ゲームエンジン
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ゲームエンジンとは?




ゲームエンジンは、コンピュータゲームの動作において主要な処理を行うために用いられる共通のプログラムであるが、その定義は曖昧で、API(プログラムとオペレーティングシステムやハードウェアとの仲介をする仕組み)やプログラムライブラリ(ソフトウェアの部品として提供されるプログラム群)など様々である。
一般にゲームエンジンと称されるものにも多様な形態が存在するが、ミドルウェアなどが集まりより総合化されたものをゲームエンジンと呼び、汎用性のあるプログラムライブラリ単体やその集積物とは区別する傾向も見出せる。主にOpenGL / Direct3Dなど3次元コンピュータグラフィックス生成用のプログラムを「3Dエンジン」と呼んだ延長に位置する呼称や概念だと言える。
通常は、コンストラクションキットやオーサリングツールに近いレベルまで、開発作業が汎用化されたものをゲームエンジンと呼び、単にプログラマーがプログラミング上のライブラリを共通化するのは「フレームワーク」として区別する。
この場合のエンジンは、操作と燃料供給・潤滑などを受けて動力を発生させる内燃機関ないし外燃機関としての機械装置ではなく、何らかの操作により動作を発生させるという、より原義的概念に基づく表現である。プログラムとしての機能を他のソフトウェアに供給することを目的としており、ゲームを遊ぶユーザーには意識されずに利用されている。ただし共通化されたプログラムとして汎用性に富み、利用しようとすればゲームに限定されない機能を持つソフトウェアもみられる。
分かりやすい一例
これらゲームエンジンの機能をより具体的に述べると、例えば、ある人が野球ゲームを作った場合を考える。そのゲームには野球のボールが地面に落ちて反射する様子をシミュレーション(データを入力されると仮想的にどのような変化が起こるかを計算して示すもの)するプログラムが含まれていたとする。
さらに、その野球ゲームを作り終えた人が次にサッカーゲームを作ることを計画したとする。その場合、サッカーボールが地面に落ちて反射するプログラムを一から記述することは少なからず無駄を含む可能性がある。
最初から「地球上で物体が地面に落下したとき、物体はどのように運動するか」という、ボールの種類を限定しないプログラムを作っておけば、野球ゲームにもサッカーゲームにも応用が効いた可能性があった訳である。このような、対象を特定しない抽象的なゲーム用プログラムの集合体を「ゲームエンジン」という。
メリットとデメリット
こういったゲームエンジンは、ゲームを制作する場合において、その各々でアルゴリズム(情報を処理するための計算式の総体)をすべて設計・開発していた手間を軽減させ、開発コストを大幅に下げることができることが、最大のメリットである。ただし、商業利用する際には、少なくない使用料を支払う必要がある。
第二のメリットとして、このエンジンが主要な機能を提供することで、例えばプラットフォームの各々に対応した共通した仕様を持つゲームエンジンを利用することで、ゲームソフトの移植や、メンテナンス、バグチェック、アップデートなどが行いやすくなることが挙げられる。
第三のメリットとして、ゲームエンジンを使用することで、同じエンジンを利用しているユーザーからのネット情報・書籍などを活用でき、開発をスムーズに進めることができ、トラブルにも対応しやすくなることが挙げられる。
しかしながら現実的には、性能を追求するためにハードウェアやOS、外部ライブラリが提供する機能に著しく依存しており、とくに他OSへの移植性は乏しい。移植されているゲームであってもゲームシステムに差異があったり、リリース時期にズレが生じているのが当たり前である。ゲームエンジンの移植そのものが放棄されてしまう例もままある。
3D表現を用いたゲームの発展に伴い、ゲーム内における物体の物理運動を極めてリアルに再現しようという動きが見受けられる。そのような話題の中ではゲームエンジンの中の物理シミュレーション機能を指して、しばしば物理エンジンと称することがある。音に関する設定もおろそかではなく、音源の方向性を持たせる機能が備わっているのも珍しくは無い。また、コンテンツを自動生成するプロシージャル技術も搭載されている[7]。
バージョンアップと命名
当然ながらゲームエンジンも、広義で言えば単にプログラムであり、技術革新と共に新たな機能を盛り込んで日々バージョンアップが繰り返されている。また、一挙に多数の機能を盛り込まれたメジャーバージョンアップでは、前述されたように、そのゲームエンジンの機能をフルに活用してゲームソフトが制作される。
この際、新しいゲームエンジンに命名されるのは、そのゲームエンジンを用いて作られた初めてのゲームソフトの名称になるのが一般的となっている。例えば『Half-life』ならば「Half-life Engine」、『DOOM』ならば「DOOM Engine」という具合である。また、システムを根底から変えてしまうような大掛かりなエンジンのバージョンアップがされた場合、ナンバリングが変更される事もある。このナンバリング変更は単に「DOOM2 Engine」など、タイトル名称末尾の数字が大きくなるパターンの他に、まったく無関係の名称が付けられるパターンもあり、『Half-life2』で初導入された「Source Engine」などもある。
