プライベート・アイ

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ジャンル 犯罪ドラマ
海外ドラマ
出演者
テーマ曲作者 ジョー・ジャクソン
プライベート・アイ
Private Eye
ジャンル 犯罪ドラマ
海外ドラマ
原案 アンソニー・ヤーコヴィック
出演者
テーマ曲作者 ジョー・ジャクソン
国・地域 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
シーズン数 1
話数 12話
各話の長さ 45分(パイロットのみ90分)
製作
製作総指揮 アンソニー・ヤーコヴィック
プロデューサー スコット・ブラジル
撮影地 カリフォルニア州ロサンゼルス
放送
放送チャンネルNBC
放送期間1987年9月13日 (1987-09-13) - 1988年1月8日 (1988-1-8)
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プライベート・アイ」(英:Private Eye)は、NBCで1987年から1シーズン(12話)のみ放映されたテレビドラマである。1956年のロサンゼルスを舞台に、私立探偵ジャック・クレアリーと相棒のジョニー・ベッツが難事件に挑む。

職も名誉も失ったジャック・クレアリーは、失意のあまり酒に溺れる日々を送っていた。彼はロサンゼルス警察の敏腕刑事だったが、半年ほど前に署内に蔓延する汚職を暴こうとした矢先、彼自身に収賄の容疑がかけられ警察を追われたのだった。

そんなある日、私立探偵業を営む兄のニックが車で崖から転落し死亡したという知らせを受ける。警察は単なる事故と処理したが、その夜ジャックの自宅とニックの探偵事務所が何者かに物色された。兄の死が事故ではないと確信したジャックは酒を断ち、真相を突き止めようと立ち上がる。

ジャックは警察時代の同僚のチャーリー・フォンタナ刑事から、ニックが事故を起こす直前にギャングの調査をしていたという情報を得る。その晩、ニックの探偵事務所にまたしても侵入者が現れた。彼はニックが助手として雇っていたジョニー・ベッツという若者で、事故の真相を話し始めた。あの晩ニックはギャングと音楽プロデューサーの裏取引の会話を録音したテープを警察に渡そうとしたのだが、受け渡しの現場でギャングの待ち伏せを受け、追跡をかわそうとして事故を起こしたのだという。性格が全く異なる2人は反目し合ったが、ニックへの敬愛の念から手を組むことにした。

こうして華やかな音楽業界を操るギャングと、そのギャングから賄賂を受け取る汚職刑事の存在が浮かび上がる。その汚職刑事はかつてジャックに濡れ衣を着せた張本人だった。ジャックとジョニーは激しい銃撃戦の末にニックの復讐を果たした。

フォンタナ刑事の証言によりジャックの潔白が証明され、警察へ復職する機会が与えられた。しかしジャックはその誘いを断り、兄が残した探偵事務所を引き継ぐことにした。

主要キャスト

  • ジャック・クレアリー Jack Cleary (全12話に登場)
演 - マイケル・ウッズ Michael Woods、日本語吹替 -なし
私立探偵。口数は少なく喧嘩っ早いが、正義感は人一倍強い。かつてはロサンゼルス市警の優秀な刑事だったが、腐敗した警察組織の汚職を暴こうとし、逆に収賄の濡れ衣を着せられて解雇されたという苦い過去を持つ。
ビリヤードの名手。愛車は黒の1956年型キャデラック・エルドラド コンバーチブル。
  • ジョニー・ベッツ Johnny Betts (全12話に登場)
演 - ジョシュ・ブローリン Josh Brolin、日本語吹替 -なし
ジャックの相棒。リーゼントの髪型に黒の革ジャン、ロックンロールと車を愛する典型的なティーンエイジャー。堅物なジャックとは対照的に、若さゆえの行動力と若者文化の知識を武器にジャックを強力にサポートする。銃の扱いにも手慣れている。メンフィス出身。愛車は黒の1949年型マーキュリー。
演じるジョシュ・ブローリンは当時19歳。デビュー作の「グーニーズ」(1985)の2年後の出演となった。
  • チャーリー・フォンタナ Charlie Fontana (全12話に登場)
演 - ビル・サドラー Bill Sadler、日本語吹替 -なし
ロザンゼルス市警の刑事。ジャックとは6年間相棒だった。ジャックが私立探偵となった後も良き理解者として調査に協力する。
  • ドッティ・ドウォルスキー Dottie Dworski (全12話に登場)
演 - リサ・ジェーン・パースキー Lisa Jane Persky、日本語吹替 -なし
探偵事務所の秘書兼マネージャー。元々はニックの探偵事務所で働いていた。明るい性格を持ち味とし、少々風変わりだが機転が利く有能な秘書である。女優を夢見ている。
  • ニック・クレアリー Nick Cleary (第1話に登場)
演 - ジェイ・O・サンダース Jay O. Sanders、日本語吹替 -なし
ジャックの兄。私立探偵。ハリウッドの富裕層を顧客に持ち、彼らが警察沙汰にしたくない事件を請け負って成功した。ロック界の大物マネージャーの浮気調査をしているとき、偶然ギャングとの裏取引の会話を聞いてしまい命を狙われる。弟は無実であると信じ、常に気にかけている。

