プロジェクト・ヘイル・メアリー
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概要
アンディ・ウィアーの『火星の人』『アルテミス』に次ぐ長編小説の3作目。いわゆるファーストコンタクトを扱ったSF作品で、『火星の人』同様に宇宙に一人きりの主人公が、人類の危機を救うべく奔走するストーリーとなっている[1]。タイトルの「ヘイル・メアリー」はアヴェ・マリアの英語読みで英語圏では「神頼み」を意味し、さらにアメフトで試合終了の間際において劣勢のチームが逆転を狙って成功確率の低い超ロングパスをねらう行為をさすこともある[2]。
本作は2021年ベストSF&ファンタジーの一冊として多く取り上げられており[1]、日本語版についても『火星の人』に次いで二度目となる第53回星雲賞海外長編部門を受賞している[3][4]。
あらすじ
病室のような無人の部屋で、主人公は記憶喪失状態で目を覚ます。部屋には自分のもの以外に2つのベッドが備え付けてあり、コンピュータ制御のロボットアームが身体の維持を行ってくれていたようであるが、自分以外の2人の『患者』はかなり前に死亡しすでにミイラ化していた。
過去の記憶はないものの、科学に関する豊富な知識は失っていなかった主人公は、実験を通じ、自分のいる場所が地球上ではなく宇宙船の中であることに気づく。また徐々に取り戻される記憶から、地球が滅亡の危機に瀕していることと、自分がライランド・グレースという科学者であること、自身が地球を救うためにここにいることにも気づき、地球の危機に立ち向かう決意を固める。
物語は、宇宙船内の出来事の合間に、グレースが過去の記憶をフラッシュバックするシーンが頻繁に挿入されながら進行する。本稿では簡素化のため、それぞれでの出来事をある程度まとめて述べる。
ヘイル・メアリー計画(過去の記憶)
科学者たちによって、太陽と金星を結ぶ赤外線の帯「ペトロヴァ・ライン」が発見され、その明るさが増加するのに比例して太陽の光度が減少していることも観測される。これを放置すると数十年以内に地球は氷河期並みに寒冷化することが予想され、人類は早急な対策を余儀なくされる。国連はESA長官エヴァ・ストラットをこの問題の解決に任命する。問題の発見から1年後、金星に送り込まれた探査機がペトロヴァ・ラインを構成する粒子状物質を採取するが、その粒子は自発的に動き回ることが確認され、生命体である可能性が強く示唆される。
主人公グレースは、分子生物学で博士号をとったものの、宇宙生命に関する異端学説を強硬に唱えたために排斥された後、キャリアを転向し、持ち前のユーモアと科学への愛情を生かして、中学校の科学教師となっていた。グレースの学説と問題の粒子生命体の特性が合致することに注目したストラットは、彼に回収されたサンプルの分析を命じる。グレースは、問題の粒子は単細胞生物であり、熱やあらゆる周波数の電磁波を完全に吸収し、そのエネルギーを再び赤外線として放射することでロケットのように宇宙を移動していることを解明し、この生物をアストロファージと命名する。
グレースはさらに、アストロファージが太陽と金星を往復しながら繁殖していることや、そのメカニズムを突き止めたことをきっかけに、ストラットの率いるヘイル・メアリー計画に参加することとなる。ストラットたちは、アストロファージが近傍の恒星にも次々と「感染」し、星を暗くしていることを発見していた。しかし、太陽系から12光年の位置にあるくじら座タウ星のみ感染を免れていた。そこでストラットたちは、アストロファージを燃料とする宇宙船《ヘイル・メアリー号》を建造。感染に耐性を持つ理由を調査しようとしていた。
アストロファージを燃料として用いたとしても、建造可能な船の大きさや物資の量には厳しい制約があるため、クルーは到着までの時間を危険な昏睡状態で過ごすことになった。また、片道分のアストロファージしか生産する時間がないため、調査の結果を小型宇宙船ビートルズを使って地球に送り返したのち、クルーは現地で安楽死することとなる。
