プロトプテルム

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プロトプテルム学名Plotopterum)は、プロトプテルム科に属する絶滅した潜水性の海鳥古第三紀漸新世の後期から新第三紀中新世の前期にかけて北太平洋に生息した。タイプ種Plotopterum joaquinensisのみが記載されている単型の属である。

将来的にプロトプテルムのホロタイプに指定されることになる化石は、ディック・ビショップとエド・ミッチェルにより、1961年にアメリカ合衆国カリフォルニア州サンホアキン・バレージューエットサンド層英語版ピラミッドヒルサンド部層から発見された。1964年に本標本はビショップによりロサンゼルス郡自然史博物館英語版へ寄贈された。その後1969年に当時同館の科学部門のチーフキュレーターを退任したヒルデガード・ハワードが本標本LACM 8927(左烏口骨の上端)をホロタイプ標本とし、遊泳に向けた適応と特徴的な形質に基づいて新属新種Plotopterum joaquinensisを設立し、また単型の科であるプロトプテルム科を設立した[1]。属名は「遊泳」を意味するPlot-と「翼」を意味する"-pterum"に由来する[1]

長谷川・奥村・岡崎 (1977)は、日本本州に分布する下部中新統瑞浪層群明世層から1976年に回収されたほぼ完全な鳥類の大腿骨を記載し、ウ科の未同定の種とした[2]。それから10年と経たないうちにOlson and Hasegawa (1985)は日本産の化石がプロトプテルム属に属するものであるとし、Plotopterum sp.として再記載した[3]

特徴

古環境

出典

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