ブランドン・フィゲロア
From Wikipedia, the free encyclopedia
| 基本情報 | |
|---|---|
| 本名 | ブランドン・リー・フィゲロア |
| 通称 | The Heartbreaker(ハートブレーカー) |
| 階級 | フェザー級 |
| 身長 | 175cm |
| リーチ | 184cm |
| 国籍 |
|
| 誕生日 | 1996年12月29日(29歳) |
| 出身地 | テキサス州ウェスラコ |
| スタイル | スイッチヒッター |
| プロボクシング戦績 | |
| 総試合数 | 30 |
| 勝ち | 27 |
| KO勝ち | 20 |
| 敗け | 2 |
| 引き分け | 1 |
ブランドン・フィゲロア(Brandon Figueroa、1996年12月29日 - )は、アメリカ合衆国のプロボクサー。テキサス州ウェスラコ出身。現WBA世界フェザー級王者。元WBA・WBC世界スーパーバンタム級統一王者。元WBC世界フェザー級王者。世界2階級制覇王者。
兄はオマール・フィゲロア。
アマチュア時代
2014年1月、全米ユース選手権にフライ級(52kg)で出場し、準々決勝でクリス・コルバートに勝利するが、準決勝でシャクール・スティーブンソンに敗れた[1]。
プロ時代
スーパーバンタム級
2015年5月9日、フィゲロアはTGBプロモーションズとプロモート契約を結び、フェザー級4回戦でプロデビューを果たし4回判定勝ちで白星デビューとなった。
2018年9月30日、オンタリオ州オンタリオのトヨタ・アリーナにて元2階級制覇王者オスカル・エスカンドンと対戦し、10回KO勝ちを収めた[2]。
2019年1月13日、ロサンゼルスのマイクロソフトシアターにて元WBA世界スーパーバンタム級暫定王者でWBA世界同級4位のモイセス・フローレスとWBA世界同級挑戦者決定戦を行い、3回1分35秒KO勝ちを収め王者ダニエル・ローマンへの指名挑戦権を獲得した[3]。
2019年4月20日、 ディグニティ・ヘルス・スポーツ・パーク・テニスコートにてダニー・ガルシア対エイドリアン・グラナドスの前座でWBA世界スーパーバンタム級7位のヨンフレス・パレホとWBA世界同級暫定王座決定戦を行い[4]、8回終了時にパレホが棄権した為TKO勝ちを収め王座を獲得した[5]。この試合でフィゲロアは150,000ドル(約1600万円)、パレホは20,000ドル(約210万円)のファイトマネーを稼いだ[6]。
2019年8月24日、エディンバーグのビート・オグデン・アリーナにてWBA世界スーバーバンタム級9位のハビエル・チャコンとWBA暫定世界同級タイトルマッチを行い、4回TKO勝ちで初防衛に成功した[7]。
2019年10月31日、WBA世界スーパーバンタム級王者ダニエル・ローマンのスーパー王座認定に伴い、WBAは暫定王者のフィゲロアを同日付で暫定王座からレギュラー王座に昇格させた。
2019年11月23日、MGMグランド・ガーデン・アリーナでフリオ・セハとWBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチを予定していたが、前日計量でセハがスーパーバンタム級のリミット122ポンドを4.5ポンド(2.0kg)体重超過し計量失格となった為[8]、フィゲロアが勝つか引き分けで王座防衛となるがセハが勝っても王座獲得とはならないという条件で試合が行われ、試合結果は引き分けに終わったものの2度目の防衛に成功した[9]。この試合でフィゲロアは200,000ドル(約2160万円)、セハは50,000ドル(約540万円)のファイトマネーを稼いだ[10]。
2020年9月26日、コネチカット州のモヒガン・サン・カジノでWBA世界スーバーバンタム級14位のダミアン・バスケスとWBA世界同級タイトルマッチを行い、10回1分18秒TKO勝ちを収め3度目の防衛に成功した[11]。
2021年5月15日、ディグニティ・ヘルス・スポーツ・パーク・テニスコートでWBC世界スーパーバンタム級王者のルイス・ネリと王座統一戦を行い、7回2分18秒KO勝ちを収めWBA王座4度目の防衛とWBC王座獲得に成功、2団体王座統一を果たした[12]。この試合でフィゲロアは650,000ドル(約7100万円)、ネリは250,000ドル(約2730万円)のファイトマネーを稼いだ[13]。
2021年9月7日、スティーブン・フルトンと11日後の9月18日に対戦する予定だったが、フィゲロアが新型コロナウイルスに感染したため延期になった[14]。