作品概要

ヒルストリート・ブルース」「特捜刑事マイアミ・バイス」などのヒット作を送り出したアンソニー・ヤーコビックが企画し製作総指揮を手掛けた。第1話(パイロット)の製作費は650万ドル(2026年換算の1,800万ドル)、その後1エピソードあたり約130万ドル(2026年換算の360万ドル)という巨額の製作費を投じて作られた。1950年代のロサンゼルスが舞台となっており、ネオン管が輝く街並み、ヴィンテージカー、ファッション、ジャズとロックンロールが交錯する音楽など、細部まで徹底的にこだわり抜かれた映像と演出が最大の見どころとなっている。

放送が始まる際に、ヤーコビックはNBCに対して「マイアミバイス」の人気に便乗するプロモーションを行わないよう強く求めたという[1]。しかしNBCはその意向に反し、毎週土曜の21時から放送されている大ヒット作「マイアミ・バイス」に続き、翌日の毎週日曜22時に配置した[2]。NBCは同じ系統のスタイリッシュな犯罪ドラマを2夜連続で放送することで、視聴者の囲い込みと相乗効果を狙ったのである。

その結果は「同ジャンルのドラマを続けて見せられるのは重すぎる」といった声が多く寄せられ、期待したほどの支持は得られなかった。NBCの責任者ブランドン・タルティコフも、「視聴者は近年流行りのスタイリッシュなテレビドラマに見飽きているかもしれない」と話しており、この企画は失敗だったというのが多くの評論家や専門家の見方である[3]

作品としてのクオリティの高さは称賛されたものの、CBSの『ファルコン・クレスト』やABCの報道番組『20/20』には敵わず視聴率は3位に甘んじる結果となり、1シーズン(パイロットを含む12話)で打ち切りとなった。

エピソード

シーズン1(1987-1988)

# タイトル 監督 ゲスト出演 米国の放送日
1 プライベート・アイ

Private Eye

マーク・ティンカー ジェイ・O・サンダース
フェイ・グラント
フレデリック・コフィン
ロバート・ピカード
1987.9.13
2 プライベート・アイ3/第1話

Nicky the Rose

ドナルド・ペトリ スーザン・ブレイクリー
エド・マリナロ
1987.9.18
3 プライベート・アイ3/第2話

War Buddy

ロブ・コーエン ジェイミー・シェリダン
ロビン・カーティス
サイーダ・ギャレット
1987.9.25
4 Blue Movie アーロン・リップスタッド マリス・ヴァライニス
レイ・ワイズ
ロバート・パストレリ
1987.10.2
5 プライベート・アイ2/哀愁のブルー・ホテル

Blue Hotel: Part 1

ロブ・コーエン ジム・ヤングス
アリス・アディア
デヴィッド・ペイマー
ピーター・ギャラガー
1987.10.16
6 Blue Hotel: Part 2 ロブ・コーエン アリス・アディア
ピーター・ギャラガー
1987.10.23
7 Barrio Nights ロブ・コーエン アンジェラ・アルヴァラード
ロバート・ベルトラン
ベニシオ・デル・トロ
マイク・モロフ
1987.11.6
8 Nobody Dies in Chinatown ポール・リンチ ロザリンド・チャオ
タッド・ホリノ
ピーター・ウォング
アート・ラフルー
1987.11.13
9 Both Sides of the Coin ヴィクター・ロブ トム・バウアー
テリー・カイザー
1987.11.20
10 Light and Shadows ラリー・ショウ クリーヴァント・デリックス
レオン・ラッサム
1987.12.4
11 High Heels and Silver Wings ヴィクター・ロブ トッド・アレン
ジェームズ・ルイジ
1987.12.11
12 Hollywood Confidential ジェームズ・クイン ケント・マコード
ショーン・ウェザリー
リチャード・ブライト
1988.1.8


日本公開

脚注

関連項目

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