フィッツ・アンド・ザ・タントラムズ

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フィッツ・アンド・ザ・タントラムズ: Fitz and the Tantrums)は、アメリカ合衆国インディー・ポップおよびネオ・ソウルバンド。2008年にカリフォルニア州ロサンゼルスにて結成された。

活動期間 2008年 -
レーベル
概要 フィッツ・アンド・ザ・タントラムズ, 基本情報 ...
フィッツ・アンド・ザ・タントラムズ
2013年
基本情報
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス
ジャンル
活動期間 2008年 -
レーベル
公式サイト fitzandthetantrums.com
メンバー
旧メンバー
  • イーサン・フィリップス
  • ジョン・ウィックス英語版
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略歴

2008年、スタジオ・エンジニアでミュージシャンのマイケル・フィッツパトリックを中心に結成された[1]。フィッツパトリックはコーン社英語版の古い電子オルガンを購入し、その夜にインスピレーションを受けて「ブレイキン・ザ・チェインズ・オブ・ラブ」というタイトルで楽曲を書いた[2]。フィッツパトリックは大学時代の友人だったサックス奏者のジェームズ・キングに連絡を取り、キングはボーカルのノエル・スキャッグスとドラマーのジョン・ウィックス英語版を紹介した[3]。キングはベーシストのジョセフ・カーンズとキーボードのジェレミー・ルズムナをバンドに迎えた[3]。フィッツパトリックによると、バンドはすぐに意気投合したという[3]。フィッツパトリックは「文字通り電話5本、リハーサル1回で、その夜にライブができた」と語った。2008年12月、バンドはハリウッドのホテルカフェで初のライブを行ったが、フィッツパトリックは最初のリハーサルから1週間後にライブを予約した[3]

2009年前半、ロサンゼルスにあるフィッツパトリックの自宅でデビューEP『ソングス・フォー・ア・ブレイクアップ Vol. 1』をレコーディングし[4]、2009年8月11日にキャニオン・プロダクションズよりリリースされた[5]。2009年9月にはヘプキャットやフロッギング・モリーとツアーを行い、2009年11月にはマルーン5のバック・トゥ・スクール・ツアーで8公演のオープニングアクトを務めた[6][7][8]。なお、当初予定されていたオープニングアクトでは、ケイナーンが10月下旬に疲労で出演キャンセルしたため、急遽の出演となった[9][10]。フィッツパトリックは「マルーン5のアダム・レヴィーンがタトゥーを入れるためにニューヨークに来ていた時、彼のお気に入りのタトゥーアーティストがラジオで俺たちの曲を聴いてレコードをダウンロードしたんだ。彼はアダムに『このバンドを聴くべきだ』と言ったんだ。1週間半後、俺たちはマルーン5の大学ツアーのオープニングアクトを務めることになったんだ」と説明した[4]

2010年3月、テキサス州オースティンで開催されたSXSW 2010に出演した[11]。同年4月15日にはスカバンドのスペシャルズの北米再結成ツアーのオープニングアクトをロサンゼルスのクラブ・ノキア英語版で務めた[12]。同年4月26日、デンジャーバード・レコードはフィッツ・アンド・ザ・タントラムズと契約したことを発表した[13]

2010年8月24日、初のフルアルバム『ピッキン・アップ・ザ・ピーセズ』がリリースされた。プロデューサーのクリス・シーフリード英語版も同アルバムの共作者である。2010年10月、ダリル・ホールはバンドをウェブシリーズ『ライブ・フロム・ダリルズハウス(: Live from Daryl's House)」に招待した[4]。フィッツ・アンド・ザ・タントラムの4曲、ホールの初期の曲「ガール・アイ・ラブ・ユー」、「パーキオメン」、「サラ・スマイル」を含む7曲を演奏した[14]

2013年5月7日、2枚目のアルバム『モア・ザン・ジャスト・ア・ドリーム』がエレクトラ・レコードより発売された[15]。同アルバムに収録されたリードシングル「アウト・オブ・マイ・リーグ」は、2013年9月30日付のBillboardのオルタナティブ・ソング・チャートで1位を獲得した[16]。「アウト・オブ・マイ・リーグ」のフランス語版もリリースされ、カナダのラジオでオンエアされた。フランス語版では、ほとんどのヴァースはフランス語で歌唱されているが、コーラスは英語のままとなっている。また、同アルバムからの2枚目のシングル「ザ・ウォーカー」も、同じくBillboardのオルタナティブ・ソング・チャートで1位を獲得した[16]

