プラグマタ
2026年のコンピュータゲーム
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『プラグマタ』(PRAGMATA)は、2026年4月17日にカプコンが発売したゲームソフト[注 1][3]。キャッチコピーは「背負い続ける。君と、君との運命を。」[4]。
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| ジャンル | SFアクションアドベンチャー |
|---|---|
| 対応機種 |
PlayStation 5 Xbox Series X/S Nintendo Switch 2 Microsoft Windows |
| 開発元 | カプコン |
| 発売元 | カプコン |
| プロデューサー |
大山直人[1] エドソ・エドウィン 川田将央 |
| ディレクター |
安保康弘 趙容煕[2] |
| デザイナー | 尾嵜浩平 |
| シナリオ | 村田治生 |
| 音楽 | 北川保昌 |
| 美術 |
木村元 入江健二 |
| 人数 | 1人 |
| 発売日 |
[PS5 / XSX/S / Switch2 / Windows] [Switch2] |
| ゲームエンジン | REエンジン[1] |
概要
本作は「パズルとアクションが融合した 新感覚のSFアクションアドベンチャー!」としたカプコン新規開発のゲームタイトルである[5]。
開発にはバイオハザードシリーズやデビルメイクライシリーズなどに携わったスタッフ達も参加している[1]。シナリオはバイオハザードシリーズの他、『トロンにコブン』や『ドラゴンズドグマ』シリーズなどを手掛けてきた村田治生が担当している。
開発
本作は新規制作発表から幾度かの発売予定年延期アナウンスを経てきたゲームタイトルであるが[6]、既視感のあるアクションゲームの手触りではない「リプレイ性が高くて繰り返し遊べるかどうか」を重視基準として、試行錯誤の開発を続けていた[1]。
近年2人プレイ対応のゲームタイトルも見られる中、本作においても実際に開発中2人プレイ対応のアイデアも出た上で、本作で大事にしているのは「1人がアクションとパズルを同時にプレイする忙しさと楽しさ」であった[1]。銃撃アクションはコントローラーのトリガー部分で行い、パズルアクションは十字キーとは逆側のボタン部分で操作を行う[7]。マルチタスクである上で直感的な操作感が味わえる操作性のアクションゲームとなるように工夫を凝らした。
開発時間をかけ技術進歩したことでできるようになった点として、特により複雑なヘアのシミュレーション表現が挙げられており、ヒロインであるディアナの長い「髪の毛」は、新規制作発表の頃よりも更に綺麗な表現ができるようになった[8]。そしてこの技術の積み重ねは、「開発中タイトルを横断したノウハウの共有」により、『バイオハザード レクイエム』の開発においても活用された[9]。
ディアナの可愛らしさは、アニメ的であざとい可愛い方向ではなく、写実的で自然な子どもらしい可愛さの方向を目指した[10]。
なお、本作では「パストレーシング」が実装されている[11]。
ストーリー
近未来。月面にて人類が新鉱石ルナムを発見し、あらゆる物質を精製可能なルナフィラメントとして活用し始めたことで、科学技術は格段に進歩を遂げていた。
ある時、ルナフィラメント研究の中心となる月面施設クレイドルとの通信が突然途絶える。早速、地球から派遣された4名の調査員が原因究明のため月面に降り立ち、調査を行うこととなる。しかし、施設の中に人の気配はどこにもなく、何者かの襲撃を受けたかのような痕跡があるのみ。異様な雰囲気が漂う中、突如発生した月震に巻き込まれ、調査員はヒュー・ウィリアムズを除き全員死亡し、ヒューも瀕死の重傷を負ってしまう。
しかし、瀕死のヒューの前にルナフィラメントで造られたアンドロイド「プラグマタ」の少女が現れ、彼の命を救う。ヒューは自身の命を救ってくれた少女に「ディアナ」の名を与え、施設で起きた異変の原因究明と、地球への帰還を目的に行動を共にするのだった。