計画は順調に進行し、ヤオ・リー=ジエ船長、エンジニアのオリーシャ・イリュヒナ、科学スペシャリストのマーティン・デュボアの3名がクルーとして選ばれる。グレースは、アストロファージ生物学の専門家として、デュボア及び予備クルーであるアニー・シャピロに自らの知識を共有したり、船に搭載される科学ツールや船外宇宙服の使用テストを行ったり、幅広い形で計画に関与するようになっていく。
協力者との出会い、タウ星系の調査
昏睡中に何らかの理由で死亡し、ミイラとなっていたヤオとイリュヒナを宇宙葬で弔ったのち、グレースがいよいよタウ星系の調査を行おうとしていると、異星人の宇宙船が接近してくる。グレースがブリップAと命名したこの船に乗っている異星人は、星図を用いて自分たちの船がエリダニ40からやってきたことを示す。宇宙船同士を接続し、グレースは相手の異星人とコミュニケーションを進めていく。犬ほどの大きさのクモのような姿をした五足のその異星人は、体表が岩のようなゴツゴツとした甲殻で覆われていたため、グレースは彼をロッキーと命名する。対話を通じて、ロッキーたちの母星も地球と同様アストロファージによる危機に見舞われていることがわかり、二人は問題解決のためにタッグを組む。
ロッキーたちエリディアンの文明は、放射線や相対性理論の存在を知らないまま船を建造していた。そのため、ロッキー以外のクルーは宇宙線による放射線障害で全員死亡しており、ロッキーはタウ星系で46年にわたって孤独に調査を行っていた。さらに、相対性理論を使わずに航行計画を立てていたため、ブリップAには莫大な量のアストロファージ燃料が余っており、ロッキーはグレースが地球に帰れるように燃料を提供することを申し出る。以上のように科学知識において人類に劣る一方で、エリディアンの材料技術は人類のそれを遙かに凌駕しており、例えば彼らの船は、ダイヤモンドよりも硬くかつ割れにくいキセノナイトという素材で作られていた。
グレースたちは、アストロファージはタウ星系においても恒星と惑星を往復しながら繁殖しているが、その量は一定に保たれていることを発見する。その理由は、惑星の大気の中にアストロファージの捕食者がいるためであると推測されたため、グレースとロッキーはキセノナイトを使って長さ10kmの鎖を作成し、大気のサンプルを採集する。サンプルの採集中、船の外殻に穴が開いてしまうが、グレースとロッキーは身の危険を顧みずにお互いの命を救い、危機を切り抜ける。グレースはサンプルから捕食者である微生物を発見し、タウメーバと命名する。
記憶喪失の真相(過去の記憶)
ヘイル・メアリー号打ち上げの直前、事故によって、科学スペシャリストの正規クルー・予備クルーであるデュボアとシャピロが両名とも死亡してしまう。彼らと同等のスキルセットを持ち、長期昏睡に耐性を持つ人材はグレースしか残されていなかったため、ストラットはグレースの意に反してクルーになるよう強要する。ストラットは、グレースが現地で確実に任務を遂行するよう、彼が昏睡から覚める直前に記憶喪失を発生させる薬剤を注入することで、この経緯を忘れさせると告げる。グレースは独房に隔離され、鎮静剤を投与されて意識を失ったままヘイル・メアリー号に搭乗させられていた。
グレースの選択とその結末
グレースとロッキーは、金星やロッキーたちの星で繁殖できるようにタウメーバを品種改良する。ヘイル・メアリー号の修理と燃料補給が済んだ後、二人は別れを告げてお互いの星に帰還する。
地球に向かう途中、グレースはタウメーバが繁殖器から抜け出していることに気がつく。品種改良を経たタウメーバは、キセノナイトを通り抜けられるように進化していた。