2016年3月25日、セルフタイトルアルバム『フィッツ・アンド・ザ・タントラムズ』からのリードシングル「ハンドクラップ」がリリースされた。同アルバムは2016年6月10日にリリースされた[17]

2019年3月20日、4枚目のスタジオアルバムからのシングル「123456」がリリースされた。セカンドシングル「ドント・エバー・レット・エム」は同年4月17日にリリースされ、5月3日には「アイ・ニード・ヘルプ!」、そして6月28日にはアルバムのタイトルトラック「オール・ザ・フィールス」がリリースされた。アルバム『オール・ザ・フィールス』は17曲収録され、2019年9月20日にエレクトラ・レコードよりリリースされた[18]

2022年6月10日、エレクトラ・レコードよりシングル「スウェイ」がリリースされた。その後、2022年9月27日にシングル「マネーメイカー」がリリースされ、5枚目のスタジオアルバム『レット・ユアセルフ・フリー』が2022年11月11日にリリースされた[19]

2025年3月28日、スタジオアルバムからのリードシングル「ルーイン・ザ・ナイト」がリリースされ、6枚目のスタジオアルバム『マン・オン・ザ・ムーン』は同年7月25日にリリースされた[20]

音楽スタイル

フィッツパトリックは、音楽スタイルについて「ソウル・インフルエンスド・インディー・ポップ」と表現できると述べている[21]。また、バンドはモータウンスタックス・レコードといったレコードレーベルの名曲から影響を受けているものの、それらの楽曲から完全な複製を作ろうとしているわけではないと述べている[21]。その一方で、フィッツパトリックはバンドでギターを使用しないという決断について語っており、「ギターなしで、迫力のあるレコードを作りたかった」「バンドが入っている音楽では、ギターが常に存在し、常にフィーチャーされ、常に支配的になっているように感じる。ギターの音を聞き飽きた」と述べている[22]

メンバー

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現メンバー
名前 担当楽器 備考
マイケル・フィッツパトリック リードヴォーカルキーボード
ノエル・スキャッグス 共同リードヴォーカル、パーカッション
ジェームズ・キング サックスフルートハーモニカ
キーボード、パーカッション、ギター
ジョー・カーンズ ベース 2010年加入
ジェレミー・ルズムナ キーボード
旧メンバー
名前 担当楽器 備考
イーサン・フィリップス ベース 2008年加入、2010年脱退
ジョン・ウィックス英語版 ドラム、パーカッション 2008年加入、2022年脱退
ツアーミュージシャン
名前 担当楽器 備考
ブレア・シンタ ドラム、パーカッション 2022年より参加
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ディスコグラフィー

スタジオ・アルバム

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タイトル 詳細 チャート最高位 認定
US
[23]
US
Alt

[24]
US
Rock

[25]
BEL
(FL)

[26]
CAN
[27]
HUN
[28]
NED
[29]
Pickin' Up the Pieces 140 [注 1] 83
More Than Just a Dream 26 7 8 34
Fitz and the Tantrums
  • 発売日: 2016年6月10日[31]
  • レーベル: エレクトラ・レコード
  • 規格: CD、ダウンロード、レコード
17 4 6 44
All the Feels
  • 発売日: 2019年9月20日
  • レーベル: エレクトラ・レコード
  • 規格: CD、ダウンロード、レコード
[注 2] 19 44
Let Yourself Free
  • 発売日: 2022年11月11日[34]
  • レーベル: エレクトラ・レコード
  • 規格: CD、ダウンロード、レコード
Man on the Moon
"—"は未発売またはチャート圏外を意味する。
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ライブ・アルバム

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タイトル 詳細
Live in Chicago
  • 発売日: 2020年10月2日[36]
  • レーベル: キャニオン・エレクトラ
  • 規格: CD、ダウンロード、レコード
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EP

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タイトル 詳細
Songs for a Breakup, Vol. 1
  • 発売日: 2009年8月11日
  • レーベル: キャニオン・プロダクション
  • 規格: CD、ダウンロード
Santa Stole My Lady
  • 発売日: 2010年11月26日
  • レーベル: デンジャーバード・レコード
  • 規格:レコード、ダウンロード
Breakin' the Chains of Love EP
  • 発売日: 2011年8月10日
  • レーベル: デンジャーバード・レコード
  • 規格: CD、ダウンロード
Perfect Holiday[37]
  • 発売日: 2023年11月10日
  • レーベル: エレクトラ・レコード
  • 規格: ダウンロード
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リミックスEP