開発ツール
- テストプレイ
- スクリプト構文チェック
- イベントの配置
- レベル生成
海外のゲームエンジン開発元は、商用利用不可といった条件の付与や機能の制限を行った上で、ユーザに無償でゲーム開発ツールを提供している場合が多い。
こうしてユーザの手によって作成されたデータやデータ群はMODと呼ばれ、ゲーム中のサウンドやテクスチャ、キャラクターデータを置き換えるものや、ゲームバランスを調整するためのもの、ゲームの機能を拡張するものなど、その形態や規模は様々である。
MOD開発者のコミュニティではMOD開発者同士の交流が盛んに行われている。MODの中にはそれ自体がゲームとして完結している物もあり、そのような完成度の高いMODの権利をゲーム開発元が買い取り、単体の製品として発売するケースや、MODの開発者を社員として登用する場合も存在する。最も有名なケースがValve Software社の『カウンターストライク』である。
ゲームエンジンの開発元にとって、ゲーム開発ツールをユーザに提供することによって、ゲームエンジンの新たな可能性を見いだせたり、一つのタイトルを長くプレイしてもらえるメリットがある一方、プレイヤーが新たなタイトルに移行するペースが遅くなったり、売り上げが減少するといったリスクが生じる。
パソコンゲームでは特にユーザー側が操作できる映像処理系のカスタマイズオプションが豊富である。
主なゲームエンジン
ノベルゲームに使われるエンジンについてはスクリプトエンジン (ゲーム)#主なスクリプトエンジンを参照。
市販および外部提供エンジン
現行
- Unreal Engine 5(Epic Games)
- Unity(Unity Technologies)
- 『Pokémon GO』『白猫プロジェクト』『テラバトル』『英雄伝説 暁の軌跡』『いけにえと雪のセツナ』『サガ スカーレット グレイス』『ワールドトリガー ボーダレスミッション』『Super Mario Run』『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』『旅かえる』『バイオハザード アンブレラコア』『スーパーボンバーマン R』などで使用。
- Tuanjie Engine(Unity China) - Unityの中国向け派生版。
- CryENGINE
- CRYENGINE V(Crytek) - 『Hunt: Showdown』などで使用。
- PhyreEngine(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)
- NintendoWare Bezel Engine(任天堂)
- 『スーパー マリオパーティ』『TETRIS 99』などで使用。
- Gamebryo(GameBase ← Emergent Game Technologies)
- 『Civilization IV』などで使用。
- スイート千鳥エンジン ← Chidori(フォーラムエイト ← プレミアムエージェンシー)
- OROCHI 5(AHIRU)[10]
旧世代
- Unreal Engine 4(Epic Games)
過去
- Project Anarchy(Havok)
- Vision Engine(Havok)
- Truevision3D(Truevision3D)
- RenderWare(Criterion Software) - 『バーンアウト』シリーズ、『ライオットアクト』『グランド・セフト・オートIII』『ソニック ヒーローズ』などで使用。
- BRender(アルゴノートゲームス)
- Reality Lab(RenderMorphics) - Direct3Dの前身。
- Unreal Engine 3.5以前
- Unreal Engine 1 - 『Unreal』初代、『Deus Ex』などで使用。
- Unreal Engine 2/2.5 - 『リネージュII』、『レッドスティール』、『BioShock』初代/2、『ラグナロクオンラインII』などで使用。
- Unreal Engine 3/3.5 - 『ラスト レムナント』、『Mass Effect 2』、『メダル・オブ・オナー』シリーズ、『モータルコンバット9』、『Gears of War』シリーズ、『ロリポップチェーンソー』、『LORD of VERMILION III』、『超速変形ジャイロゼッター』、『ディーエムシー デビルメイクライ』、『BioShock Infinite』、『GUILTY GEAR Xrd -SIGN-』などで使用。
- CryEngine 4以前
- CryENGINE 1 - 『Far Cry』初代、『タワー オブ アイオン』などで使用。
- CryENGINE 2 - 『Crysis』などで使用。
- CryENGINE 3 - 『Crysis 2』などで使用。