登場人物
声は日本語版 / 英語版表記。
主要人物
- ヒュー・ウィリアムズ(HUGH WILLIAMS)
- 声 - 田中美央[12] / David Menkin
- 本作の主人公。月面施設クレイドルの調査に派遣されたシステム監査員の男性。30代後半で独身。
- 本職はシステムエンジニアだが、警備を任されることもあるため、様々な銃器を使いこなすなど戦闘センスにも優れる。根は優しいが、思ったことはつい口に出してしまう性格。
- 仲間と共にクレイドルを訪れ、月震による事故で重症を負ったところをディアナに救われる。以後はディアナと共に行動し、2人で地球に帰還するためにクレイドルの探索を進める。
- ディアナ(DIANA / 識別番号D-I-0336-7)
- 声 - 東山奈央[13] / Grace Saif
- 本作のヒロイン。月面施設クレイドルで造られたアンドロイド「プラグマタ」の少女。クレイドルの保管庫から目覚めた後、月震で重傷を負ったヒューを助け、地球を目指すことを目的に彼の探索に同行する。ヒューと出会う前は自らの識別番号しか名乗らなかったが、ヒューから「ディアナ」の名前を与えられた。
- 移動時は、基本的にヒューの背中に背負われている。機械やボットに対して「ハッキング」する事ができ、ヒューのサポートを行う。
調査班
クレイドル
- エイト(EIGHT / 識別番号D-I-3355-8)
- 声 - 三川華月 / Naomi McDonald
- ディアナの姉妹機にあたるプラグマタ。識別番号の末尾を取り、「エイト」と名乗っている。顔立ちはディアナと似ており、髪型はショートヘア。
- テラドームで身動きが取れなくなっていたところをホログラムの猫の姿を借りてヒュー達の前に現れ、助けを求める。
- IDUS(イドゥス)
- 声 - 山岸治雄 / Cameron Bernard Jones
- クレイドルでボット達を統率している管理AI。何らかの要因によって暴走しており、人間達を殺害する事すら厭わない冷酷な装置と成り果てている。
- ニール・ヒギンズ
- 声 - 北田理道 / Stewart Clarke
- デルフォイ社に所属する研究者で、ディアナ達プラグマタの産みの親。
- キャビン
- 声 - 手塚祐介 / Lawrence Smith
- シェルターに配備されているお手伝いロボット。
その他
- デイジー・ヒギンズ
- ヒギンズ博士の娘。
用語
- クレイドル
- 本作の舞台となる月面に築かれた、ルナフィラメントの研究が行われている最先端の研究施設。デルフォイ社が所有している。
- ルナム
- 月面探査時に偶然発見された月固有の新鉱石。月面の採掘場では、採掘用ボットや大型採掘機によるルナム採掘が行なわれている。
- ルナフィラメント
- 採掘したルナムを精製した後、ナノマシンと合成することで生み出される新素材。ナノマシンを介してデータを取り入れることで、その情報をコピーし形状・性質・機能を再現できる。これにより乗り物やボットなどの生成をはじめ、植物などの有機物の再現をも可能としている。
- ボット
- 作業用や警備用等の様々な用途に応じた機種が存在するロボット。クレイドル内のボットはIDUSによって制御されている。
- IDUSの暴走に伴い人間を排除対象と見なしており、クレイドルに勤務していた研究員や職員を全滅に追い込んでいる。
- デルフォイ社
- ルナフィラメントの研究開発からボットの製造販売まで担う企業。一般には高給・高待遇のホワイト企業として知られている。その一方、社内では人間の仕事がAIやボットに取って代わられ始めていることに対して不満の声も挙がっている。
- プラグマタ
- ヒギンズ博士がクレイドルで開発した少女型のアンドロイド。作中ではディアナとエイトの2名が該当する。開発は極秘裏に行われており、クレイドルに勤務する者の間では噂程度の存在として扱われていた。
- デッドフィラメント
- ルナフィラメントの副産物として発生する黒色の有機物質。