ベクトル測度
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集合体 とバナッハ空間 が与えられたとき、有限加法的ベクトル測度(あるいは、簡潔に測度)とは、 内の任意の互いに素な集合 と に対して
が成り立つような関数 のことを言う。
ベクトル測度 が可算加法的であるとは、 内の任意の互いに素な集合の列 でその合併が に含まれるようなものに対して、
が成り立つことを言う。但し、右辺の級数はバナッハ空間 のノルムについて収束するものとする。
加法的ベクトル測度 が可算加法的であるための必要十分条件は、上述のような任意の列 に対して
が成り立つことである。ここで は のノルムである。
σ-代数上で定義される可算加法的ベクトル測度は、測度や符号付測度、複素測度よりも一般的である。ただしそれらは、それぞれ拡大区間 、実数の集合、および複素数の集合上に値を取る可算加法的関数である。