フランクリンジリス

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フランクリンジリス
フランクリンジリス カナダ、アルバータ州にて
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 LC.svg
Status iucn3.1 LC.svg
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: ネズミ目(齧歯目) Rodentia
亜目 : リス亜目 Sciuromorpha
: リス科 Sciuridae
亜科 : Xerinae
: Marmotini
: Poliocitellus Howell, 1938
: フランクリンジリス P. franklinii
学名
Poliocitellus franklinii
Sabine, 1822
シノニム
和名
フランクリンジリス
英名
Franklin's ground squirrel

フランクリンジリス (Poliocitellus franklinii) は、哺乳綱ネズミ目(齧歯目)リス科に分類されるジリスの1である。本種のみで Poliocitellus属を構成する。

北アメリカに分布する。生息地であるプレーリーの破壊により個体数は次第に減少しており懸念レベルにまで近づいているが、多産であり局所的な個体数は豊富である[1]

分類

1822年にJoseph Sabineによって、イギリスの北極探検家ジョン・フランクリンに敬意を表して名づけられた[2]。旧Spermophilus属の亜属として、Poliocitellus亜属に分類されていたが[3][4]シトクロムbDNAシークエンシング以来、Spermophilus属は側系統群とされ、Poliocitellus は1として位置付けられた[3][4][5]。また、フランクリンジリスは、モハーベジリスマルオジリスホシジリスペロテジリスの属するXerospermophilus属とプレーリードッグ属を含む系統群姉妹群とされている[3][4]亜種は確認されていない[2]

形態

ネブラスカ州リンカーンにて
フランクリンジリス

全長36-41センチメートル、尾長11-15センチメートル。オスの体重は、春は370グラム、秋には950グラムにまで増加する。メスは春には約320グラム、秋には760グラムにまで増えるが、オスに比べて著しく軽く、比例して年間を通じた体重の増加もオスより少ない。被毛は茶色がかった灰色で、明暗の斑点があり、腹部は黄白色。尾は黒っぽい色で、頭部は灰色である[2]

多くの点で、フランクリンジリスはトウブハイイロリスによく似ている。しかしながら、フランクリンジリスの尾はトウブハイイロリスよりも短く、尾の毛の量もそれほど多くなく、耳が短く、より長いかぎづめを持ち、臀部の被毛にわずかに黄色がかった斑点がある。他に間違われやすい地元のジリスとしては、フランクリンジリスよりも体格がよく、長い尾を持つリチャードソンジリスや、著しく赤みがかった被毛をもつコロンビアジリスがいる[2]

たくさんの臭腺を持つ。口角には小さな臭腺があり、同じ種の仲間に挨拶する際に使用し、肩から骨盤にかけての臭腺は巣穴に匂いをつける際に使用する。最大の臭腺は、繁殖期に麝香の香りを生じさせる3つの肛門腺で、雌雄の両方にみられる[6]

生態

脚注

関連項目

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