2021年11月27日、ラスベガスのパークMGMでWBO世界スーパーバンタム級王者スティーブン・フルトンと王座統一戦を行うも、12回0-2判定負けでWBC王座初防衛とWBO王座獲得に失敗するとともに、WBC王座から陥落し王座統一とはならなかった。なおWBAはフィゲロアがリングに上った時点でWBA世界スーパーバンタム級レギュラー王座を剥奪した。
2022年10月2日、地元テキサス州ウェスラコで飲酒運転の疑いで逮捕され、血中アルコール濃度(BAC)検査で州の制限値0.08%を約2倍上回る0.15%が検出された。フィゲロアは1,000ドルの身元保証書を提出し釈放された[15]。
フェザー級
2023年3月4日、トヨタ・アリーナでWBC世界フェザー級王者レイ・バルガスが王座を保持したままWBC世界スーパーフェザー級王者オシャキー・フォスターへ挑戦することに伴いWBC世界同級2位のマーク・マグサヨとWBC世界同級暫定王座決定戦を行い、12回3-0の判定勝ちを収め暫定ながら2階級制覇を達成した[16]。この試合でフィゲロアは500,000ドル(約6600万円)、マグサヨは300,000ドル(約3900万円)のファイトマネーを稼いだ[17]。
2024年5月4日、ラスベガスのT-モバイル・アリーナでサウル・アルバレス対ハイメ・ムンギアの前座で元WBO世界スーパーバンタム級王者のヘスス・マグダレノとWBC暫定世界フェザー級タイトルマッチを行う予定だったが、対戦相手のマグダレノがフェザー級のリミット2.6ポンド体重超過したため計量失格となり王座獲得資格を剥奪され、両陣営の協議の結果フィゲロアが勝つか引き分けで王座防衛となるがマグダレノが勝っても王座獲得とはならないという条件で試合が行われ、9回2分59秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した。
2024年10月11日、WBCは以前よりWBC世界フェザー級王者のレイ・バルガスと暫定王者のフィゲロアに対して団体内王座統一戦を行うように指令していたが、バルガスが肩を負傷したため王座剥奪および休養王座に認定され、それに伴い暫定王者のフィゲロアを同日付で暫定王座から正規王座に昇格させた[18]。
2025年2月1日、ラスベガスのT-モバイル・アリーナで行われたデビッド・ベナビデス対デビッド・モレルの前座でWBC世界フェザー級2位のスティーブン・フルトンと約3年2ヶ月ぶりに再戦するも、12回0-3(112-116×2、111-117)の判定負けを喫し2度目の防衛に失敗、王座から陥落しフルトンの2階級制覇を許すと共に雪辱を果たせなかった[19]。
2025年7月19日、ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナでマリオ・バリオス対マニー・パッキャオの前座でWBC世界フェザー級7位のジョエト・ゴンザレスとWBA世界同級挑戦者決定戦を行い、12回3-0(116-112×2、115-113)の判定勝ちを収め再起を果たすとともに王者のニック・ボールへの挑戦権を獲得した。
2025年10月13日、WBAは世界フェザー級王者のニック・ボールと指名挑戦者で同級1位のフィゲロアに対して指名試合を指令した。交渉期限は11月12日までで、対戦同意に達しない場合は入札となる。なお、この対戦指令についてWBAは「WBAルールによれば王座を新たに獲得した選手は王座獲得日から9ヶ月以内に挑戦権保持者を相手に防衛戦を行わなければならず、2024年6月1日に王座を獲得したボールは2025年3月1日が挑戦権保持者との防衛戦期限となっており、期限が切れたボールはフィゲロアと対戦しなければならないため」と説明した。
2026年2月7日、リヴァプールのM&Sバンク・アリーナにてWBA世界フェザー級王者のニック・ボールとWBA世界同級タイトルマッチを行い、12回32秒TKO勝ちを収めWBCに続く王座返り咲きを果たしたとともにボールにプロ初黒星を与えた[20]。
戦績
- アマチュアボクシング:50戦 33勝 17敗[21]
- プロボクシング:30戦 27勝 (20KO) 2敗 1分
| 戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2015年5月9日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | ヘクター・グティエレス | プロデビュー戦 | |