タウメーバが燃料のアストロファージにたどり着いたら最後、帰還のための燃料を捕食されて失うことになる。グレースは拡散してしまったタウメーバを再び封じ込めることに成功するが、その時、ロッキーの船であるブリップAがすべてキセノナイトでできていることを思い出す。ブリップAのタウメーバは燃料に容易にたどり着き、燃料を食い尽くしたと推測され、事実、ロッキーの船のエンジンの光は消えていた。
ヘイル・メアリー号に積まれている食料に余裕はなく、ロッキーを故郷まで送り届けた場合、そこからさらに地球に帰るまでの間生き延びられる食料は到底残っていない。エリディアンの食料には人間には有毒な重金属が大量に含まれているため、食べることもできない。グレースはロッキーたちエリディアンを見捨てて地球に帰るか、彼らを救ったのち餓死するかの選択を迫られる。
グレースは悩んだすえ、自らの死を受け入れ、発見したデータとタウメーバ繁殖器を搭載したビートルズ宇宙船を地球に送り返すと、友を救うためブリップAに引き返した。グレースと再会したロッキーは喜び感謝するが、このまま自分たちの星に向かうとグレースが餓死することを知って狼狽する。そこでロッキーは食料がないのならタウメーバを食べればよいのではないかと提案する。
16年後、グレースはタウメーバを当座の食料とすることで生き延び、ロッキーたちの星で暮らしていた。タウメーバを用いてアストロファージ問題を解決したエリディアンは、星を救った恩人であり科学的関心の対象でもあるグレースを生かし続けるため、栄養バランスのとれた合成食料を開発するなど、できる限り快適な環境を提供していた。
ある日、ロッキーが彼の元を訪れ、太陽の光度がアストロファージ問題の発生前のレベルにまで戻ったことを報告する。すなわち、地球人類は氷河期を耐え抜いて文明を維持しており、ビートルズを回収し、タウメーバを金星に散布して問題を解決したのだ。人類文明が存続していることがわかった今、グレースは地球に帰るべきかどうかを真剣に考え始めながら、教室に向かう。彼はこの星で再び教師となっており、若いエリディアンたちに科学を教えているのだった。
登場人物
- ライランド・グレース
- 中学校の科学教師。元々は生物学を研究する科学者だった。水を必要としない生命の存在に固執し、執筆した論文の中で反対する説に立つ研究者を悪し様に糾弾したのちにアカデミアから身を引いていたが、結果的にアストロファージの存在を予見していたことで政府から呼び出される。
- エヴァ・ストラット
- ペトロヴァ対策委員会を率いる元欧州宇宙機関長官。即断即決で高圧的な性格であり、ときに冷酷な決断も行うが、太陽の光が失われ、食糧不足により人類が滅亡することを誰よりも危惧しているがゆえの行動である。各国政府から訴追免除などの絶大な権力と莫大な予算を与えられており、それを最大限に活用してプロジェクト・ヘイル・メアリーを推進する。
- ヤオ・リー=ジエ
- ヘイル・メアリー号の船長に選ばれた中国人の宇宙飛行士。責任感の強い厳格な性格。
- オリーシャ・イリュヒナ
- ヘイル・メアリー号のエンジニアを務めるロシア人。明るく元気な性格で周りを笑わせるムードメーカー的存在だが、ミッション後に自殺する前にヘロインを使って楽しむことを要望するなど、エキセントリックな言動も見せる。酒好きでウォッカを好む。
- マーティン・デュボア
- ヘイル・メアリー号の科学スペシャリストを務めるアメリカ人の宇宙飛行士。礼儀正しく、几帳面な性格。自殺の手段には、窒素による窒息を選ぶ。
- アニー・シャピロ
- プロジェクト・ヘイル・メアリーに志願したアメリカ人の科学者。デュボアの補欠要員。
- ロッケン博士
- プロジェクト・ヘイル・メアリーに参加する科学者。ヘイルメアリー号を巨大な遠心機とし、人工重力を発生させた上で現地での調査を行うことを提案する。グレースの過去の論文に反感をいだいており、彼とはそりが合わない。
- スティーヴ・ハッチ
- プロジェクト・ヘイル・メアリーに参加するロケット技術者。地球に発見データを送るための小型宇宙船「ビートルズ」を開発する。
- ディミトリ・コモロフ博士
