク

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