- CryEngine 4 - 『ライズ:サン・オブ・ローマ』などで使用。
- OROCHI 3以前(シリコンスタジオ)
- OROCHI
- OROCHI 2
- OROCHI 3 - 『ガンスリンガー ストラトス』シリーズ[14][15]、『ガンダムブレイカー』シリーズなどで使用。
- OROCHI 4 - 『Death end re;Quest[16]』『新次元ゲイム ネプテューヌVIIR[17]』などで使用。
- Amazon Lumberyard(Amazon)
- 『The Grand Tour Game』などで使用。後継はオープンソースのOpen 3D Engine。
内製エンジン
現世代
- REエンジン(カプコン) - 『バイオハザード7 レジデント イービル』『バイオハザード RE:2』『デビルメイクライ5』『バイオハザード RE:3』『バイオハザード レジスタンス』『デビルメイクライ5 スペシャルエディション』『カプコンアーケードスタジアム』『帰ってきた 魔界村』『モンスターハンターライズ』『バイオハザード ヴィレッジ』『モンスターハンターライズ:サンブレイク』『カプコンアーケード 2ndスタジアム』『バイオハザード RE:バース』『バイオハザード RE:4』『ストリートファイター6』『ゴースト トリック(リマスター)』『エグゾプライマル』『逆転裁判456 王泥喜セレクション』『ドラゴンズドグマ2』『祇:Path of the Goddess』『デッドライジング デラックスリマスター』『モンスターハンターワイルズ』『鬼武者2(リマスター)』『バイオハザード レクイエム』『モンスターハンターストーリーズ3 〜運命の双竜〜』『プラグマタ』『鬼武者 Way of the Sword』などで使用。
- ワールドエンジン(カプコン) - 『モンスターハンター:ワールド』『モンスターハンターワールド:アイスボーン』などで使用。
- Katana Engine / KTGL統合開発ツール(コーエーテクモゲームス) - 『無双シリーズ』『信長の野望シリーズ』『アトリエシリーズ[18][19]』『BLUE REFLECTION シリーズ』『進撃の巨人』『討鬼伝』『ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城』『BLADESTORM 百年戦争』『ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ』『仁王』『仁王2』『ワイルドハーツ』『Wo Long: Fallen Dynasty』『Fate/Samurai Remnant』『Rise of the Ronin』『Venus Vacation PRISM - DEAD OR ALIVE Xtreme -』『ゼルダ無双 封印戦記』『仁王3』『ぽこ あ ポケモン』『零 〜紅い蝶〜 REMAKE』などで使用。
- やわらか4D(コーエーテクモゲームス) - 『デッド オア アライブ エクストリーム3 スカーレット』などで使用。
- ルミナスエンジン(スクウェア・エニックス) - リアルタイムCG映像作品『Agni's Philosophy -- FINAL FANTASY REALTIME TECH DEMO』ほかに『ファイナルファンタジーXV』『FORSPOKEN』などで使用。
- FFXIVエンジン[20](スクウェア・エニックス) - 『ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア(2.0)』『ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド(3.0)』『ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター(4.0)』『ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ(5.0)』『ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ(6.0)』『ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー(7.0)』などで使用。
- Hedgehog Engine 2(セガ) - 『ソニック フォース』『新サクラ大戦』『ソニックフロンティア』『ソニック × シャドウ ジェネレーションズ』などで使用。
- ドラゴンエンジン(セガ) - 『龍が如く6 命の詩。』『龍が如く 極2』『JUDGE EYES:死神の遺言』『龍が如く7 光と闇の行方』『バーチャファイター eスポーツ』『LOST JUDGMENT 裁かれざる記憶』『龍が如く7外伝 名を消した男』『龍が如く8』『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』『龍が如く 極3 / 龍が如く3外伝 Dark Ties』などで使用。
- SOL-AVES[21][22][23][24][25](バンダイナムコスタジオ) - NUライブラリの後継。『カービィのエアライダー』で使用。