- プロジェクト・ヘイル・メアリーに参加するアストロファージ研究者。ヘイル・メアリー号の推進エンジン「スピン・ドライヴ」を開発する。
- ルクレール博士
- プロジェクト・ヘイル・メアリーに参加する気候学者。アストロファージの引き起こす寒冷化を遅らせる方法を探すよう、ストラットに命じられる。
- ラマイ博士
- プロジェクト・ヘイル・メアリーに参加する科学者。人間を長期にわたり昏睡状態にする医療ベッドテクノロジーを開発する。
- ロバート・レデル
- プロジェクト・ヘイル・メアリーに参加するエンジニア。ギャンブル依存性がたたり、重過失による死亡事故を起こして刑務所に服役していたが、アストロファージを大量生産するアイデアを思いついたことをきっかけに、ストラットにスカウトされる。
- イリーナ・ペトロヴァ博士
- ロシアのサンクトペテルブルクにあるプルコヴォ天文台の科学者。アストロファージの作る、太陽から金星に伸びる赤外線の帯を発見する。
- ブラウン博士
- NASAの惑星科学部門責任者。JPLの生中継で金星周回軌道へ送られた無人探査機アークライトの役割を解説し、ペトロヴァ・ラインで採取した物質に関する報告を見守った。
- ロッキー
- エリダニ40の異星人。岩に足が生えたような蜘蛛のような姿をしており眼が無い。太陽と同じく、故郷の恒星の光が失われかけたために送り出された宇宙飛行士で、技術開発を得意とするエンジニア。
用語解説
- アストロファージ
- 「星を食べるもの」の意。太陽と金星を往復しながら繁殖し、太陽の光量を減少させる宇宙微生物。太陽のような高温の環境で吸収したエネルギーを赤外線として放射し、ロケットのように宇宙を移動する。
- 作中の危機の原因である一方、その質量変換による驚異的なエネルギー貯蔵能力を有効活用するため地球で培養され、へイル・メアリー号の燃料として利用される。
- ペトロヴァ・ライン
- 太陽と金星の間で弧を描くように伸びる謎の光の帯。金星に送られた探査機がこのラインの中からアストロファージを発見する。
- ヘイル・メアリー号
- グレースら人類が最後の希望として送り出した宇宙船。最新のテクノロジーが搭載され、居住区画は寝室、ラボ、操縦室の3つのコンパートメントに分かれている。寝室には医療ベッドシステムとロボット・アームが存在し、タウ・セチ星系まで向かうあいだ昏睡状態で過ごすクルーたちを管理する。居住区画と燃料タンク部分を分離して船を回転させることで、遠心力による疑似重力を生むことが可能。動力はアストロファージ。
- タウ・セチ
- クジラ座タウ星。周辺の恒星の中で唯一アストロファージによる感染を免れており、その理由を調査することがヘイル・メアリー号の目的となる。
- 周回する惑星にタウ・セチeがあり、ロッキーにより「エイドリアン」と命名される。
- ペトロヴァ・スコープ
- アストロファージが放出する赤外線だけを見るための特殊な望遠鏡。
- ビートルズ
- タウ・セチでのアストロファージに関する調査結果を地球に送るために開発された4つの小型ポッド。
- ビートルズのファンであるハッチにより、それぞれバンドメンバーの名前を取って「リンゴ」、「ジョージ」、「ジョン」、「ポール」と呼ばれている。
- エリダニ40
- ロッキーの故郷の惑星エリドがある3連星系。この星系の第一惑星であるエリドは、地球と違い酸素が無く、高温高圧な環境。グレースの発案によりエリダニ40星系の異星人は「エリディアン」と呼称される。
- ブリップA
- ロッキーらエリディアンの宇宙船。ヘイル・メアリー号よりも巨大で、当初は23人乗船していた。燃料であるアストロファージを大量に備蓄している。
- キセノナイト
- エリディアンが製造する、キセノンを主とした様々な元素で構成されるタンパク質様物質。ダイヤモンドより硬度が高く、割れにくく、断熱性が非常に高く、素材の配合によって透明にもなる。高圧の大気を持つエリディアンの宇宙船は、この素材で作られている。
