ベクタン点
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外ベクタン三角形
△ABC について、BC, CA, ABを一辺に持つ外側の正方形の中心をそれぞれOa, Ob, Ocとする。AOa, BOb, COc は共点でその点を外ベクタン点[訳語疑問点](Outer Vecten point, First Vecten point[6])という。外ベクタン点の三線座標は以下の式で与えられる。
クラーク・キンバーリングの Encyclopedia of Triangle Centers ではX(485)として登録されている。単にベクタン点と言う場合は外ベクタン点を指す。
△OaObOcを外ベクタン三角形[訳語疑問点](Outer Vecten Triangle)という[7]。外ベクタン三角形の重心は元の三角形の重心と一致する。また外ベクタン三角形の垂心は外ベクタン点となる。
内ベクタン点
△ABC について、BC, CA, ABを一辺に持つ内側の正方形の中心をそれぞれIa, Ib, Icとする。AIa, BIb, CIc は共点でその点を内ベクタン点[訳語疑問点](Inner Vecten point,Second Vecten point[6])という。内ベクタン点の三線座標は以下の式で与えられる。
クラーク・キンバリングの Encyclopedia of Triangle Centers ではX(486)として登録されている[8]。
内ベクタン三角形
△IaIbIcを内ベクタン三角形[訳語疑問点](Inner Vecten Triangle)という[9]。内ベクタン三角形の重心は元の三角形の重心と一致する。また内ベクタン三角形の垂心は内ベクタン点となる。
特徴
- X485, X486 九点円の中心、類似重心は共線である。
- ベクタン点はキーペルト双曲線上にある。
- ベクタン点の等角共役点は剣持点である。
- BC, CA, ABを一辺に持つ外側の正方形をそれぞれBAbAcC, CBcBaA, ACaCbBとする。直線BaCa, CbAb, AcBc(flank lines)の直極点をそれぞれQA, QB, QCとすると、AQA, BQB, CQCはX485で交わる[2]。それぞれ、BAbAcC, CBcBaA, ACaCbBを一辺に持つ△ABaCa, △BCbAb, △CAcBc(flank triangles)に対して外側の正方形の中心と、A,B,Cを結んだ直線もまたX485で交わる[4]。X486に関しても同様である。
- AbAc, BcBa, CaCbの成す三角形(Grebe triangle[10])と元の三角形の配景の中心は類似重心である。エルンスト・ヴィルヘルム・グレーベが発見した。そのためドイツでは、類似重心はグレーベ点とも呼ばれる。