- プラチナゲームズの内製ゲームエンジン(プラチナゲームズ) - 『NINJA GAIDEN 4』などで使用[26]。
- ASKA Engine(トライエース) - 『インフィニット アンディスカバリー』『スターオーシャン4 -THE LAST HOPE-』『エンド オブ エタニティ』『スターオーシャン5 -Integrity and Faithlessness-』『スターオーシャン:アナムネシス』『スターオーシャン6 THE DIVINE FORCE』などで使用。
- Source 2(Valve Corporation) - 『Dota 2 Reborn』『Artifact』などで使用。
- Apex Engine(Avalanche Studios) - 『Just Cause』シリーズ、『Rage 2』などで使用。
- Messiah Engine(網易) - 『荒野行動』、『Diablo Immortal』、『Where Winds Meet』などで使用。
- Evolution Engine(Digital Extremes) - 『Warframe』で使用。
- Northlight Engine(レメディー・エンターテインメント) - 『Quantum Break』、『Control』、『Alan Wake 2』などで使用。
- Glacier(IO Interactive) - 『ヒットマン』シリーズなどで使用。
ソニー系の現世代エンジン
- デシマ(ゲリラゲームズ) - 『KILLZONE SHADOW FALL』『アンティル・ドーン 惨劇の山荘』『Until Dawn: Rush of Blood』『Horizon Zero Dawn』『DEATH STRANDING』『Horizon Forbidden West』『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』などで使用。
- Tiger Engine(バンジー) - blam!エンジンの後継の一つ。『Destinyシリーズ』[27]、『Marathon (2026年)』で使用。
- Insomniac Engine(インソムニアックゲームズ) - 『Marvel's Spider-Man』シリーズなどで使用[28]。
マイクロソフト系の現世代エンジン
- ForzaTech(Turn 10 Studios) - 『Forza Motorsport』シリーズ、『Forza Horizon』シリーズで使用されているほか、『Fable (2026年)』でも使用される予定となっている。
- id Tech 8(id Software) - 『Doom: The Dark Ages』などで使用。
- Void Engine(Arkane Studios) - 『Dishonored 2』『DEATHLOOP』などで使用。また『Marvel's Blade』でも使われる予定。id Tech 5をベースとしている。
- Creation Engine 3(ベセスダ・ソフトワークス) - 『The Elder Scrolls VI』で使用予定。
- Creation Engine 2(ベセスダ・ソフトワークス) - 『Starfield』で使用。
- IW engine(アクティビジョン) - 『コール オブ デューティシリーズ』で使用。
ユービーアイソフト系の現世代エンジン
- Anvil(ユービーアイソフト) - 『アサシン クリードシリーズ』『ゴーストリコンシリーズ』などで使用。
- Snowdrop(ユービーアイソフト) - 『ディビジョン』シリーズ、『マリオ+ラビッツ キングダムバトル』などで使用。
- Voyager(ユービーアイソフト) - 『Beyond Good and Evil 2』で使用予定。
- Disrupt(ユービーアイソフト) - 『ウォッチドッグスシリーズ』で使用。
- Babel(ユービーアイソフト) - 『ザ・クルー』シリーズで使用。
テイクツー・インタラクティブ系の現世代エンジン
- ロックスター・アドバンスド・ゲーム・エンジン(Rockstar North & Rockstar San Diego) - 『ロックスター・ゲームス プレゼンツ: テーブルテニス』『グランド・セフト・オートIV』『Midnight Club: Los Angeles』『グランド・セフト・オートIV・ザ・ロスト・アンド・ダムド』『グランド・セフト・オート・バラッド・オブ・ゲイ・トニー』『レッド・デッド・リデンプション』『レッド・デッド・リデンプション:アンデッド・ナイトメア』『マックスペイン3』『グランド・セフト・オートV』『レッド・デッド・リデンプション2』『グランド・セフト・オートVI』などで使用。
エレクトロニック・アーツ系の現世代エンジン
- Frostbite(EA Digital Illusions CE) - 『バトルフィールドシリーズ』『ニード・フォー・スピードシリーズ』『FIFAシリーズ』『Dragon Ageシリーズ』『Madden NFL 18』『NHL 22』『スター・ウォーズ バトルフロント』などで使用。
