フレッドダーリンステークス
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ヨーロッパ3歳牝馬戦線の前哨戦
フレッドダーリンステークスは、イギリスの平地競走のシーズン最初の4月に行われる3歳牝馬の重賞である。定量戦で、ヨーロッパの3歳牝馬クラシック戦線の前哨戦と位置づけられている[2]。
1970年にヨーロッパにグループ制が敷かれて以来、G3に格付けされている。
フレッドダーリンステークスはヨーロッパの主要競馬開催国のなかでも最も早い時期に行われる重賞の一つである。前年の2歳時の戦績に関係なく9ストーン(約57キロ)の負担重量で出走できる定量戦であり、その年のヨーロッパの3歳牝馬戦線の動向を占う意味で注目される[3][2]。
近年では、1992年に3着だったカルチャーヴァルチャー(Culture Vulture)がプール・デッセ・デ・プーリッシュ(フランス1000ギニー)に優勝[3]、2000年にはフレッドダーリンステークスで4着になったラハン(Lahan)が数週間後の1000ギニーに優勝している[3]。
出走頭数は年によって大きな開きがあり、1997年(7頭)・2010年(8頭)のように少頭数になることもあれば、2009年(16頭)・2011年(14頭)のように多頭数となることもある[3]。
ニューベリー・スプリングトライアル開催
イギリスでは秋から春にかけてが障害競馬(ナショナルハント競走)のシーズンで、ニューベリー競馬場では3月末に障害競走がファイナルを迎える。
次いで平地競走が開幕するが、例年4月に行われる「スプリングトライアル開催(Spring Trials Meeting)」は、イギリスに本格的な平地競走の新シーズン到来を告げる開催となっている[3]。この開催の目玉は、3歳牡馬クラシック戦線の重賞グリーナムステークスと3歳牝馬クラシック戦線の重賞フレッドダーリンステークスである[3]。両競走とも定量戦なので2歳時の戦績に関係なく9ストーン(約57キロ)の負担重量で出走でき、イギリスのみならずヨーロッパのクラシックシーズンにとって注目の重賞とされている[3]。
近年はドバイデューティフリー社(DDF)がこの開催のスポンサーとなっており、「ドバイデューティーフリー・スプリング・トライアル開催」と銘打っている。DDF社はフレッドダーリンステークスのスポンサーでもあり、フレッドダーリンステークスは興行的には「ドバイデューティーフリーステークス」の名称で行われている。ただし競走成績書には「フレッドダーリンステークス」と記録される。