ピンチョス

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串がささったピンチョス。スペインビスカヤ県ベルメオにて
串を用いないピンチョス。カニカマと海老(左)、鰹とアンチョビ(右)

ピンチョス(単数形はピンチョ 西: pinchoバスク語: pintxo、「串」の意)は、小さく切ったパンに少量の食べ物がのせられた軽食のことである。名称はかつては食材を楊枝でパンに刺して留めていたことに由来しているが、串や楊枝を用いないものもピンチョ(ス)と呼ばれる。タパの一種であり、現在はタパの同義語としてもつかわれる。

ピンチョスは、チキート(txikito)と呼ばれる赤ワインまたはスリート(zurito)と呼ばれるビールとともに楽しむアペタイザーである。バスク州カンタブリア州ナバーラ州ラ・リオハ州ブルゴス県ミランダ・デ・エブロ市といったスペインの北部のバルでよく見かける食べ物である。

パンにのせる食材は何でもよいが、バスク料理でよく用いられる(とくにメルルーサタラアンチョビウナギの稚魚もどき)、トルティージャ、肉詰めピーマンコロッケなどであることが多い。

代用的なピンチョスはヒルダであり、アンチョビ、オリーブの実、青唐辛子の酢漬けを串刺しにしたものである[1]

バールでトレイにのせられているピンチョスは自分で串を抜き、上記のワインやビールを飲んだり、友人と話しながら立ったまま食べるのが一般的である。どの店も異なる料理には異なる串を用い、勘定には串を数えると考えられているが、実際には串の長さを変えたり、串に異なる色のキャップをはめるバールもある一方、必ずしも串の本数や形状で勘定をするのが一般的というわけではない。

スペインでは酒のつまみや軽食を全てタパス(Tapas)という言葉でまとめてしまうこともあるが、厳密にはタパスが料理を小分けにした突き出し風のもの、ピンチョスはオープン・サンドイッチ状のフィンガーフード(指でつまんで食べられる軽食)である。

中南米におけるピンチョス

脚注

関連項目

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