- Ego Engine(Codemasters) - 『F1』ゲームシリーズなどで使用。
開発中
- Cyllista Game Engine(サイゲームス)
旧世代
- Crystal Tools(スクウェア・エニックス) - 『ファイナルファンタジーXIII』『ファイナルファンタジーXIV(1.0)』『ファイナルファンタジーXIII-2』『ドラゴンクエストX』『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』などで使用。
- Source Engine(Valve Corporation) - GoldSrcエンジンの派生。『ハーフライフ2』、『Team Fortress 2』、『カウンターストライク』シリーズ、『Dota 2』、『マビノギ英雄伝』などで使用。
- REDengine(CD Projekt) - 『The Witcher 2』、『ウィッチャー3』、『Cyberpunk 2077』で使用[29]。Unreal Engine 5へと移行予定。
- NUライブラリ4.0(バンダイナムコエンターテインメント) - 『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』などで使用。
過去
- MT Framework(カプコン) - 『デビルメイクライ4』『MARVEL VS. CAPCOM 3 Fate of Two Worlds』『バイオハザード5』『バイオハザード6』『ロックマン11 運命の歯車!!』『ロスト プラネット エクストリーム コンディション』『デッドライジング』『ドラゴンズドグマ』『モンスターハンター3G』『モンスターハンター3G HD Ver.』『モンスターハンター4』『モンスターハンター4G』『戦国BASARA3』『戦国BASARA4』などで使用。
- Panta Rhei(カプコン) - 『Deepdown』で使用される予定だった。
- Hedgehog Engine(セガ) - 『ソニック ワールドアドベンチャー』『ソニック ジェネレーションズ 白の時空』『ソニック ロストワールド』などで使用[30]。
- Fox Engine(コナミデジタルエンタテインメント) - 『ワールドサッカー ウイニングイレブン 2014』『メタルギアソリッドV グラウンドゼロズ』『P.T.』『ワールドサッカー ウイニングイレブン 2015』『メタルギアソリッドV ファントムペイン』『ウイニングイレブン 2016』『ウイニングイレブン 2017』『ウイニングイレブン 2018』『メタルギア サヴァイヴ』『ウイニングイレブン 2019』『eFootball ウイニングイレブン2020』『eFootball ウイニングイレブン2021 SEASON UPDATE』などで使用。その後『eFootball 2022』以降および『メタルギアソリッド デルタ: スネークイーター』以降はUnreal Engineへと移行した。
- Ebony Engine(スクウェア・エニックス) - 開発途中の『ファイナルファンタジー ヴェルサスXIII』で使用であった。
- やわらかエンジン(コーエーテクモゲームス) - 『デッド オア アライブ5 ラストラウンド』などで使用したが、『デッド オア アライブ6』で廃止された[31]。
- CCS(サイバーコネクトツー) - サイバーコネクトツーの第二世代開発基盤[32]。『.hack//G.U.』などで使用されたライブラリ[33]。
- NUライブラリ3以前(バンダイナムコエンターテインメント ← ナムコ[34]) - 『鉄拳シリーズ』[34]『エースコンバットシリーズ』[34]『アイドルマスターシリーズ』『ナルティメットストームシリーズ』などで使用。
- 初代NUライブラリ - PlayStation 2向けに開発された[34]。初期は『鉄拳』シリーズで使用された[34]。
- NUNG - PS3/Xbox 360に向けて開発された[35]。
- NU3G - 『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』などで使用。
- NUCCライブラリ(サイバーコネクトツー) - サイバーコネクトツーの第三世代開発基盤[32]であり、NUライブラリをベースにCCSの機能を追加したもの[36]。『NARUTO -ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム4』などで使用していたが[37]、その後、同社はUnreal Engineに移行した。
- ヘキサエンジン[38](ヘキサドライブ)
- ヘキサエンジン2.0 - 『ファイナルファンタジー 零式 HD』などで使用[39]。
- GoldSrc(Valve Corporation) - Quake engineベース。『ハーフライフ』で使用。Source Engineの前身。
- X-Ray Engine(GSC Game World) - 『S.T.A.L.K.E.R.』シリーズで使用されていた。
