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ベンゲットアゲハ

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ベンゲットアゲハ
保全状況評価
LOWER RISK - Near Threatened
(IUCN Red List Ver.2.3 (1994))
Status iucn2.3 NT.svg
Status iucn2.3 NT.svg
分類
界 : 動物界 Animalia
門 : 節足動物門 Arthropoda
綱 : 昆虫綱 Insecta
目 : チョウ目 Lepidoptera
科 : アゲハチョウ科 Papilionidae
属 : アゲハチョウ属 Papilio
亜属 : Papilio (Sinoprinceps)
種 : ベンゲットアゲハ P. benguetanus
学名
Papilio benguetanus
Joicey & Talbot, 1923
和名
ベンゲットアゲハ
英名
Benguet Swallowtail

ベンゲットアゲハ (学名 : Papilio benguetanus) は、アゲハチョウ属に分類されるチョウの1種。フィリピンのルソン島北部にのみ生息する固有種であり、日本でも馴染み深いナミアゲハに極めて近縁であり、同種に近い外見を持つ。

1923年にジョイシーとタルボットによって記載された。種小名の benguetanus は、本種の主な生息地であるフィリピン・ルソン島のベンゲット州に由来する[1]。かつてはナミアゲハの亜種 (Papilio xuthus benguetanus) として扱われることもあったが、現在では独立した種として認められるのが一般的である。

形態

成虫の翅の外見はナミアゲハと非常によく似ており、黒地に黄白色の斑紋や線が入る。ナミアゲハと比較すると、黒色の帯が太く、赤色の斑紋がより鮮明に現れる傾向があり、全体として黒っぽくコントラストがはっきりしている等、高山蝶らしい特徴を持つ。前翅はナミアゲハよりもやや小さく丸みを帯びた形状をしており、外側へ膨らむカーブが緩い。また、尾状突起はナミアゲハよりもやや太く短い。季節による差異については、ナミアゲハほど顕著な差は見られない[2]。

一齢幼虫から四齢幼虫は鳥の糞のようなナミアゲハの幼虫に極めて近い見た目をしている。五齢幼虫もナミアゲハと同様に、明るい緑色で胸部には眼状紋をもつが、色が濃く、腹部の黒い帯が太くはっきりと現れる傾向がある[3]。

生態

ナミアゲハと同様にミカン属やキハダ属、ヘンルーダ等のミカン科植物を食草としている。高地に生息するため、成虫は3月から6月にかけての乾季に多く見られる。飛び方は力強く、滑空するように飛ぶ姿が観察される[4]。

分布

保全状況

脚注

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