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タイトル 詳細
Out of My League (Remixes)[38]
  • 発売日: 2013年7月3日
  • レーベル: エレクトラ・レコード
  • 規格: ダウンロード
The Walker Remix EP[39]
  • 発売日: 2014年5月27日
  • レーベル: エレクトラ・レコード
  • 規格: ダウンロード
HandClap (Remixes, Pt. 1)[40]
  • 発売日: 2016年6月9日
  • レーベル: エレクトラ・レコード
  • 規格: ダウンロード
HandClap (Remixes, Pt. 2)[41]
  • 発売日: 2016年6月9日
  • レーベル: エレクトラ・レコード
  • 規格: ダウンロード
Out of My League Collection[42]
  • 発売日:2023年8月25日
  • レーベル: エレクトラ・レコード
  • 規格: ダウンロード
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シングル

リードシングル

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タイトル チャート最高位 認定 アルバム
US
[43]
US
Rock

[44]
AUS
[45]
AUT
[46]
CAN
[47]
GER
[48]
ITA
[49]
JPN
[50]
KOR
[51]
RUS
[52]
"Winds of Change" 2010 Pickin' Up the Pieces
"L.O.V."
"Breakin' the Chains of Love"
"MoneyGrabber" 2011 3359
  • RIAA: ゴールド[32]
"Don't Gotta Work It Out" [注 3]
"Out of My League" 2013 [注 4]1465 More than Just a Dream
"The Walker" 67119158
  • RIAA: プラチナ[32]
  • MC: プラチナ[59]
"Fools Gold"[60] 2014 26
"HandClap" 2016 53255785919960
  • RIAA: 4× プラチナ[32]
  • ARIA: プラチナ[55]
  • BPI: シルバー[56]
  • BVMI: ゴールド[61]
  • IFPI AUT: ゴールド[57]
  • MC: 5× プラチナ[62]
Fitz and the Tantrums
"Roll Up"[63] 47
"Fool"[64] 2017 34
"123456"[65] 2019 33 All the Feels
"Don't Ever Let Em"[66]
"I Need Help!"[67] [注 5]
"All the Feels"[69]
"I Just Wanna Shine" 4
"Sway"[70] 2022 Let Yourself Free
"The Wrong Party"[71]
(with Andy Grammer)
Monster (Deluxe)
"Give Love This Year"[72] 2023 Perfect Holiday
"No Goodbyes (Friends Forever)"[73] 2024 (アルバム未収録)
"Ruin the Night"[74] 2025 Man on the Moon
"Man on the Moon"
"OK OK OK"
"Radio Baby"
(with Don Diablo)
(アルバム未収録)
"—"は未発売またはチャート圏外を意味する。
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フィーチャリング

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タイトル チャート最高位 アルバム
US
Dance

[75]
CIS
[52]
RUS
[52]
"Broken Drum"[76]
(Cash Cash featuring Fitz of Fitz and the Tantrums)
2016 4489100 Blood, Sweat & 3 Years
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プロモーション・シングル

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タイトル アルバム
"Dear Mr. President"[77] 2011 Pickin' Up the Pieces
"Spark"[78] 2013 More than Just a Dream
"Complicated" 2016 Fitz and the Tantrums
"Moneymaker" 2022 Let Yourself Free
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その他のチャートイン曲

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タイトル チャート最高位 アルバム
US
Rock

[44]
"Livin' for the Weekend" 2020 40 All the Feels
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ミュージック・ビデオ

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タイトル 監督
"Winds of Change" 2009 Edon & Fitz
"MoneyGrabber" 2011 Michael Mohan
"Don't Gotta Work It Out" Charles Haine / Dirty Robber
"LOV" 2012 Eric Georgeson
"Out of My League" 2013 Jordan Bahat
"The Walker" Warren Kommers
"Fools Gold" 2014 Zak Stoltz
"HandClap" 2016 Marc Klasfeld
"Roll Up" 不明
"Fool" 2017 Brother Willis
"123456" 2019 Jamie Thraves & Ofir Shoham
"Don't Ever Let Em" Rickett Sones
"I Need Help!"
"All the Feels"
"I Just Wanna Shine"
"Sway" 2022 Taylor Kelly
"Moneymaker" (Phantogram Remix) 2023 Creeptoons
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脚注

外部リンク

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