執筆背景
『ニューヨーク・タイムズ』で、ウィアーは『火星の人』を完成させた後、複数巻からなるスペースオペラである Zhek という作品にとりかかっており、これは電磁放射線を吸収して恒星間航行の燃料として使える物質に関する物語になるはずであった。7万5千語ほど書いてこのプロジェクトはあきらめ、『アルテミス』(2017) を書き始めた。無慈悲な官僚的キャラクターや宇宙船の燃料として使えるエネルギーを吸収する物質など、Zhek の要素はいくぶん『プロジェクト・ヘイル・メアリー』に持ち込まれている[5]。
タイトルの「ヘイル・メアリー」とはアヴェ・マリアの英語読みで英語圏では「神頼み」のニュアンスを言う[2]。または、アメフトで試合終了の間際において劣勢のチームが逆転を狙って成功確率の低い超ロングパスをねらう行為をさすこともある[2]。
刊行
評価
『ニューヨーク・タイムズ』にてSF作家のアレック・ネヴァラ=リーは「欠点を大目に見られる読者にとっては、魅力的な宇宙の旅が得られる」と述べた[7]。『カーカス・レビュー』は星付きのレビューで「サバイバルと友情の力に関する忘れがたい物語であり、SFの傑作と言うのに不足はない」と評している[8]。
『ワシントン・ポスト』のレビューでアメリカSFファンタジー作家協会会長でSF作家であるメアリ・ロビネット・コワルは、この作品には読者にも伝わりやすいグレースが科学に捧げる情熱など、魅力がいくつかあると述べた。しかしながらコワルは、グレースが直面する問題の中には常識やチェックリストの使用で回避できるものもあり、こうしたチェックリストはヒューマンエラーを減らすため宇宙飛行では広く使われていると書いている[9]。
『ローカス』の評者は、「しかしながら『プロジェクト・ヘイル・メアリー』は『火星の人』の単なる焼き直しではなく、ウィアーの声の祝祭である…『プロジェクト・ヘイル・メアリー』における科学とフィクションの軽快な混合により、ウィアーは自らが今いる場所までたどりつく助けをしてくれた作品のところに戻ってきている」と述べた[10]。『ボストン・グローブ』の評者は、「それでも『プロジェクト・ヘイル・メアリー』は、時に文字通り独創的な方向にジグザグに動く、サスペンスフルな宇宙譚である」と記した[11]。
売り上げ
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』は2021年5月に『ニューヨーク・タイムズ』の印刷・電子書籍混合ベストセラーリストで3位初登場となった[13]。2021年8月までにはこのベストセラーリストに9週間、登場していた[14]。2025年7月に再度2位でベストセラーリストに登場した[15]。2022年2月には3週間にわたって『ニューヨーク・タイムズ』のオーディオフィクションベストセラーリストで1位となった[16][17]。オーディオブックは2025年8月に短期間、再度1位となった[18]。2026年6月4日現在[update]、本書は『ニューヨーク・タイムズ』のベストセラーリストに51週続いて登場している[19]。
『ロサンゼルス・タイムズ』の南カリフォルニアハードカバーフィクションベストセラーリストで2位初登場となった[20]。『ウォール・ストリート・ジャーナル』のハードカバーフィクションベストセラーリストでも同月に6位となった[21]。8月半ばまで『ロサンゼルス・タイムズ』のベストセラーリストにとどまっていた[22]。
2021年8月に『プロジェクト・ヘイル・メアリー』はローカスのハードカバーベストセラーリストで初登場1位となった[23]。その後、5ヶ月間にわたって連続で1位を占有し続けた[24]。その後順位は落ちていったが、2022年6月まで11ヶ月間続いてベストセラーリストにとどまり続けた[25]。
受賞
映画化
ライアン・ゴズリング主演の映画が2026年に公開された。