| 2 | 2015年6月26日 | ☆ | 1R 0:51 | TKO | リカルド・メナ | ||
| 3 | 2015年10月10日 | ☆ | 4R 1:17 | TKO | ラミロ・ルイス | ||
| 4 | 2015年12月12日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | フランシスコ・ムロ | ||
| 5 | 2016年1月12日 | ☆ | 6R 2:25 | TKO | ハロルド・レイエス | ||
| 6 | 2016年4月23日 | ☆ | 2R 0:30 | TKO | ハーシエル・バスケス | ||
| 7 | 2016年5月28日 | ☆ | 5R 1:31 | TKO | ジョネル・ニエベス | ||
| 8 | 2016年6月25日 | ☆ | 2R 2:45 | TKO | オルディエル・ランディン | ||
| 9 | 2016年7月23日 | ☆ | 3R 1:20 | KO | アダルベルト・ゾリラ | ||
| 10 | 2016年10月8日 | ☆ | 6R | 判定3-0 | レイモンド・チャコン | ||
| 11 | 2017年2月21日 | ☆ | 4R 2:54 | TKO | ラウル・チリノ | ||
| 12 | 2017年5月2日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | ルイス・フェルナンド・サーベドラ | ||
| 13 | 2017年7月15日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | ファチウ・ファシノウ | ||
| 14 | 2017年10月14日 | ☆ | 4R 1:15 | TKO | ビクトル・プロア | ||
| 15 | 2018年3月10日 | ☆ | 7R 0:45 | TKO | ヒオバンニ・デルガド | ||
| 16 | 2018年8月4日 | ☆ | 1R 2:57 | TKO | ルイス・ロイ・スアレス・クルス | ||
| 17 | 2018年9月30日 | ☆ | 10R 2:11 | KO | オスカル・エスカンドン | ||
| 18 | 2019年1月13日 | ☆ | 3R 1:45 | KO | モイセス・フローレス | ||
| 19 | 2019年4月20日 | ☆ | 8R 終了 | TKO | ヨンフレス・パレホ | WBA世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦 | |
| 20 | 2019年8月24日 | ☆ | 4R 0:55 | KO | ハビエル・チャコン | WBA暫定防衛1→レギュラー王座に認定 | |
| 21 | 2019年11月23日 | △ | 12R | 判定1-1 | フリオ・セハ | WBA防衛2 | |
| 22 | 2020年9月26日 | ☆ | 10R 1:18 | TKO | ダミアン・バスケス | WBA防衛3 | |
| 23 | 2021年5月15日 | ☆ | 7R 2:18 | KO | ルイス・ネリ | WBA・WBC世界スーパーバンタム級王座統一戦 WBA防衛4・WBC獲得 | |
| 24 | 2021年11月27日 | ★ | 12R | 判定0-2 | スティーブン・フルトン | WBC・WBO世界スーパーバンタム級王座統一戦 WBC陥落 | |
| 25 | 2022年7月9日 | ☆ | 6R 2:11 | TKO | カルロス・カストロ | ||
| 26 | 2023年3月4日 | ☆ | 12R | 判定3-0 | マーク・マグサヨ | WBC世界フェザー級暫定王座決定戦 | |
| 27 | 2024年5月4日 | ☆ | 9R 2:59 | KO | ヘスス・マグダレノ | WBC暫定防衛1→正規王座に認定 | |
| 28 | 2025年2月1日 | ★ | 12R | 判定0-3 | スティーブン・フルトン | WBC陥落 | |
| 29 | 2025年7月19日 | ☆ | 12R | 判定3-0 | ジョエト・ゴンザレス | WBA世界フェザー級挑戦者決定戦 | |
| 30 | 2026年2月7日 | ☆ | 12R 0:32 | TKО | ニック・ボール | WBA世界フェザー級タイトルマッチ | |
| テンプレート | |||||||