ブラックチェンバー
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生島治郎作の小説『影が動く』などの“影シリーズ”を原作としてテレビドラマ化された。
警察から籍を抹消され、厳しい訓練を経た上で結成された、鏡と轟の秘密チームの活躍を中心に描く。彼らは警察手帳も手錠も、警察の権限も組織力も持たず、時に法を犯すこともいとわず、自分の力だけを以って事件の解決に動く。また、彼らの私生活についてはほとんど描かれるような事は無かった。
『銭形平次』『旅がらすくれないお仙』と高視聴率のテレビドラマを制作する東映が「異色のハードボイルド・アクション」と銘打ちスタートさせたが[1]、すぐポカっとやる殴り合いで終始するストーリーの単調さで、第1話の視聴率が6.8%、第2話が6.7%[2]、その後も7〜8%台の低空飛行を続け、フジテレビサイドから東映に「ハードボイルドとは、殴り合いと思っているのでは。画面が汚く、労務者や沖仲士がしばしば出てきて現代風のカッコ良さがない」等と批判された[1]。この年4月からの新番組のうち、第一号としてテコ入れを受け、中山仁・内田良平の男二人に女優のお色気を盛り込むことになった[1]。しかしそれでも思うように好転せず、スポンサーからの要望もあって第13話を以って終了して、後番組へ方向転換することになった[3]。
後番組は本作の続編的な作品となる『特命捜査室』で、このドラマにも本作から中山仁、千葉治郎(現・矢吹二朗)、賀川雪絵(現・賀川ゆき絵)がそれぞれ同じ役名のままで続投している。
ビデオソフト等
放映データ
- 放映期間:1969年4月3日〜1969年6月26日
- 放映曜日・放映時間帯:毎週木曜日22時〜22時56分
- 放映話数:全13話
- 放映形式:モノクロ16mmフィルム
スタッフ
- 原作:生島治郎
- プロデューサー:新藤善之(フジテレビ)、渡辺洋一(東映)、吉川進(東映)
- 脚本:放映リスト参照
- 監督:放映リスト参照
- 制作担当:桑原秀郎
- 進行主任:大山勝利
- 音楽:八木正生
- 擬斗:日尾孝司
- 撮影:星島一郎
- 録音:岩田広一
- 記録;小貫綮子
- 照明:大町博信
- 美術:北郷久典
- 編集:大橋四郎
- 助監督:館野彰
- 制作:フジテレビ、東映
主題歌・挿入歌
- 主題歌(エンディング):『影のバラード』 歌:中山仁 (作詞:藤原純、作曲:八木正生)