- ディーゼル・エンジン(Overkill Software ← GRIN) - 『バリスティック』、『TERMINATOR SALVATION』、『PAYDAY: The Heist』、『Payday 2』などで使用。後継のValhallaエンジンも開発されていたものの、『Overkill's The Walking Dead』『Payday 3』以降はUnreal Engineへと移行した[40][41]。
- blam!(バンジー) - 『HALO』シリーズなどで使用[42]。
- Serious Engine
- Serious Engine 2 (Croteam) - 『シリアス・サム2』で使用。
- Serious Engine 3 (Croteam) - 『シリアス・サム3: BFE』などで使用。
- Serious Engine 4 (Croteam) - 『シリアス・サム4』[43]、『The Talos Principle』[44]などで使用。『The Talos Principle 2』以降はUnreal Engineへと移行した[45]。
Warner Bros. Games系の旧ゲームエンジン
- LithTech Firebird(Monolith Productions) - 『Middle-earth: Shadow of War』で使用。
- LithTech Jupiter EX(Monolith Productions) - 『F.E.A.R.』シリーズなどで使用。
マイクロソフト系の旧ゲームエンジン
- id TECH5(id Software) - 『Rage』『サイコブレイク』などで使用。
- id Tech 6(id Software) - 『Doom (2016年版)』『Wolfenstein II: The New Colossus』などで使用。
- id Tech 7(id Software) - 『Doom Eternal』などで使用。『インディ・ジョーンズ/大いなる円環』でもid Tech系が使われている[46]。
- XnGine(ベセスダ・ソフトワークス) - 『The Elder Scrolls II: Daggerfall』などで使用していたが、その後NetImmerse/Gamebryoに移行した。
- Creation Engine(ベセスダ・ソフトワークス) - Gamebryoエンジンの派生[47]。『The Elder Scrolls V: Skyrim』『Fallout 4』『Fallout 76』などで使用。
- Slipspace Engine(343 Industries) - blam!エンジンの後継の一つ[42]。『Halo Infinite』で使用[42]。Unreal Engine 5へと移行予定[42]。
テイクツー・インタラクティブ系の旧ゲームエンジン
- LS3D engine(Illusion Softworks (後の2K Czech → Hangar 13) ) - 『Mafia: The City of Lost Heaven』などで使用していたが、その後Illusion Engineに移行した。
- LORE(フィラクシス・ゲームズ) - 『Civilization V』などで使用。『Civilization VI』では新たなゲームエンジンに移行した[48]。
- Mafia Engine(Hangar 13 ← 2K Czech) - 旧Illusion Engine。『Mafia 2』『マフィア III』『Mafia: Definitive Edition』などで使用。『マフィア:オリジン 〜裏切りの祖国』でUnreal Engine 5へと移行した。
ユービーアイソフト系の旧ゲームエンジン
- YETI engine(ユービーアイソフト) - Unreal Engineベース。ゴーストリコンシリーズで使用していたが、その後AnvilNext 2.0に移行した。
- LEAD engine(ユービーアイソフト) - Unreal Engineベース。『スプリンターセル コンヴィクション』『スプリンターセル ブラックリスト』などで使用。
- Jade engine(ユービーアイソフト) - 『Beyond Good & Evil』『プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂』などで使用。
- LyN engine(Ubisoft Montpellier) - 『Rabbids Go Home』『From Dust』などで使用。
- Dunia Engine(Ubisoft Montreal) - 『Far Cry 2』以降、『アバター THE GAME』などで使用。CryEngineの派生。廃止予定[49]。
エレクトロニック・アーツ系の旧ゲームエンジン
- EA Graphics Library(EA Canada) - 『ニード・フォー・スピード』シリーズなどで使用していたが、その後Frostbite 2に移行した[50]。
- Zero(エレクトロニック・アーツ ← Pandemic Studios) - 『スター・ウォーズ バトルフロント』などで使用していた。
- Refractor Engine(EA Digital Illusions CE ← Refraction Games) - 『バトルフィールド1942』『バトルフィールド2』などで使用していたが、その後Frostbiteに移行した。
- Visceral Engine(Visceral Games ← EA Redwood Shores) - 『DEAD SPACE』シリーズなどで使用していた。
- Ignite(エレクトロニック・アーツ) - 『FIFAシリーズ』や『マッデンNFL』シリーズ、『NHLシリーズ』、『NBAライブ』シリーズなどで使用していた。
- Aurora Engine(バイオウェア) - 『Neverwinter Nights』、『The Witcher』などで使用。
- Electron Engine(Obsidian Entertainment) - 『Neverwinter Nights 2』などで使用。
- Odyssey Engine - 『Star Wars: Knights of the Old Republic』、『Star Wars Knights of the Old Republic II』などで使用。
- Eclipse Engine - 『Dragon Age: Origins』などで使用。
- Lycium Engine - 『Dragon Age II』などで使用していたが、その後、Frostbiteに移行した。
- Neon(Codemasters) - 『Colin McRae: Dirt』などで使用。
ミドルウェア
オープンソースエンジン
現行
- Irrlicht Engine - 『SuperTuxKart』などで使用。派生版で非オープンソースのCopperCubeもある。
- OGRE-Next ← OGRE[51](The OGRE Team) - 『Torchlight』などで使用。
- Godot - 『Slay the Spire 2』などで使用
- Stride ← Xenko ← Paradox - シリコンスタジオで開発された。
- UPBGE - Blender Game Engineの後継。
- Open 3D Engine - Amazon Lumberyardの後継。
過去
- Blender Game Engine - 『Yo Frankie!』などで使用。
- Torque(GarageGames)
- Torque Game Engine / Torque Game Engine Advanced / Torque 2D / Torque 3D
- Cocos2d - 主に触控科技によってメンテナンスされていた。
互換エンジン
- ScummVM - 西洋アドベンチャーゲームに使われている様々なゲームエンジンの互換エンジン。2Dゲームが主だが、3D版のResidualVMが統合され、『Grim Fandango』、『Escape from Monkey Island』、『Myst III: Exile』、『The Longest Journey』、Wintermute Engine製などの3Dゲームにも対応している[52]。
- id Tech 4以前
- Quake Engine(id Software) - 『Quake』などで使用。オープンソース化された。
- Doom engine / id Tech 1 - 『DOOM』『Doom II』などで使用。オープンソース化された。
- Quake II engine / id Tech 2 - 『Quake II』などで使用。オープンソース化された。
- id Tech 3 - 『Quake III Arena』『コール オブ デューティ』などで使用。オープンソース化された。
- id Tech 4 - 『Doom 3』『Quake 4』などで使用。オープンソース化された。
- Xash3D - オープンソースのGoldSrc互換エンジン。Android版もある[53]。
- Build - 『Duke Nukem 3D』などで使用。オープンソース化された。
- OpenMW - Gamebryo / Creation Engine互換エンジン。『The Elder Scrolls III: Morrowind』に対応しているほか、それ以降の作品や『Fallout 3』以降の対応も進められている[54]。
- xoreos - Aurora Engine互換エンジン[55]。開発中。
- Panda3D - 元々Disney VR studioによって開発された。『トゥーンタウン・オンライン』などで使用。オープンソース化された。
- Serious Engine 1 (Croteam) - 『シリアス・サム』などで使用。2016年オープンソース化された[56]。
- Dagor Engine(Gaijin Entertainment) - 『War Thunder』で使用。2023年オープンソース化された[57]。
- SAGE←W3D(EA Los Angeles ← Westwood) - 『コマンド&コンカー』シリーズなどで使用。2025年オープンソース化された[58]。